Antique
2001年1月20日朝。
いつもより少し早めに目が覚める。
いつものように「眠くなる胃薬4点セット」を飲む。
何だか頭と喉が痛かったので、ついでに風邪薬も飲む。
…またまた眠気がやってきた(__).。oO
あ〜、眠気に負けてうつらうつらできるのは、休みの日の醍醐味。
幸せだぁ……( ̄ー ̄)
たららららぁんらららぁんららたぁらら〜♪
遠いところで「ドリフのひげダンスのテーマ」が鳴ってる(爆)
これって、私の携帯の着信音やんなぁ…(_ _)zzz...
………あぁぁぁぁぁぁぁっ、竜樹さんからだぁ( ̄□ ̄;)!!
「もしもし、また遅れたっ?」
「何言ってんの?待ち合わせ時間13時やろ」
…時計を見ると11時σ(^◇^;)
「外見た?雨、降ってるやろ?
今から出たら12時過ぎにそっちに着くから、出れるように準備しといて。迎えに行くから」
「いいの?頑張って駅まで行くよ?」
「雪に変わらなかったら、そっちまで上がれるから待ってて」
電話の声は元気そう。よかった(^m^*)エヘヘ
用意をして靴さえ履けば出られるような状態にして、リビングに下りると
「あんた、また出かけるの?」と母(>_<)
「外見とぉみぃ、雪降ってるよ」と呆れたように付け加えた。
…母に言われて窓の外を見たら、雨は雪に変わっていた(゜o゜)
「またか、冬将軍め……」
思わず恨み言一つ。
「竜樹さん、事故ったりしてないよなぁ…」
また不安になる。
とりあえず「家を出といて」と言われた時間になったので外に出ると、竜樹さんの車が止まってる\(⌒O⌒)/
「あ〜、よかった」
車に乗って、美術館を目指す。
阪神高速は危ないなということで、国道を走ることになる。
長時間運転せんなんので、ひとまずファミレスで昼食を取る。
楽しく食事をし、またドライブ再開。
しかし、今日は異常に寒い。
元気だった竜樹さんも徐々にしんどそうな表情を見せる。
時々休みもって、美術館に着く(_ _)ヾ(^-^)オツカレサマ タツキサン
美術館に入ると、お互い好き勝手に絵を見始める。
12月に展覧会に行ったときほど、他のお客さんがいちゃいちゃしてなかったから、
イライラすることもなく(?)自分の世界にどっぷりはまって見ていられた。
…こういうところに来ると、考えてまうんだよなぁ
今のままの生活続けてていいのかなって。
大学卒業してからも絵を描く時間が欲しくて正社員にならず、描くのに必要なだけ稼げる勤務形態を取った。
そうして就いた職場で竜樹さんと出会った。
出会えたことはすごく嬉しい、今もあなたといられて嬉しい。
でも、そのうち絵を描く時間、どんどん減っていった。
あなたに会うために描く時間が減ったのは構わない。むしろ嬉しいくらい。
だって、時間が足りなきゃ学生の時みたいに食べる時間や寝る時間を削れば済むことだもの。
でも、今みたいに「見えない未来」目指すために自分の時間を「会社の仕事」のために投売りすることを本当に「これでいいの?」って思う時がある。
別に昔みたいな描き方をしなくても、私の心は死なないけれど、今の日常がとても窮屈になることもあるよ。体弱り出してから、てきめん(>_<)
こんな風に、生前苦労しててもきちんと形になってる作品の前に立つと、自分のやってることがすごく空しいって思うの。
「お前の体は絵を描くための道具に過ぎない」
「あの人」は私にそう言い続けた。そうかもしれないって思った。
いつしか、それでいいのかもって思ってた。
「何言ってんねん?健康は何物にも代え難いねんで。体潰すとこまでやったような作品見たって何にもええと思わへんよ、俺は」
竜樹さんは私にそう言った。
やっと「あの人」の遺した呪縛から逃れられるのかもしれない、私の心の奥にしまった傷は本当に癒えるのかもしれない、そう思った。
でも、今はその希望が私の心を傷つけてるような気もする。
どうしよう。もう一度あの頃のような生き方するのが幸せ?
竜樹失ってまで信じられるほどの夢なん?それは?
「その絵、すごいええなぁ」
竜樹さんが私の背中をぽんと叩いて、そう言った。
「…うん、空の色が綺麗やなぁって思ってずっと見ててん」
「すごい奥行きのある絵やと思って、気に入ってん。あそこにあるのは海やろ……」
意見が珍しく一致したからか(笑)一生懸命、自分の気に入った絵の話をする。
しかも、本当に珍しくお互いのお気に入りの絵がすべて一致した。
「…ええ時に声をかけはるなぁ、竜樹さんは」
後ろ暗い物思いから、竜樹さんのいる「現実」に戻ってこれた。
竜樹さんの声がなかったら、かんなりヤバかった。
また「あの人」の許へ引き摺り戻されるところだった。
ひとしきり絵を見て、美術館を後にする。
泥のような物思いをそこに残して。
「体ぼろぼろにしてまで、描かんでもいいってことやね。神様?」
…この寒い中、竜樹さんは無理をしすぎたみたい。
ごはん食べに行っても食が進まず、終始ねむ目の状態(__).。oO
料理屋出てからも、駐車場に車を停めたままでシート倒して眠ってはった。
「私は私のことばっかり考えてうだうだしてるのに、この人は私を外に連れ出すために目茶目茶無理してるんや」
…ごめんね、竜樹さん。
謝ってばかりで反省の色0やって言わないでね。
いつかきっともっと強い意志をもって竜樹さんの横に立つから。
もう少しだけ、この泥のような物思い抱えることを許して下さいね。
きっと、必ず乗り越えて見せるから。
いつもより少し早めに目が覚める。
いつものように「眠くなる胃薬4点セット」を飲む。
何だか頭と喉が痛かったので、ついでに風邪薬も飲む。
…またまた眠気がやってきた(__).。oO
あ〜、眠気に負けてうつらうつらできるのは、休みの日の醍醐味。
幸せだぁ……( ̄ー ̄)
たららららぁんらららぁんららたぁらら〜♪
遠いところで「ドリフのひげダンスのテーマ」が鳴ってる(爆)
これって、私の携帯の着信音やんなぁ…(_ _)zzz...
………あぁぁぁぁぁぁぁっ、竜樹さんからだぁ( ̄□ ̄;)!!
「もしもし、また遅れたっ?」
「何言ってんの?待ち合わせ時間13時やろ」
…時計を見ると11時σ(^◇^;)
「外見た?雨、降ってるやろ?
今から出たら12時過ぎにそっちに着くから、出れるように準備しといて。迎えに行くから」
「いいの?頑張って駅まで行くよ?」
「雪に変わらなかったら、そっちまで上がれるから待ってて」
電話の声は元気そう。よかった(^m^*)エヘヘ
用意をして靴さえ履けば出られるような状態にして、リビングに下りると
「あんた、また出かけるの?」と母(>_<)
「外見とぉみぃ、雪降ってるよ」と呆れたように付け加えた。
…母に言われて窓の外を見たら、雨は雪に変わっていた(゜o゜)
「またか、冬将軍め……」
思わず恨み言一つ。
「竜樹さん、事故ったりしてないよなぁ…」
また不安になる。
とりあえず「家を出といて」と言われた時間になったので外に出ると、竜樹さんの車が止まってる\(⌒O⌒)/
「あ〜、よかった」
車に乗って、美術館を目指す。
阪神高速は危ないなということで、国道を走ることになる。
長時間運転せんなんので、ひとまずファミレスで昼食を取る。
楽しく食事をし、またドライブ再開。
しかし、今日は異常に寒い。
元気だった竜樹さんも徐々にしんどそうな表情を見せる。
時々休みもって、美術館に着く(_ _)ヾ(^-^)オツカレサマ タツキサン
美術館に入ると、お互い好き勝手に絵を見始める。
12月に展覧会に行ったときほど、他のお客さんがいちゃいちゃしてなかったから、
イライラすることもなく(?)自分の世界にどっぷりはまって見ていられた。
…こういうところに来ると、考えてまうんだよなぁ
今のままの生活続けてていいのかなって。
大学卒業してからも絵を描く時間が欲しくて正社員にならず、描くのに必要なだけ稼げる勤務形態を取った。
そうして就いた職場で竜樹さんと出会った。
出会えたことはすごく嬉しい、今もあなたといられて嬉しい。
でも、そのうち絵を描く時間、どんどん減っていった。
あなたに会うために描く時間が減ったのは構わない。むしろ嬉しいくらい。
だって、時間が足りなきゃ学生の時みたいに食べる時間や寝る時間を削れば済むことだもの。
でも、今みたいに「見えない未来」目指すために自分の時間を「会社の仕事」のために投売りすることを本当に「これでいいの?」って思う時がある。
別に昔みたいな描き方をしなくても、私の心は死なないけれど、今の日常がとても窮屈になることもあるよ。体弱り出してから、てきめん(>_<)
こんな風に、生前苦労しててもきちんと形になってる作品の前に立つと、自分のやってることがすごく空しいって思うの。
「お前の体は絵を描くための道具に過ぎない」
「あの人」は私にそう言い続けた。そうかもしれないって思った。
いつしか、それでいいのかもって思ってた。
「何言ってんねん?健康は何物にも代え難いねんで。体潰すとこまでやったような作品見たって何にもええと思わへんよ、俺は」
竜樹さんは私にそう言った。
やっと「あの人」の遺した呪縛から逃れられるのかもしれない、私の心の奥にしまった傷は本当に癒えるのかもしれない、そう思った。
でも、今はその希望が私の心を傷つけてるような気もする。
どうしよう。もう一度あの頃のような生き方するのが幸せ?
竜樹失ってまで信じられるほどの夢なん?それは?
「その絵、すごいええなぁ」
竜樹さんが私の背中をぽんと叩いて、そう言った。
「…うん、空の色が綺麗やなぁって思ってずっと見ててん」
「すごい奥行きのある絵やと思って、気に入ってん。あそこにあるのは海やろ……」
意見が珍しく一致したからか(笑)一生懸命、自分の気に入った絵の話をする。
しかも、本当に珍しくお互いのお気に入りの絵がすべて一致した。
「…ええ時に声をかけはるなぁ、竜樹さんは」
後ろ暗い物思いから、竜樹さんのいる「現実」に戻ってこれた。
竜樹さんの声がなかったら、かんなりヤバかった。
また「あの人」の許へ引き摺り戻されるところだった。
ひとしきり絵を見て、美術館を後にする。
泥のような物思いをそこに残して。
「体ぼろぼろにしてまで、描かんでもいいってことやね。神様?」
…この寒い中、竜樹さんは無理をしすぎたみたい。
ごはん食べに行っても食が進まず、終始ねむ目の状態(__).。oO
料理屋出てからも、駐車場に車を停めたままでシート倒して眠ってはった。
「私は私のことばっかり考えてうだうだしてるのに、この人は私を外に連れ出すために目茶目茶無理してるんや」
…ごめんね、竜樹さん。
謝ってばかりで反省の色0やって言わないでね。
いつかきっともっと強い意志をもって竜樹さんの横に立つから。
もう少しだけ、この泥のような物思い抱えることを許して下さいね。
きっと、必ず乗り越えて見せるから。
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週末のささやかなご褒美
2001年1月19日昨晩寝る前に、会社でこそこそプリントアウトしたベタの飼育方法の記事をクリアファイルに入れてまとめた。
「明日は会社帰りに竜樹さんに会えるぞ、頑張ろう」
朝起きて、また「眠くなる胃薬4点セット」を飲み、ベタのファイルを持って家を出る。
よろよろとハイスピードに自転車かっとばし、会社に行く。
とにかく、残業しても30分以内に収めないと、待ち合わせ場所に時間通り辿り着けなさそうなので、朝から猛烈な勢いで仕事を進めていく。
だけど、今日は〆日。しかも20日。
やることはどんどん増えていく(-△-;)
…結局、定時から30分過ぎてしまった(>_<;)
慌てて着替えて、自転車かっ飛ばして駅に向かう。
どたばた走って電車に飛び乗る。
途中で乗り換え、竜樹さんと待ち合わせしてる駅に向かう。
電車乗り換えた途端、携帯が鳴る。
「今から会社の方に迎えに行ったろか?」
「あと5分ほどで待ち合わせしてる駅につくから、予定通りでいいよ」
電車の中だったから、慌てて電話を切る。
「もうすぐ、会えるんだ」
待ち合わせの駅に着く。
竜樹さんに電話したら、「もう暫くかかるから暖かいところで待ってて」とのこと。
どうせなら、先に携帯を取りに行こう。
寒くて暗い道をがっがと歩いていく。
携帯を取りに行って戻る頃、竜樹さんから電話。
「シチュー屋の前で待ってて」
シチュー屋の前にやってきた竜樹さんの頭は相変わらず寒そう(笑)
やると怒られるんだけど、思わずぐしゃぐしゃってやってしまう。
「やめろやぁ〜」
と言う彼の顔は笑っていたけど…(^m^*)エヘヘ
二人並んで、ビーフシチューを食べる。
ここのシチューはおいしいのだ。
まだ胃は完治していないというのに、ばくばく食べる。
ふと隣を見ると、ねむ目の竜樹さんはのつのつしてる。
「背中、痛いの?」
「俺、霄に会う前に軽く食べたから…」
…結局、竜樹さんの食べきれなかったシチューも貰い、食べきった(゜o゜)
近くにいたカップルの女の子、竜樹さんとシチューの皿を交換したとき人の顔見て「ぷっ」と笑った(-_-メ)
5年近く一緒にいてりゃ、この程度で「いやぁん。食べらんなぁい」なんて言わねぇんだよ(爆)
…単に「オバタリアン(死語)」化してるだけか、私が(爆)
店を出た後、竜樹さんはゆっくりお話がしたかったみたい。
ディスカウントストアで買出しした時も「どっかでゆっくり話でもしたいなぁ」って言ってた。
…でも、竜樹さん。すんごいねむ目だよ(=_=).。oO
「明日も会うんだし、明日ゆっくりお話したらいいよぉ。
それよか、今日はゆっくり休んで明日また元気に会おうよ」
「…そやなぁ」
ちょっと残念そうにそう言って、車を走らせる。
…本当は、私だってゆっくりお話したかったんだよ。
あわよくば、じゃれあいっこできたらいいなと思ってたんだから(^^ゞ
私の自宅の近くで車は止まる。
「じゃあ、気をつけてね」
お別れのキスをしようとしたら、「今日はダメ」って言われてしまった(T^T)
…もしかして、さりげなく仕返し?
明日もデート(*^-^*)
明日は甘甘デート、目指すぞっとp(^-^)q
「明日は会社帰りに竜樹さんに会えるぞ、頑張ろう」
朝起きて、また「眠くなる胃薬4点セット」を飲み、ベタのファイルを持って家を出る。
よろよろとハイスピードに自転車かっとばし、会社に行く。
とにかく、残業しても30分以内に収めないと、待ち合わせ場所に時間通り辿り着けなさそうなので、朝から猛烈な勢いで仕事を進めていく。
だけど、今日は〆日。しかも20日。
やることはどんどん増えていく(-△-;)
…結局、定時から30分過ぎてしまった(>_<;)
慌てて着替えて、自転車かっ飛ばして駅に向かう。
どたばた走って電車に飛び乗る。
途中で乗り換え、竜樹さんと待ち合わせしてる駅に向かう。
電車乗り換えた途端、携帯が鳴る。
「今から会社の方に迎えに行ったろか?」
「あと5分ほどで待ち合わせしてる駅につくから、予定通りでいいよ」
電車の中だったから、慌てて電話を切る。
「もうすぐ、会えるんだ」
待ち合わせの駅に着く。
竜樹さんに電話したら、「もう暫くかかるから暖かいところで待ってて」とのこと。
どうせなら、先に携帯を取りに行こう。
寒くて暗い道をがっがと歩いていく。
携帯を取りに行って戻る頃、竜樹さんから電話。
「シチュー屋の前で待ってて」
シチュー屋の前にやってきた竜樹さんの頭は相変わらず寒そう(笑)
やると怒られるんだけど、思わずぐしゃぐしゃってやってしまう。
「やめろやぁ〜」
と言う彼の顔は笑っていたけど…(^m^*)エヘヘ
二人並んで、ビーフシチューを食べる。
ここのシチューはおいしいのだ。
まだ胃は完治していないというのに、ばくばく食べる。
ふと隣を見ると、ねむ目の竜樹さんはのつのつしてる。
「背中、痛いの?」
「俺、霄に会う前に軽く食べたから…」
…結局、竜樹さんの食べきれなかったシチューも貰い、食べきった(゜o゜)
近くにいたカップルの女の子、竜樹さんとシチューの皿を交換したとき人の顔見て「ぷっ」と笑った(-_-メ)
5年近く一緒にいてりゃ、この程度で「いやぁん。食べらんなぁい」なんて言わねぇんだよ(爆)
…単に「オバタリアン(死語)」化してるだけか、私が(爆)
店を出た後、竜樹さんはゆっくりお話がしたかったみたい。
ディスカウントストアで買出しした時も「どっかでゆっくり話でもしたいなぁ」って言ってた。
…でも、竜樹さん。すんごいねむ目だよ(=_=).。oO
「明日も会うんだし、明日ゆっくりお話したらいいよぉ。
それよか、今日はゆっくり休んで明日また元気に会おうよ」
「…そやなぁ」
ちょっと残念そうにそう言って、車を走らせる。
…本当は、私だってゆっくりお話したかったんだよ。
あわよくば、じゃれあいっこできたらいいなと思ってたんだから(^^ゞ
私の自宅の近くで車は止まる。
「じゃあ、気をつけてね」
お別れのキスをしようとしたら、「今日はダメ」って言われてしまった(T^T)
…もしかして、さりげなく仕返し?
明日もデート(*^-^*)
明日は甘甘デート、目指すぞっとp(^-^)q
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この期に及んで…
2001年1月18日昨晩はベタ関連のHP詣して、必要な記事をGET!
FDに落として会社でプリントアウトすべく、FDを鞄にしまう。
…満足して、「眠り姫モード」に飲まれていった。
朝起きて、「眠くなる胃薬4点セット」を飲んで出勤。
電車乗ってても、意識が落ちそうになる。
最寄の駅から自転車で会社に向かう時も、ハンドル切り損なって電柱にぶつかりそうになったり、車にぶつかりそうになったりする。
幸いスピードだけは従来通り、のろのろ運転の車をぴゃーんと追い抜く位の速さを維持している。
「いつか車にはねられるぞ」とはボスの言葉。
…まだ、竜樹さんとお別れしたくないから、気をつけよう(^^ゞ
…と決意を新たにしたものの(?)眠いものは眠い(_ _)zzz...
胃が悪い時にコーヒー飲むのはご法度とは言え、眠いものは眠い。
台所に行って、少し濃い目のコーヒーを作る。
飲むと少しは眠気は治まるけど、暫くするとまた眠くなる。
そうしてるうちに眠気は抜けるけど、今度は気持ち悪くなる(;´Д`)
…まったく救いようのない患者だなぁと自分でも思う。
そういう体が中途半端に悪い時に考えることは、いつもろくでもないことばかり。
ここのところ、疑問に思いながらいつも意識を向けないようにしてたことがある。
「愛情はいつか変質するのかなぁ」
竜樹さんに去年の11月、「これからもずっと一緒にいよう」と言ってもらった時は、純粋に嬉しくて何も考えなかったのだけど、ここ数ヶ月いろんなことを見聞きするうちに、そんな疑問が湧きあがるようになった。
この世の中に変わらないものなどあるはずがないことはよく判ってるのだけど、現状の「竜樹と霄の愛情の形」を維持することが一緒になることで叶わなくなるのかと思うと、「別に『一緒になる』ことに固執しなくても、今のままの形維持できる方がいいんでない?」と思ったりする。
去年にもそう思うことがあって、一度「『一緒に住むけど、籍は入れないでいい?』って親に言おうかと思うねん。竜樹さんにとっても、都合よくない?」って竜樹さんに聞いて、
「あほか!?お前は。そんな言い分通るわけないやろ?そんなしょうもないことを言う前に、もっと前向きに物事を進めていくこと考え」って言われたことがある。
…再びそんな迷いごと言える訳もない。
多分、最近親がやたらに「恋愛結婚はいいとこしか見えてない状態から生活スタートさせるから、一緒にいてるうちに嫌な部分ばかり目に付いて、そのうちだめになることが多いよ」みたいなことばかり言うのを聞いて、強く思うようになったのだろう。
彼女の場合、「恋愛結婚」を否定してるのではなく、「竜樹さんとの結婚」を否定してるのだということくらい承知してるけど、あんまりしつこく言われると、弱ってる時は「そうなのかな?」って思ってしまう。
…彼女のことが大嫌いなら、まったく聞く耳持たないまま進んだらええわって気分にもなるけど、そうでないから困るのだ。
どうせ、最後には私の意思で歩いてくだろうとは思うけど…
でも、どうせなら否定され続けるよりかは、少しでも認めてもらいたいよね?
そう思わなかったら、もっと早く家族なんて捨てれたって思ってる。
…あぁ、うざってぇ。早くしっかりしたいよぉ(T^T)
そんなけったいな考えに取りつかれながら、もくもくと仕事を片付ける。
「こんなしんどい時くらい、働きたくないなぁ」
そうは思うけれど、怠け心出して仕事なくして竜樹さんと共にあれるはずもないことは重々承知してるから、きりきりと頑張ってみる。
仕事をする裏でそんな辛気臭いこと考えて会社にいるとは誰が知るわけでもなく、
早く帰って休もうと片付けてる私の前に、上司は容赦なく仕事を持ってくる( ̄□ ̄;)!!
「ちっしょー、人を殺す気かよぅ」
そう言って、上司の胸倉つかんでぶんぶんするわけにもいかず(爆)再び仕事の山を片付けていく。
…終わったのは、終業時間から1時間ほど経った頃だった。
よろよろと退社する。
そして再び意識を繋ぐことに専念して、電車に乗る。
明日こそ、仕事引っ張りませんように。
早くこの辛気臭い物思いから開放されますように。
竜樹さんには笑顔だけをあげたいから…
FDに落として会社でプリントアウトすべく、FDを鞄にしまう。
…満足して、「眠り姫モード」に飲まれていった。
朝起きて、「眠くなる胃薬4点セット」を飲んで出勤。
電車乗ってても、意識が落ちそうになる。
最寄の駅から自転車で会社に向かう時も、ハンドル切り損なって電柱にぶつかりそうになったり、車にぶつかりそうになったりする。
幸いスピードだけは従来通り、のろのろ運転の車をぴゃーんと追い抜く位の速さを維持している。
「いつか車にはねられるぞ」とはボスの言葉。
…まだ、竜樹さんとお別れしたくないから、気をつけよう(^^ゞ
…と決意を新たにしたものの(?)眠いものは眠い(_ _)zzz...
胃が悪い時にコーヒー飲むのはご法度とは言え、眠いものは眠い。
台所に行って、少し濃い目のコーヒーを作る。
飲むと少しは眠気は治まるけど、暫くするとまた眠くなる。
そうしてるうちに眠気は抜けるけど、今度は気持ち悪くなる(;´Д`)
…まったく救いようのない患者だなぁと自分でも思う。
そういう体が中途半端に悪い時に考えることは、いつもろくでもないことばかり。
ここのところ、疑問に思いながらいつも意識を向けないようにしてたことがある。
「愛情はいつか変質するのかなぁ」
竜樹さんに去年の11月、「これからもずっと一緒にいよう」と言ってもらった時は、純粋に嬉しくて何も考えなかったのだけど、ここ数ヶ月いろんなことを見聞きするうちに、そんな疑問が湧きあがるようになった。
この世の中に変わらないものなどあるはずがないことはよく判ってるのだけど、現状の「竜樹と霄の愛情の形」を維持することが一緒になることで叶わなくなるのかと思うと、「別に『一緒になる』ことに固執しなくても、今のままの形維持できる方がいいんでない?」と思ったりする。
去年にもそう思うことがあって、一度「『一緒に住むけど、籍は入れないでいい?』って親に言おうかと思うねん。竜樹さんにとっても、都合よくない?」って竜樹さんに聞いて、
「あほか!?お前は。そんな言い分通るわけないやろ?そんなしょうもないことを言う前に、もっと前向きに物事を進めていくこと考え」って言われたことがある。
…再びそんな迷いごと言える訳もない。
多分、最近親がやたらに「恋愛結婚はいいとこしか見えてない状態から生活スタートさせるから、一緒にいてるうちに嫌な部分ばかり目に付いて、そのうちだめになることが多いよ」みたいなことばかり言うのを聞いて、強く思うようになったのだろう。
彼女の場合、「恋愛結婚」を否定してるのではなく、「竜樹さんとの結婚」を否定してるのだということくらい承知してるけど、あんまりしつこく言われると、弱ってる時は「そうなのかな?」って思ってしまう。
…彼女のことが大嫌いなら、まったく聞く耳持たないまま進んだらええわって気分にもなるけど、そうでないから困るのだ。
どうせ、最後には私の意思で歩いてくだろうとは思うけど…
でも、どうせなら否定され続けるよりかは、少しでも認めてもらいたいよね?
そう思わなかったら、もっと早く家族なんて捨てれたって思ってる。
…あぁ、うざってぇ。早くしっかりしたいよぉ(T^T)
そんなけったいな考えに取りつかれながら、もくもくと仕事を片付ける。
「こんなしんどい時くらい、働きたくないなぁ」
そうは思うけれど、怠け心出して仕事なくして竜樹さんと共にあれるはずもないことは重々承知してるから、きりきりと頑張ってみる。
仕事をする裏でそんな辛気臭いこと考えて会社にいるとは誰が知るわけでもなく、
早く帰って休もうと片付けてる私の前に、上司は容赦なく仕事を持ってくる( ̄□ ̄;)!!
「ちっしょー、人を殺す気かよぅ」
そう言って、上司の胸倉つかんでぶんぶんするわけにもいかず(爆)再び仕事の山を片付けていく。
…終わったのは、終業時間から1時間ほど経った頃だった。
よろよろと退社する。
そして再び意識を繋ぐことに専念して、電車に乗る。
明日こそ、仕事引っ張りませんように。
早くこの辛気臭い物思いから開放されますように。
竜樹さんには笑顔だけをあげたいから…
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「眠り姫週間」、始まる(爆)
2001年1月17日朝起きて、病院で貰った胃薬を飲む。
飲むと胃痛は治まるけど、ものすご眠気に襲われる(_ _)zzz...
会社に行っても、眠気は抜けない。
風邪薬飲んで眠くなるのはよくあることだけど、胃薬飲んで眠くなるなんてのは初めて。
…胃が痛くても痛くなくても辛いなぁ
会社では鏡開きした餅が余っていて、15時のお茶の時にやけくそのように餅が入ったぜんざいが出てくる(+_+)
今日はボスが餅を焼いた。
「金ちゃん、餅は食っても胃に悪くないから、食べ食べぇ」
…そう言われると「いやぁ、あきませんわ」と言って逃げることは出来ない(・_・;)
重たい胃を抱えてきりきり仕事をする。
帰宅途中も眠くて落ちそう(_ _)zzz...
いつも習慣にしてる「竜樹さんメール」も打てる状態でない。
とりあえず、家に辿り着くことだけを目標にして意識を繋ぐ。
…先生、胃薬になんか混ぜてはります?
食事をとっても眠気は倍増。
食後に薬を飲むから、さらに眠気は倍増(__).。oO
友達のHPにメッセージを書きに行ったあと、床の上で転寝してしまった(×_×;)
…気が付くと、日付が変わっていた。
慌てて竜樹さんに電話する。
もう夜も遅いので、とっとと話切り上げないとかわいそうと思って急いで切ろうとしたら、
「こないだ、利用休止した携帯の本体、まだ取りに行ってへんやろ?
19日の日に一緒に取りに行こうか?」
と竜樹さんが言い出した。
…会えるのはとても嬉しいけど、一日いろいろ用事をして勉強してと忙しい人に、わざわざ出向いてもらうのは辛いなと思ったので、さりげに「土曜日に会うし、土曜でいいよ」と言ったら、
「土曜日は土曜日でいろいろせんなんから、金曜日に済ましてしまおうや。
食事したり『花金』らしくしたらええやん」
と言ってくれる。
「わかったぁ。早く仕事片付けて会いに行くね」
元気よく答えた。
「俺も用事済ませてから行くから、きちんと仕事したらええで」
…い〜や。竜樹さんに会うためなら、戦闘モード150%で片付けるよ。
気が付くと結構遅くなったので、電話を切った。
「嬉しいじゃないか」
一人呟いてみる。
16日に叶わなかった、お誕生会を軽くするのもいい。
こないだのベタ(金魚)のこともあったから、HP詣でして育て方とか詳しく載ってる記事を見つけてプリントアウトしておこう。
まだまだ「眠り姫モード」にする胃薬は残っててもう暫く眠気と戦わんなんけど、竜樹さんに喜んでもらえるよう、準備する気力を奮い立たせようっと。
さぁ、これからチェックしておいたベタのHP詣に行って来ようっとp(^-^)q
飲むと胃痛は治まるけど、ものすご眠気に襲われる(_ _)zzz...
会社に行っても、眠気は抜けない。
風邪薬飲んで眠くなるのはよくあることだけど、胃薬飲んで眠くなるなんてのは初めて。
…胃が痛くても痛くなくても辛いなぁ
会社では鏡開きした餅が余っていて、15時のお茶の時にやけくそのように餅が入ったぜんざいが出てくる(+_+)
今日はボスが餅を焼いた。
「金ちゃん、餅は食っても胃に悪くないから、食べ食べぇ」
…そう言われると「いやぁ、あきませんわ」と言って逃げることは出来ない(・_・;)
重たい胃を抱えてきりきり仕事をする。
帰宅途中も眠くて落ちそう(_ _)zzz...
いつも習慣にしてる「竜樹さんメール」も打てる状態でない。
とりあえず、家に辿り着くことだけを目標にして意識を繋ぐ。
…先生、胃薬になんか混ぜてはります?
食事をとっても眠気は倍増。
食後に薬を飲むから、さらに眠気は倍増(__).。oO
友達のHPにメッセージを書きに行ったあと、床の上で転寝してしまった(×_×;)
…気が付くと、日付が変わっていた。
慌てて竜樹さんに電話する。
もう夜も遅いので、とっとと話切り上げないとかわいそうと思って急いで切ろうとしたら、
「こないだ、利用休止した携帯の本体、まだ取りに行ってへんやろ?
19日の日に一緒に取りに行こうか?」
と竜樹さんが言い出した。
…会えるのはとても嬉しいけど、一日いろいろ用事をして勉強してと忙しい人に、わざわざ出向いてもらうのは辛いなと思ったので、さりげに「土曜日に会うし、土曜でいいよ」と言ったら、
「土曜日は土曜日でいろいろせんなんから、金曜日に済ましてしまおうや。
食事したり『花金』らしくしたらええやん」
と言ってくれる。
「わかったぁ。早く仕事片付けて会いに行くね」
元気よく答えた。
「俺も用事済ませてから行くから、きちんと仕事したらええで」
…い〜や。竜樹さんに会うためなら、戦闘モード150%で片付けるよ。
気が付くと結構遅くなったので、電話を切った。
「嬉しいじゃないか」
一人呟いてみる。
16日に叶わなかった、お誕生会を軽くするのもいい。
こないだのベタ(金魚)のこともあったから、HP詣でして育て方とか詳しく載ってる記事を見つけてプリントアウトしておこう。
まだまだ「眠り姫モード」にする胃薬は残っててもう暫く眠気と戦わんなんけど、竜樹さんに喜んでもらえるよう、準備する気力を奮い立たせようっと。
さぁ、これからチェックしておいたベタのHP詣に行って来ようっとp(^-^)q
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…HAPPY BIRTHDAY
2001年1月16日今朝も起きると、胃痛と吐き気がひどかったので、半休を取って病院に行くことにする。
私が家を出る頃には会社にはまだ誰もいないので、みんなが出勤する時間まで横になって待ってる……
気が付いたら始業から45分も経っていたΣ( ̄ロ ̄|||)
「あかん、転寝してもた」
慌てて会社に電話して、母に病院まで送ってもらった。
病院に行くと、簡単な触診だけで終わり。
「胃潰瘍の特効薬を1週間分出しておくから、それで症状が改善されなかったらまた来てください」
…え、それだけ?
胃の中、見なくていいほど症状軽かったの?
私的にはめちゃめちゃしんどかったのに、こんなに簡単に片付くんや…
ヘンにショックを受けながら、会社へ向かう。
会社に行って、上司と同僚に謝り倒してから仕事を始める。
「金ちゃん、手術するんか?」とニコニコ顔でボスが言う。
…やばい、このままではリストラ候補?1や!?
ひたすら黙ってキリキリ仕事をする。
頑張った甲斐があってか、無事定時に仕事を終えられた。
「竜樹さんに電話して、小さな水槽とヒーターを買いに行かな」
そう思って電話をしたら、
「今日は冷え込みきついし、もう少し暖かい日に会おう」
…そう言われてしまった(;n;)
寒さが厳しくなると、彼の背中は痛み始める。
薬を飲んでも、完全には治まらない。
昔から彼は、体調が悪いと会いたがらない。
「調子が悪いところを見せたくない」からって。
…それも判るけどさ、今日は竜樹さんのお誕生日だよ?
一緒にいて、気が紛れるってことないかなぁ?
…その言葉は飲み込んだ。
冷え込みがきついと、私の家に向かう道は凍結する可能性が高い。
自分が送っていくことを考えた時、体調が悪い上に路面の状態が悪いことが予見できたら、日を改めようと思う人だ、彼は。
「…わかった、帰るよ」
「家に帰ったら、電話してな」
そうして家に帰ることにする。
「冬将軍はフェニクスの命奪うだけじゃなくて、私たちが会うことまで阻んだか…」
滅入りそうな気分を抱えて家に帰った。
ご飯を食べて一息ついて、お風呂に入ってから竜樹さんに電話する。
…あ、鎮痛剤か睡眠薬飲んでるな
すぐにわかった。
何となく話しててもだるそうで、話すべきことを思い出すのに必死になってる。
そのくせ、「もう疲れてそうだし、明日話そうね」って言うと、明日の予定やら今週末に会う時したいことを話し出したりする。
彼の口調がちょっとキツイ感じがして、悲しくなる場面もあったけど、痛み止めとか飲まれてしまってるときは仕方が無い。
(友達には「あんた、甘やかしすぎ」って言われるけど)
…そう思って、電話を切った。
私は冬が好きなのだけど、竜樹さんの背中が痛む時は「早く暖かくなればいいのに」と思う。
そうしたら、もう少し竜樹さんは体の痛みと闘わずに、おおらかでいられるのかな?って思うから。
おおらかな竜樹さんの傍でおおらかに笑う私になれるかもしれないって思うから。
明日は、少しでも暖かくなりますように。
ぎすぎすした空気の中から言葉を選んで繋ぎ合わせるのではなく、暖かな笑顔で2人が向き合えますように。
私が家を出る頃には会社にはまだ誰もいないので、みんなが出勤する時間まで横になって待ってる……
気が付いたら始業から45分も経っていたΣ( ̄ロ ̄|||)
「あかん、転寝してもた」
慌てて会社に電話して、母に病院まで送ってもらった。
病院に行くと、簡単な触診だけで終わり。
「胃潰瘍の特効薬を1週間分出しておくから、それで症状が改善されなかったらまた来てください」
…え、それだけ?
胃の中、見なくていいほど症状軽かったの?
私的にはめちゃめちゃしんどかったのに、こんなに簡単に片付くんや…
ヘンにショックを受けながら、会社へ向かう。
会社に行って、上司と同僚に謝り倒してから仕事を始める。
「金ちゃん、手術するんか?」とニコニコ顔でボスが言う。
…やばい、このままではリストラ候補?1や!?
ひたすら黙ってキリキリ仕事をする。
頑張った甲斐があってか、無事定時に仕事を終えられた。
「竜樹さんに電話して、小さな水槽とヒーターを買いに行かな」
そう思って電話をしたら、
「今日は冷え込みきついし、もう少し暖かい日に会おう」
…そう言われてしまった(;n;)
寒さが厳しくなると、彼の背中は痛み始める。
薬を飲んでも、完全には治まらない。
昔から彼は、体調が悪いと会いたがらない。
「調子が悪いところを見せたくない」からって。
…それも判るけどさ、今日は竜樹さんのお誕生日だよ?
一緒にいて、気が紛れるってことないかなぁ?
…その言葉は飲み込んだ。
冷え込みがきついと、私の家に向かう道は凍結する可能性が高い。
自分が送っていくことを考えた時、体調が悪い上に路面の状態が悪いことが予見できたら、日を改めようと思う人だ、彼は。
「…わかった、帰るよ」
「家に帰ったら、電話してな」
そうして家に帰ることにする。
「冬将軍はフェニクスの命奪うだけじゃなくて、私たちが会うことまで阻んだか…」
滅入りそうな気分を抱えて家に帰った。
ご飯を食べて一息ついて、お風呂に入ってから竜樹さんに電話する。
…あ、鎮痛剤か睡眠薬飲んでるな
すぐにわかった。
何となく話しててもだるそうで、話すべきことを思い出すのに必死になってる。
そのくせ、「もう疲れてそうだし、明日話そうね」って言うと、明日の予定やら今週末に会う時したいことを話し出したりする。
彼の口調がちょっとキツイ感じがして、悲しくなる場面もあったけど、痛み止めとか飲まれてしまってるときは仕方が無い。
(友達には「あんた、甘やかしすぎ」って言われるけど)
…そう思って、電話を切った。
私は冬が好きなのだけど、竜樹さんの背中が痛む時は「早く暖かくなればいいのに」と思う。
そうしたら、もう少し竜樹さんは体の痛みと闘わずに、おおらかでいられるのかな?って思うから。
おおらかな竜樹さんの傍でおおらかに笑う私になれるかもしれないって思うから。
明日は、少しでも暖かくなりますように。
ぎすぎすした空気の中から言葉を選んで繋ぎ合わせるのではなく、暖かな笑顔で2人が向き合えますように。
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お誕生日の前なのに…(;n;)
2001年1月15日昨日は結構遅くに眠ったのに、朝は割とすっきり目が覚める。
お布団から抜け出したら……
うわぁぁぁぁぁん、胃がめっちゃ痛い(;´Д`)
…もう今週中に絶対医者に行くぞ!
とっとと決着つけたる!!!!!(涙)
会社の最寄駅から自転車に乗ると、手がめっちゃ痛い(x_x)
こんなことは初めてだ。
会社に着いたら、会社中の水道から水が出ないと大騒ぎ。
……今日、めっちゃ寒かってんや
冷え冷えした会社の中で、脳が凍結しそうになりながら、心だけはきりきりと仕事をする。
「今日やたら寒いけど、竜樹さん大丈夫かな?」
そう思いながら、またきりきり働く。
会社は無事定時に出られたけど、神経燃え尽きてしまって(爆)、寄り道する気力が起こらない。
仕方なく、真っ直ぐ家に帰ることにする。
電車の中で竜樹さんにメールを打ち、乗り換えのために電車降りたらあまりに寒かったので、本屋に寄る。
そこで、メールの着信音。
…あ、竜樹さんだ。
「フェニクスが死にました。
寒さのせいです。
冬将軍の勝ちです。
輪廻転生はあっても、火の鳥は蘇りません。
残念です。どうやら、運命とは決まっているみたいです。
盛者、必衰の理りをあらわすって、本当のようです。」
フェニクスというのは、彼の飼っている金魚(正確には「ベタ」という熱帯系の魚)のうちの1匹。
彼は世話を怠らない人で、年末の神戸小旅行の時も「誰も世話する人がいないから」といって、ペットボトルに入れて連れてきていた。
過保護にはしてなかったけど、大切に育てていたのに…
私がそのことを聞いても、きっとヤツは冷静に振舞うのだろう。
で、見てないところでがっかりするんだよ。
そう思うと一気に悲しくなってきて、本を探すような気分でなくなり、家に帰った。
…明日は彼の誕生日。
誕生日前になんちゅうことしてくれるねん、神様p( ̄^ ̄)q
せっかく彼が元気になってきたというのに…
急に寒波なんてよこすなよぉ、ばかぁぁぁぁぁぁっ!
明日は何が何でも定時に仕事を終わらせて、竜樹さんに会いに行こう。
プレゼントにCKのジーンズを買ってあげようと思ってたけど、やめた。
小さな水槽とヒーターを買って持っていこう。
電気つけっぱなしにするのを嫌がるだろうけど、関係ないもんね。
金魚の命の方が大事だよ。
竜樹さんががっかりしない方が大事だよ。
…日付が変わる少し前に、竜樹さんに電話。
いろいろやることが多くて、やっぱり感情が表に出せないみたい。
「私の前では、ちったぁ甘えてもいいんだよ。
悲しいのも嫌な気分も、会った時ちゃんと貰ったげるから」
そう言ってみる。
「…おう、頼むわ」
明日会うかどうかは、天候次第ということになったけど、なるべく早いうちに彼のスイッチを少し切る機会を作ろう。
彼の時間に少し余裕がある間に、できることはしておきたいから…
どうか明日はあまり冷え込みませんように。
間違っても、雪が降ったり路面が凍結したりしませんように。
お布団から抜け出したら……
うわぁぁぁぁぁん、胃がめっちゃ痛い(;´Д`)
…もう今週中に絶対医者に行くぞ!
とっとと決着つけたる!!!!!(涙)
会社の最寄駅から自転車に乗ると、手がめっちゃ痛い(x_x)
こんなことは初めてだ。
会社に着いたら、会社中の水道から水が出ないと大騒ぎ。
……今日、めっちゃ寒かってんや
冷え冷えした会社の中で、脳が凍結しそうになりながら、心だけはきりきりと仕事をする。
「今日やたら寒いけど、竜樹さん大丈夫かな?」
そう思いながら、またきりきり働く。
会社は無事定時に出られたけど、神経燃え尽きてしまって(爆)、寄り道する気力が起こらない。
仕方なく、真っ直ぐ家に帰ることにする。
電車の中で竜樹さんにメールを打ち、乗り換えのために電車降りたらあまりに寒かったので、本屋に寄る。
そこで、メールの着信音。
…あ、竜樹さんだ。
「フェニクスが死にました。
寒さのせいです。
冬将軍の勝ちです。
輪廻転生はあっても、火の鳥は蘇りません。
残念です。どうやら、運命とは決まっているみたいです。
盛者、必衰の理りをあらわすって、本当のようです。」
フェニクスというのは、彼の飼っている金魚(正確には「ベタ」という熱帯系の魚)のうちの1匹。
彼は世話を怠らない人で、年末の神戸小旅行の時も「誰も世話する人がいないから」といって、ペットボトルに入れて連れてきていた。
過保護にはしてなかったけど、大切に育てていたのに…
私がそのことを聞いても、きっとヤツは冷静に振舞うのだろう。
で、見てないところでがっかりするんだよ。
そう思うと一気に悲しくなってきて、本を探すような気分でなくなり、家に帰った。
…明日は彼の誕生日。
誕生日前になんちゅうことしてくれるねん、神様p( ̄^ ̄)q
せっかく彼が元気になってきたというのに…
急に寒波なんてよこすなよぉ、ばかぁぁぁぁぁぁっ!
明日は何が何でも定時に仕事を終わらせて、竜樹さんに会いに行こう。
プレゼントにCKのジーンズを買ってあげようと思ってたけど、やめた。
小さな水槽とヒーターを買って持っていこう。
電気つけっぱなしにするのを嫌がるだろうけど、関係ないもんね。
金魚の命の方が大事だよ。
竜樹さんががっかりしない方が大事だよ。
…日付が変わる少し前に、竜樹さんに電話。
いろいろやることが多くて、やっぱり感情が表に出せないみたい。
「私の前では、ちったぁ甘えてもいいんだよ。
悲しいのも嫌な気分も、会った時ちゃんと貰ったげるから」
そう言ってみる。
「…おう、頼むわ」
明日会うかどうかは、天候次第ということになったけど、なるべく早いうちに彼のスイッチを少し切る機会を作ろう。
彼の時間に少し余裕がある間に、できることはしておきたいから…
どうか明日はあまり冷え込みませんように。
間違っても、雪が降ったり路面が凍結したりしませんように。
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とりあえず、日記考(笑)
2001年1月14日昨日の晩は雨が雪に変わるほど寒かったのに、今日は快晴。
それでも日中、少し雪が降っていたのだけど…
今日は携帯を取りに行くべく、竜樹さんと会うはずだった。
…だけど、私の体調は今一つ(-△-;)
さすがに胃が上がってくるような感覚はないけど、何となく胃が痛い。
…とりあえず、竜樹さんに電話してみる。
「明日からまた仕事やねんし、今日はゆっくり休み。平日、霄の仕事が早く終わる日に一緒に行った方がいいで」
竜樹さんの一言で、今日は会えなくなってしまった(;n;)
電話した時も、竜樹さん図書館へ勉強しに行くって言ってたし。
何はともあれ、勉強させたげないと。
…予定のない休みの日は、本当に退屈だ。
以前みたいに、オークションで派手に暴れるというのにも飽きてきてるし(爆)
年末の大掃除で絵の道具を何処に片付けたか判らないし。
何をするにも気力を振るわないと出来へん自分が情けなくなる(x_x)
さりとて、何かしてないと気が滅入ってしまいそうだし……
…仕方なくパソコンの不要なファイルを整理したり、読まずに置いてある本を眺めたりして一日過ごす。
「溜まった日記を書かな」と思わなかった訳ではなかったけど、あまりに何も無さ過ぎて書く気が起こらなかった。
「しまった。恋愛日記ではなく、バラエティ日記にするんだった」
今更なのに、ちょっと後悔してみる/(’ё’)\ガーン
会社のオヤジ達の生態について書いても面白かったかもしれない。
HPを構築するまでの(まだ企画段階で止まってるけど(^^ゞ)日記にしても良かったかもしれない。
…最も「恋愛」なんて語りそうにない私が、恋愛日記を一月半続けてる。
「よく続くよなぁ」と一人で感心してしまう(爆)
それほど、竜樹さんってヤツは私の心にどっかと座り込んでるという訳なんだろうけど…
…いつかこの日記を竜樹さんが見たら、何て言うのかな?
「これじゃあ、俺ばっかり悪者やないか!?」と言うのか。
「何だかんだ言っても、霄は俺のこと好きなんやなぁ」とニタニタ笑って言うのか。
どうなんだろう?
まぁ、少なくとも一緒に住むことになるまでは、秘密にしとくつもり(笑)
…本当は、竜樹さんが私をどう思ってるのかが知りたいのに、これでは私の気持ちばかりが露呈してしまうp( ̄^ ̄)q
それでは、面白くないもんね。
…いつか、竜樹さんの気持ちも判るようになりますようにm(__)m
それでも日中、少し雪が降っていたのだけど…
今日は携帯を取りに行くべく、竜樹さんと会うはずだった。
…だけど、私の体調は今一つ(-△-;)
さすがに胃が上がってくるような感覚はないけど、何となく胃が痛い。
…とりあえず、竜樹さんに電話してみる。
「明日からまた仕事やねんし、今日はゆっくり休み。平日、霄の仕事が早く終わる日に一緒に行った方がいいで」
竜樹さんの一言で、今日は会えなくなってしまった(;n;)
電話した時も、竜樹さん図書館へ勉強しに行くって言ってたし。
何はともあれ、勉強させたげないと。
…予定のない休みの日は、本当に退屈だ。
以前みたいに、オークションで派手に暴れるというのにも飽きてきてるし(爆)
年末の大掃除で絵の道具を何処に片付けたか判らないし。
何をするにも気力を振るわないと出来へん自分が情けなくなる(x_x)
さりとて、何かしてないと気が滅入ってしまいそうだし……
…仕方なくパソコンの不要なファイルを整理したり、読まずに置いてある本を眺めたりして一日過ごす。
「溜まった日記を書かな」と思わなかった訳ではなかったけど、あまりに何も無さ過ぎて書く気が起こらなかった。
「しまった。恋愛日記ではなく、バラエティ日記にするんだった」
今更なのに、ちょっと後悔してみる/(’ё’)\ガーン
会社のオヤジ達の生態について書いても面白かったかもしれない。
HPを構築するまでの(まだ企画段階で止まってるけど(^^ゞ)日記にしても良かったかもしれない。
…最も「恋愛」なんて語りそうにない私が、恋愛日記を一月半続けてる。
「よく続くよなぁ」と一人で感心してしまう(爆)
それほど、竜樹さんってヤツは私の心にどっかと座り込んでるという訳なんだろうけど…
…いつかこの日記を竜樹さんが見たら、何て言うのかな?
「これじゃあ、俺ばっかり悪者やないか!?」と言うのか。
「何だかんだ言っても、霄は俺のこと好きなんやなぁ」とニタニタ笑って言うのか。
どうなんだろう?
まぁ、少なくとも一緒に住むことになるまでは、秘密にしとくつもり(笑)
…本当は、竜樹さんが私をどう思ってるのかが知りたいのに、これでは私の気持ちばかりが露呈してしまうp( ̄^ ̄)q
それでは、面白くないもんね。
…いつか、竜樹さんの気持ちも判るようになりますようにm(__)m
修行不足(..)?
2001年1月13日昨日は決して早くはなかったけど、適当な時間に眠った。
早く起きて用意して、竜樹さんに会いに行くつもりだったのに……
…起きたら、竜樹さんと待ち合わせしてた時間だった( ̄□ ̄;)!!
「やばい、また待たせてる」と思って、慌てて携帯に電話した。
…すると、竜樹さんは明るく「おはよう」って言う。
「ごめんなさい。寝過ごしましたm(__)m」
と言う私に、
「昨日、電話切る前に言ったやろ?『疲れてるんだから、ゆっくりしてええねんで』って」
と笑って答える竜樹さん。
…どうも私が寝過ごすことを予見したように、彼は家で用事をしていたらしい(*>_<*)
平謝りに謝って、慌てて用意をして飛び出す。
坂道を転がり落ちるように駆け下り、電車に乗り、待ち合わせの駅に向かう。
…彼の車は見当たらない。
気になって電話を入れると、「喫茶店で待ってて」と言われたので、行って待ってる。
…暫くすると、竜樹さんが現れた。
やたら髪が短くなってる。
「髪、切ったんやね。えらいさっぱりして」
と言うと、
「散髪屋に行って、疲れて寝てしまってるうちに切られすぎてん。これから寒くなるっていうのに、頭ばっかり冷えてかなんねん」
と困り顔。
コーヒー飲んで話してる間も、竜樹さんはずっと髪を気にしてる。
髪を短くして、心持ち若く見えたのもあったけど、気にする仕草が、とてもかわいい(*^_^*)
…「かわええのぉ」なんて言おうものなら、余計に気にしそうだから言わなかったけれど。
喫茶店を出て、2台持ってる携帯のうちの1台を利用休止しに行く。
「うおぉぉぉぉっ。頭が寒いっ!」
「背中が寒いなら『おんぶお化け』したげるけど、頭が寒いのはどうしようもあれへん。
帽子作ってあげるくらいしかできへんよぉ」
そんなことを言いながら、二人並んで歩く。
冷凍地獄からショップに入った途端、竜樹さんはやたら眠そうな顔をする。
「あ、もしかして、痛み止め飲んでるのかな?」
少し気にはなったけど、手続きを済ませる。
ただ、使ってた携帯は明日もう一度取りにこないといけないらしい。
「何だかめんどくさいね」
2人でそう言いながら、店を出る。
(よく考えたら、明日も会えるようになったんだから、ありがたく思わないといけないんだけどね)
それから、少し早い食事をする。
竜樹さんは非常に眠そう。食べる前から意識が落ちそう。
「疲れた?」
思わずそう聞いてしまった。
「今日結構冷え込んでるから、痛いねん。
眠そうなのは、痛み止め飲んでるからやねん」
…やっぱり(>_<)
「背中痛かったら無理しなくていいんだよ」
そう言えばよかったのかな?
でも今日電話した時、元気そうだったよ、竜樹さん。
…やっぱ無理してる?
「今日は、早く帰したげよう」
そう思いながら、あたふたご飯を食べる。
竜樹さんは竜樹さんで何とか話すことを探そうとしている。
「霄に何か話すことあったと思うねんけど、思い出されへん」
ねむ目で私の顔を見つめる竜樹さんは、困ったように言う。
「思い出した時で構へんよぉ」
そう答えながら、私は一生懸命ご飯を口に運ぶ。
ふと、今日のメインイベント「2人で勉強する」が落ちてることに気がつく。
「今日、ホンマは勉強せんとあかんかったんちゃうのん?」
そう話し掛けた私に、
「勉強以外に問題があるねん」
と竜樹さんは少し困ったように答えた。
…この件については、今詳細を書くのは控えるけれど、試験の成績云々が問題ではないらしい。
私も今の会社に入った時に同じような目に遭ったから、何となく彼の謂わんとすることは分かる気がする。
…何処に行っても、人間関係って煩わしいよな
そうは思ったけど、竜樹さんにそう言う訳にもいかず、さりとて力づけてあげられる訳でもなく、もどかしい時間を過ごす。
結局、食事の後、どこにも行かずに家に帰ることになった。
竜樹さんは頑張って、私の家まで車で送ってくれようとするのだけど、運転していても判断力が少し鈍ってて、何だか危ない。
「竜樹さんの家の近くの駅まででいいから」
そうお願いして、彼の家から一番近い駅まで送って貰うことにした。
…少なくとも、その駅までなら少々判断が鈍っても、彼の家まで複雑なルートを通らなくて済むから、彼も無事に帰りつけるだろうと思ったから。
駅まで送ってもらって、お別れ。
細い路地に車を止めたから、「お守り」のキスくらいできるかなと思ったけど、車の前方からおっさんが歩いてきたのでやめた。
「気をつけてね」
竜樹さんの車が見えなくなるまで見送り、電車に乗る。
個人の抱える問題のすべてを把握して、的確に対処なんて出来ないのは分かっているけど、力づけることすら出来ないのかと思うと、少し自分にがっかりしてしまった。
…そもそも「竜樹さんの役に立つ」ことって何なんだろう?
彼に会えて嬉しいはずなのに、楽しかったはずなのに、今後のことを見据えるといきなり気分が滅入ってくる。
…明日会うときには、明るく彼を力づけてあげられればいいな
他に出来そうなことは、今の私には思いつかないから。
早く起きて用意して、竜樹さんに会いに行くつもりだったのに……
…起きたら、竜樹さんと待ち合わせしてた時間だった( ̄□ ̄;)!!
「やばい、また待たせてる」と思って、慌てて携帯に電話した。
…すると、竜樹さんは明るく「おはよう」って言う。
「ごめんなさい。寝過ごしましたm(__)m」
と言う私に、
「昨日、電話切る前に言ったやろ?『疲れてるんだから、ゆっくりしてええねんで』って」
と笑って答える竜樹さん。
…どうも私が寝過ごすことを予見したように、彼は家で用事をしていたらしい(*>_<*)
平謝りに謝って、慌てて用意をして飛び出す。
坂道を転がり落ちるように駆け下り、電車に乗り、待ち合わせの駅に向かう。
…彼の車は見当たらない。
気になって電話を入れると、「喫茶店で待ってて」と言われたので、行って待ってる。
…暫くすると、竜樹さんが現れた。
やたら髪が短くなってる。
「髪、切ったんやね。えらいさっぱりして」
と言うと、
「散髪屋に行って、疲れて寝てしまってるうちに切られすぎてん。これから寒くなるっていうのに、頭ばっかり冷えてかなんねん」
と困り顔。
コーヒー飲んで話してる間も、竜樹さんはずっと髪を気にしてる。
髪を短くして、心持ち若く見えたのもあったけど、気にする仕草が、とてもかわいい(*^_^*)
…「かわええのぉ」なんて言おうものなら、余計に気にしそうだから言わなかったけれど。
喫茶店を出て、2台持ってる携帯のうちの1台を利用休止しに行く。
「うおぉぉぉぉっ。頭が寒いっ!」
「背中が寒いなら『おんぶお化け』したげるけど、頭が寒いのはどうしようもあれへん。
帽子作ってあげるくらいしかできへんよぉ」
そんなことを言いながら、二人並んで歩く。
冷凍地獄からショップに入った途端、竜樹さんはやたら眠そうな顔をする。
「あ、もしかして、痛み止め飲んでるのかな?」
少し気にはなったけど、手続きを済ませる。
ただ、使ってた携帯は明日もう一度取りにこないといけないらしい。
「何だかめんどくさいね」
2人でそう言いながら、店を出る。
(よく考えたら、明日も会えるようになったんだから、ありがたく思わないといけないんだけどね)
それから、少し早い食事をする。
竜樹さんは非常に眠そう。食べる前から意識が落ちそう。
「疲れた?」
思わずそう聞いてしまった。
「今日結構冷え込んでるから、痛いねん。
眠そうなのは、痛み止め飲んでるからやねん」
…やっぱり(>_<)
「背中痛かったら無理しなくていいんだよ」
そう言えばよかったのかな?
でも今日電話した時、元気そうだったよ、竜樹さん。
…やっぱ無理してる?
「今日は、早く帰したげよう」
そう思いながら、あたふたご飯を食べる。
竜樹さんは竜樹さんで何とか話すことを探そうとしている。
「霄に何か話すことあったと思うねんけど、思い出されへん」
ねむ目で私の顔を見つめる竜樹さんは、困ったように言う。
「思い出した時で構へんよぉ」
そう答えながら、私は一生懸命ご飯を口に運ぶ。
ふと、今日のメインイベント「2人で勉強する」が落ちてることに気がつく。
「今日、ホンマは勉強せんとあかんかったんちゃうのん?」
そう話し掛けた私に、
「勉強以外に問題があるねん」
と竜樹さんは少し困ったように答えた。
…この件については、今詳細を書くのは控えるけれど、試験の成績云々が問題ではないらしい。
私も今の会社に入った時に同じような目に遭ったから、何となく彼の謂わんとすることは分かる気がする。
…何処に行っても、人間関係って煩わしいよな
そうは思ったけど、竜樹さんにそう言う訳にもいかず、さりとて力づけてあげられる訳でもなく、もどかしい時間を過ごす。
結局、食事の後、どこにも行かずに家に帰ることになった。
竜樹さんは頑張って、私の家まで車で送ってくれようとするのだけど、運転していても判断力が少し鈍ってて、何だか危ない。
「竜樹さんの家の近くの駅まででいいから」
そうお願いして、彼の家から一番近い駅まで送って貰うことにした。
…少なくとも、その駅までなら少々判断が鈍っても、彼の家まで複雑なルートを通らなくて済むから、彼も無事に帰りつけるだろうと思ったから。
駅まで送ってもらって、お別れ。
細い路地に車を止めたから、「お守り」のキスくらいできるかなと思ったけど、車の前方からおっさんが歩いてきたのでやめた。
「気をつけてね」
竜樹さんの車が見えなくなるまで見送り、電車に乗る。
個人の抱える問題のすべてを把握して、的確に対処なんて出来ないのは分かっているけど、力づけることすら出来ないのかと思うと、少し自分にがっかりしてしまった。
…そもそも「竜樹さんの役に立つ」ことって何なんだろう?
彼に会えて嬉しいはずなのに、楽しかったはずなのに、今後のことを見据えるといきなり気分が滅入ってくる。
…明日会うときには、明るく彼を力づけてあげられればいいな
他に出来そうなことは、今の私には思いつかないから。
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やってもたぁ(>_<)
2001年1月12日今日で仕事は終わり。
今週も大変だったけど、少し多めに睡眠とったり、ガスター飲んだりしたら胃痛は少しマシ。
週末に向けて調子が(少しではあるけど)上向き……いいですねぇ(笑)
(ガスター買った薬局で「3日分飲んで治らなかったら、病院行ってくださいね」ってしつこく言われた(-_-;)
行かなくて済めばいいなぁ…)
仕事は思ったより早く片付く。
今日は早く帰って休もう。
明日は竜樹さんに会うのだから、胃が痛いのへったくれの言いたくないもんね。
家に帰り、夕食を取りのんびりする。
ふと見ると、日付が変わりそうな時間になっていたので、明日の予定を相談するため、竜樹さんに電話する。
今月末に彼は職業訓練校の試験を受けるので、最近試験勉強に忙しい。主にそんな話をする。
…こら、会うのは無理かな?
「べんきょ、頑張ってね。邪魔しないから…」
そう言おうとしたら、
「霄、国語得意だったよな?一緒に勉強しよう」
と言われる。
何でも、ゆっくり話しながら勉強できそうな喫茶店があるらしい。
そこで、一緒に勉強しようとのこと。
…勉強する場所に私置いといてくれるんやぁ
嬉しくなったけど、一つ問題が…
私、教鞭(←大袈裟)取るの3年ぶり(-_-;)
しかも、高校卒業程度の国語なんて教えたことない。
学生時代、国語は勉強しなくても常に上位1割以内に入る成績が取れてたので、勉強なんてしたことない(゜o゜)
…浮かれてる場合ちゃうぞ、どうするよ?金岡 霄?
ひとりでそんなことを考えていたら、突然、
「仕事、キツイんちゃうんか?」
と竜樹さんが言う。
「付き合う人間の層が違うとしんどいって俺の弟も言ってたし、無理して今の会社にいなくていいねんで」
…私が胃痛で1日うめいてたのを知ったから、彼なりにいろいろ考えてるんだろう。
「大丈夫やよ。今辞めても次があるかどうか分からんし、どこ行ったって似たようなことはあるんだろうから、もう少し頑張るよ」
そう言って、竜樹さんを納得させる。
話題を変えるべく、彼の大好きなTBSの進藤晶子が今年の3月で辞めるという話をする。
「目の保養がなくなるなぁ」
と残念そうに言うので、
「今のうちに『ニュースの森』沢山見とくねんで」
と言ったら、
「霄に貰ったテレカを見て心慰めるわ」
と竜樹さん。
…いつもなら「(ブラウン管の中の人とは言え)他の女の人のことばっかり誉めんねんなぁ」って思ったりするんだけど(爆)、今日は話題をそらしたかったからこれでいい。
そこから話題を適当にまとめて、電話を切る。
…あっかんなぁ、私。
これだから、いかんのだ。
私が体調を崩すと、決まって私の目に付かないところで一人考えを巡らすのだ、あの人は。
(どうせいろいろ思いを巡らすなら、もう少し甘やかして欲しい私の気持ちを理解してくれよって言ったら、失礼極まりないんだろうけど…)
…マジで、これでは「足引っ張り」やん、私。
嫌とかへたくれとか言わないで、とっとと医者に行った方がいいのかもしんない。
あんまり病院好きくないんだけどなぁ…
嫌だなぁ、もう(-_-;)
…早く元気になって、竜樹さんの役に立つ人になれますように
今週も大変だったけど、少し多めに睡眠とったり、ガスター飲んだりしたら胃痛は少しマシ。
週末に向けて調子が(少しではあるけど)上向き……いいですねぇ(笑)
(ガスター買った薬局で「3日分飲んで治らなかったら、病院行ってくださいね」ってしつこく言われた(-_-;)
行かなくて済めばいいなぁ…)
仕事は思ったより早く片付く。
今日は早く帰って休もう。
明日は竜樹さんに会うのだから、胃が痛いのへったくれの言いたくないもんね。
家に帰り、夕食を取りのんびりする。
ふと見ると、日付が変わりそうな時間になっていたので、明日の予定を相談するため、竜樹さんに電話する。
今月末に彼は職業訓練校の試験を受けるので、最近試験勉強に忙しい。主にそんな話をする。
…こら、会うのは無理かな?
「べんきょ、頑張ってね。邪魔しないから…」
そう言おうとしたら、
「霄、国語得意だったよな?一緒に勉強しよう」
と言われる。
何でも、ゆっくり話しながら勉強できそうな喫茶店があるらしい。
そこで、一緒に勉強しようとのこと。
…勉強する場所に私置いといてくれるんやぁ
嬉しくなったけど、一つ問題が…
私、教鞭(←大袈裟)取るの3年ぶり(-_-;)
しかも、高校卒業程度の国語なんて教えたことない。
学生時代、国語は勉強しなくても常に上位1割以内に入る成績が取れてたので、勉強なんてしたことない(゜o゜)
…浮かれてる場合ちゃうぞ、どうするよ?金岡 霄?
ひとりでそんなことを考えていたら、突然、
「仕事、キツイんちゃうんか?」
と竜樹さんが言う。
「付き合う人間の層が違うとしんどいって俺の弟も言ってたし、無理して今の会社にいなくていいねんで」
…私が胃痛で1日うめいてたのを知ったから、彼なりにいろいろ考えてるんだろう。
「大丈夫やよ。今辞めても次があるかどうか分からんし、どこ行ったって似たようなことはあるんだろうから、もう少し頑張るよ」
そう言って、竜樹さんを納得させる。
話題を変えるべく、彼の大好きなTBSの進藤晶子が今年の3月で辞めるという話をする。
「目の保養がなくなるなぁ」
と残念そうに言うので、
「今のうちに『ニュースの森』沢山見とくねんで」
と言ったら、
「霄に貰ったテレカを見て心慰めるわ」
と竜樹さん。
…いつもなら「(ブラウン管の中の人とは言え)他の女の人のことばっかり誉めんねんなぁ」って思ったりするんだけど(爆)、今日は話題をそらしたかったからこれでいい。
そこから話題を適当にまとめて、電話を切る。
…あっかんなぁ、私。
これだから、いかんのだ。
私が体調を崩すと、決まって私の目に付かないところで一人考えを巡らすのだ、あの人は。
(どうせいろいろ思いを巡らすなら、もう少し甘やかして欲しい私の気持ちを理解してくれよって言ったら、失礼極まりないんだろうけど…)
…マジで、これでは「足引っ張り」やん、私。
嫌とかへたくれとか言わないで、とっとと医者に行った方がいいのかもしんない。
あんまり病院好きくないんだけどなぁ…
嫌だなぁ、もう(-_-;)
…早く元気になって、竜樹さんの役に立つ人になれますように
…なんでですのん?
2001年1月11日昨日泥のように眠ったおかげで、朝からわりとすっきりしている。
溜まってしまった日記を1日分だけ書き込んで、家を出た。
電車に乗って、竜樹さんにメールを打つ。
「昨日、連絡できなくてごめんね。
胃が痛くて半日休んで会社に行き、帰ってきてすぐ寝てしまいました。
今日は気が向いたら、お話してくださいね」
すぐにメールが返ってきた。
「了解!」
…よぉし、頑張ろう(^^)q〜♪
会社に行くと、思ったより仕事が楽。
…今日は竜樹さんに電話できそう
そう思うと、また頑張れる。
お昼休み、会社の先輩がやってくる。
私の隣にあるパソコンにギャルゲーを放り込んで、
「一緒に遊ぼう♪」と毎日やってくるのだ(^^ゞ
私もギャルゲーの原画家に好きな人が多いから、
あんまり気にせず一緒に遊んでいる(爆)
…傍では、ヘンな噂立てられてるみたいだけど(-_-)
先輩と会話しながらゲームを進めてる時、何気に人の好みについて話が及ぶ。
「私、少々顔が悪くても、声に惚れたらokやねん」
「ギャルゲーの女の子の好みにはうるさいのになぁ。どんな声の男が好きなん?」
…まさか、会社で「竜樹さん♪」とは言えない。
そう言った途端、ボスが「誰や、それ、誰や?」って大騒ぎして根掘り葉掘り聞いてくる(>_<)
そんなん、絶対やだぁぁぁぁぁぁっ
「中村吉右衛門♪」
にこって笑って言った途端、
「…ねぇやぁん、ホンマに面食いちゃうねんなぁ」
と先輩が言う。
「だって、私はああゆう声が好きなんだもん」
あからさまに否定されたので、ちょっとむくれてしまう。
「そういや、吉右衛門って自動車事故起こしたやろ?あれから見てへんなぁ」
「嘘ぉ!?吉右衛門が当てたん?当てられたん?」
「吉右衛門が当ててんで」
「…当てられた人、羨ましい。私も吉右衛門の車に当てられたいよぉ」
…そう言った時である。
「…ねえやん、Mやったん?
俺、ねえやんはずっとSやと思てたけど…」
と先輩がぽつりと言った。
「何言ってんのん?当ててもらえたら吉右衛門と話できるから言っただけよ」
「そやろなぁ。ねえやん、いじめっ子の方がおうてるもん」
その時はひっかかりもなく話は流れていったけど、
先輩が自分の持ち場に帰っていった時、ふと思ったのである。
「…ちょっと待てよ。何で私が『いじめっ子』向きなん?」
私の言動って、「いじめっ子」な雰囲気醸し出してるのか?
そうなると、仕事どころではない。
この会社に来てからの言動を振り返ってみる。
でも、どう考えても先輩の言う「いじめっ子」的な言動ってのは思い当たらない。
…なんでですのん?
本人に聞いてみたくなったけど、まさか仕事中に彼の部署に出向いて
「何で私が『いじめっ子』なん?」
とは聞けない(-_-;)
社内のしょうもない噂を押し広げるだけだ。
…悶々としながら(爆)仕事をする。
結局、その理由がわからないまま会社を出る。
いつものように最寄駅で竜樹さんにメールを打ち、家に帰る。
食事が済んでから、母と話をしてる時、
「ねぇ、私って『いじめっ子』に見える?」
と聞いてみた。
「うん」
…即答だった。
「何でよ!?私の何処が『いじめっ子』なんよ?」
「あんた、あいあい(うちで飼ってるネコの名前)をがしがしなでてる時、妙に意地悪そうな、それでいて幸せそうな顔してるもの」
…返す言葉がなかった。
「そんな風に見える」ということに対して、反論したって無駄だということは重々承知してる。
「私って『いじめっ子』入ってたのか?…」
竜樹さんと電話してる時、思い切って同じことを聞いてみた。
「そうかもしれへんなぁ(笑)」
…がぁぁぁぁぁぁぁぁん(__)
さすがにへこんでしまったぞ。
私は日頃、君のキツイお言葉に耐えて一生懸命頑張ってるのに……
そんな、あっさり言うかぁ?
へこみすぎて、理由を聞く気も反論する気も起こらなかった。
周りの人の反応見てると、大まじめに言ってるのではなく面白おかしく言ってるように見えるんだけど、本人にそういう意識がない以上、すごく気になる。
…さて、どうしたら信頼回復(?)できるのかしら、ねぇ(-_-;)
溜まってしまった日記を1日分だけ書き込んで、家を出た。
電車に乗って、竜樹さんにメールを打つ。
「昨日、連絡できなくてごめんね。
胃が痛くて半日休んで会社に行き、帰ってきてすぐ寝てしまいました。
今日は気が向いたら、お話してくださいね」
すぐにメールが返ってきた。
「了解!」
…よぉし、頑張ろう(^^)q〜♪
会社に行くと、思ったより仕事が楽。
…今日は竜樹さんに電話できそう
そう思うと、また頑張れる。
お昼休み、会社の先輩がやってくる。
私の隣にあるパソコンにギャルゲーを放り込んで、
「一緒に遊ぼう♪」と毎日やってくるのだ(^^ゞ
私もギャルゲーの原画家に好きな人が多いから、
あんまり気にせず一緒に遊んでいる(爆)
…傍では、ヘンな噂立てられてるみたいだけど(-_-)
先輩と会話しながらゲームを進めてる時、何気に人の好みについて話が及ぶ。
「私、少々顔が悪くても、声に惚れたらokやねん」
「ギャルゲーの女の子の好みにはうるさいのになぁ。どんな声の男が好きなん?」
…まさか、会社で「竜樹さん♪」とは言えない。
そう言った途端、ボスが「誰や、それ、誰や?」って大騒ぎして根掘り葉掘り聞いてくる(>_<)
そんなん、絶対やだぁぁぁぁぁぁっ
「中村吉右衛門♪」
にこって笑って言った途端、
「…ねぇやぁん、ホンマに面食いちゃうねんなぁ」
と先輩が言う。
「だって、私はああゆう声が好きなんだもん」
あからさまに否定されたので、ちょっとむくれてしまう。
「そういや、吉右衛門って自動車事故起こしたやろ?あれから見てへんなぁ」
「嘘ぉ!?吉右衛門が当てたん?当てられたん?」
「吉右衛門が当ててんで」
「…当てられた人、羨ましい。私も吉右衛門の車に当てられたいよぉ」
…そう言った時である。
「…ねえやん、Mやったん?
俺、ねえやんはずっとSやと思てたけど…」
と先輩がぽつりと言った。
「何言ってんのん?当ててもらえたら吉右衛門と話できるから言っただけよ」
「そやろなぁ。ねえやん、いじめっ子の方がおうてるもん」
その時はひっかかりもなく話は流れていったけど、
先輩が自分の持ち場に帰っていった時、ふと思ったのである。
「…ちょっと待てよ。何で私が『いじめっ子』向きなん?」
私の言動って、「いじめっ子」な雰囲気醸し出してるのか?
そうなると、仕事どころではない。
この会社に来てからの言動を振り返ってみる。
でも、どう考えても先輩の言う「いじめっ子」的な言動ってのは思い当たらない。
…なんでですのん?
本人に聞いてみたくなったけど、まさか仕事中に彼の部署に出向いて
「何で私が『いじめっ子』なん?」
とは聞けない(-_-;)
社内のしょうもない噂を押し広げるだけだ。
…悶々としながら(爆)仕事をする。
結局、その理由がわからないまま会社を出る。
いつものように最寄駅で竜樹さんにメールを打ち、家に帰る。
食事が済んでから、母と話をしてる時、
「ねぇ、私って『いじめっ子』に見える?」
と聞いてみた。
「うん」
…即答だった。
「何でよ!?私の何処が『いじめっ子』なんよ?」
「あんた、あいあい(うちで飼ってるネコの名前)をがしがしなでてる時、妙に意地悪そうな、それでいて幸せそうな顔してるもの」
…返す言葉がなかった。
「そんな風に見える」ということに対して、反論したって無駄だということは重々承知してる。
「私って『いじめっ子』入ってたのか?…」
竜樹さんと電話してる時、思い切って同じことを聞いてみた。
「そうかもしれへんなぁ(笑)」
…がぁぁぁぁぁぁぁぁん(__)
さすがにへこんでしまったぞ。
私は日頃、君のキツイお言葉に耐えて一生懸命頑張ってるのに……
そんな、あっさり言うかぁ?
へこみすぎて、理由を聞く気も反論する気も起こらなかった。
周りの人の反応見てると、大まじめに言ってるのではなく面白おかしく言ってるように見えるんだけど、本人にそういう意識がない以上、すごく気になる。
…さて、どうしたら信頼回復(?)できるのかしら、ねぇ(-_-;)
ブレーキ(+_+)
2001年1月10日再び睡眠不足状態で朝を迎える。
立ち上がろうとすると、吐きそうになる(>_<)
なんか、胃ごとまとめて吐いてしまいそう…
落ち着くまでじっとしてたけど、立ち上がろうとすると吐き気が湧きあがる。
…仕方なく、午前中半休を取る(-_-;)
横になってると、あっという間に昼前。
今日はいくつか片付けんなん仕事がある。
「今日は休んだら?」という母の声に従いそうになったけど、気力振り絞って会社に行くことにする。
立ち上がるとまだ吐きそうので、お守り代わりに封印していたペアリングを箱から取り出す。
「…竜樹さん、力を貸してね」
我乍ら、虫のいいヤツと思いながら、左手にリングをする。
母が駅まで車で送ってくれた。
電車に乗っても気持ち悪い。
竜樹さんにメールを送ろうかと思った。
返事が来たら、また頑張れる気がした。
でも体調が悪いと知ったら、私の知らないところで余計なことを考えるんだ、あの人は。
…そんなん、嫌やなぁ
結局、昨日貰った「金魚」のメールを読んで気持ちを落ち着かせた。
会社に行ってみると、仕事はそうきつくもなく、少しの残業で片付けることが出来た。
ふらふら自転車に乗り、家路を急ぐ。
最寄の駅についても、手は勝手に竜樹さん宛のメールを打ってる。
…だから、今日はアカンって
そう言い聞かせて、全文削除した。
よろよろ家に帰り、ご飯を食べて片付けた途端、
言いようのない睡魔に襲われた。
「…パソコン開いて、日記書かな」
そう思ったけど、このまま起きてると再び吐き気に襲われそう。
寝ながらメモを書き、力尽きたように眠ってしまった。
…胃が痛いのは年末からずっとやけど、何でこういつも急にブレーキかかるかなぁ?
「もうそんなに若くないねんから…」
…うっさい!こんなんじゃ、竜樹さんの横に立ってる資格ないねんから。
また「足ひっぱるだけ」って言われるよ。
やだよぉ、早く元気になりたい(;_;)
立ち上がろうとすると、吐きそうになる(>_<)
なんか、胃ごとまとめて吐いてしまいそう…
落ち着くまでじっとしてたけど、立ち上がろうとすると吐き気が湧きあがる。
…仕方なく、午前中半休を取る(-_-;)
横になってると、あっという間に昼前。
今日はいくつか片付けんなん仕事がある。
「今日は休んだら?」という母の声に従いそうになったけど、気力振り絞って会社に行くことにする。
立ち上がるとまだ吐きそうので、お守り代わりに封印していたペアリングを箱から取り出す。
「…竜樹さん、力を貸してね」
我乍ら、虫のいいヤツと思いながら、左手にリングをする。
母が駅まで車で送ってくれた。
電車に乗っても気持ち悪い。
竜樹さんにメールを送ろうかと思った。
返事が来たら、また頑張れる気がした。
でも体調が悪いと知ったら、私の知らないところで余計なことを考えるんだ、あの人は。
…そんなん、嫌やなぁ
結局、昨日貰った「金魚」のメールを読んで気持ちを落ち着かせた。
会社に行ってみると、仕事はそうきつくもなく、少しの残業で片付けることが出来た。
ふらふら自転車に乗り、家路を急ぐ。
最寄の駅についても、手は勝手に竜樹さん宛のメールを打ってる。
…だから、今日はアカンって
そう言い聞かせて、全文削除した。
よろよろ家に帰り、ご飯を食べて片付けた途端、
言いようのない睡魔に襲われた。
「…パソコン開いて、日記書かな」
そう思ったけど、このまま起きてると再び吐き気に襲われそう。
寝ながらメモを書き、力尽きたように眠ってしまった。
…胃が痛いのは年末からずっとやけど、何でこういつも急にブレーキかかるかなぁ?
「もうそんなに若くないねんから…」
…うっさい!こんなんじゃ、竜樹さんの横に立ってる資格ないねんから。
また「足ひっぱるだけ」って言われるよ。
やだよぉ、早く元気になりたい(;_;)
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ねむねむ(__).。oO
2001年1月9日昨晩は、眠れなかった。
だから、遅れてる日記をメモを見ながら一生懸命書いた(爆)
日記書いてるうちに眠くなるだろうと思って、懸命に書くのだけど、眠くなるどころかどんどん目がさえてくる(@_@)
…なんでやねん?
竜樹さんと笑顔で向き合えて興奮!?(爆笑)
確かにそれもあるでしょう。
物理的な原因を考えてみたら、おのずと答えが出た。
…竜樹氏がアリナミンを大量に飲ませたからだ(爆)
「明日から、また会社や」って嘆く私に、
「明日からまた元気に働けるように」と竜樹さんはアリナミンをくれた。
しかもどういう訳か、2回も。
(劇薬じゃないから)そのまま飲んでしまった私。
…バカが出たぁぁぁぁぁって感じやね(泣)
結局、2時間ほどしか眠れないまま会社に行く。
眠すぎて、倒れそう(__).。oO
そこにメール着信の音。
…竜樹さんかな?
思わず、鞄の中をがさがさ捜して携帯を取り出す。
メールは学生時代の友達からだった。
面白がってメールを返しながら、竜樹さんにも1通メールを送る。
「2時間しか寝てなくって、ねむねむです」と
会社に着いてから携帯を見ると、メールが2通。
友達と竜樹さんの「金魚」からだった(笑)
「仕事も彼氏も家族も扱いにくいねぇ」
のっけから、そんなことが書いてあった。
携帯見て、笑ってしまう。
今回の金魚からのメールは、いつもよりはるかに長いものだった。
「…あ、今日は元気なんだ。竜樹さん」
そう思うと、それだけで仕事頑張れる気がした。
…とは言え、昼を過ぎるとますます体調が悪くなる。
仕方なく、会社に置いていた栄養剤を飲んで、戦闘モード全開で仕事をし、またまた残業大会繰り広げて、家路につく。
駅でいつものように、メールを打つ。
今日は気まずいからではなく、沢山のメッセージをくれた竜樹さんの「金魚」に感謝の意を表してメールを送る。
…返事が返ってきた。
「人間界って大変なのねぇ」
電車の中で意識落ちそうになってるところに、このメッセージ。思わず笑ってしまった。
おかげさまで(?)なんとか乗り物の中で意識を落とさずに、家まで帰ってこれた。
夕食を取り、遅れた日記を書き、竜樹さんに電話しようと思ったとき、携帯が鳴る。
…東京の相棒からだった(^^ゞ
結局、彼女との話は2時間に及び、電話を切るといくらなんでも電話するには失礼な時間になっていた。
仕方がないので、遅れてる日記を書いて寝ることにする。
時計を見ると、もう朝方…(-_-)
…まぁた、昨日と同じパターンだ。
ちゃんと眠れますように。
明日は、竜樹さんとお話できますようにm(__)m
だから、遅れてる日記をメモを見ながら一生懸命書いた(爆)
日記書いてるうちに眠くなるだろうと思って、懸命に書くのだけど、眠くなるどころかどんどん目がさえてくる(@_@)
…なんでやねん?
竜樹さんと笑顔で向き合えて興奮!?(爆笑)
確かにそれもあるでしょう。
物理的な原因を考えてみたら、おのずと答えが出た。
…竜樹氏がアリナミンを大量に飲ませたからだ(爆)
「明日から、また会社や」って嘆く私に、
「明日からまた元気に働けるように」と竜樹さんはアリナミンをくれた。
しかもどういう訳か、2回も。
(劇薬じゃないから)そのまま飲んでしまった私。
…バカが出たぁぁぁぁぁって感じやね(泣)
結局、2時間ほどしか眠れないまま会社に行く。
眠すぎて、倒れそう(__).。oO
そこにメール着信の音。
…竜樹さんかな?
思わず、鞄の中をがさがさ捜して携帯を取り出す。
メールは学生時代の友達からだった。
面白がってメールを返しながら、竜樹さんにも1通メールを送る。
「2時間しか寝てなくって、ねむねむです」と
会社に着いてから携帯を見ると、メールが2通。
友達と竜樹さんの「金魚」からだった(笑)
「仕事も彼氏も家族も扱いにくいねぇ」
のっけから、そんなことが書いてあった。
携帯見て、笑ってしまう。
今回の金魚からのメールは、いつもよりはるかに長いものだった。
「…あ、今日は元気なんだ。竜樹さん」
そう思うと、それだけで仕事頑張れる気がした。
…とは言え、昼を過ぎるとますます体調が悪くなる。
仕方なく、会社に置いていた栄養剤を飲んで、戦闘モード全開で仕事をし、またまた残業大会繰り広げて、家路につく。
駅でいつものように、メールを打つ。
今日は気まずいからではなく、沢山のメッセージをくれた竜樹さんの「金魚」に感謝の意を表してメールを送る。
…返事が返ってきた。
「人間界って大変なのねぇ」
電車の中で意識落ちそうになってるところに、このメッセージ。思わず笑ってしまった。
おかげさまで(?)なんとか乗り物の中で意識を落とさずに、家まで帰ってこれた。
夕食を取り、遅れた日記を書き、竜樹さんに電話しようと思ったとき、携帯が鳴る。
…東京の相棒からだった(^^ゞ
結局、彼女との話は2時間に及び、電話を切るといくらなんでも電話するには失礼な時間になっていた。
仕方がないので、遅れてる日記を書いて寝ることにする。
時計を見ると、もう朝方…(-_-)
…まぁた、昨日と同じパターンだ。
ちゃんと眠れますように。
明日は、竜樹さんとお話できますようにm(__)m
すべての始まりは、笑顔
2001年1月8日今朝は、ゆっくり寝た。
起きた時、頭痛も胃痛もなかったのが嬉しい(^^)
雨戸を開けると、青空。
…いよいよ、竜樹さんに会えるね
部屋を簡単に片付けて、出かける用意をする。
竜樹さんお気に入りの香水をつけるのも忘れずに(*^_^*)
あとはもう靴を履くだけの状態にしてから、竜樹さんに電話。
「今から家を出るからね」
「じゃあ、いつもの本屋で待ってる」
ぱたぱた階段下りて、靴を履く。
元気よく、家を飛び出した。
坂道を勢いよく駆け下りて、電車に乗る。
…竜樹さんに会うのに、こんなに張り切って家を出たのは久しぶりだ。
今までたらたら家を出たときは、会ってから揉めることが多かったから、ちょっと気分を変えてみたかった。
…ゲンかつぐなんて、なんか子供みたいや、私。
電車を降りて、本屋に向かう。
この本屋、結構大きい上にお隣がレストラン。
待ち合わせにはうってつけの場所。
駐車場を見たら、竜樹さんの車がある。
張り切って本屋に飛び込む。
…竜樹さん、いぃへん(゜o゜;)
私、また待たせすぎた?
それとも、気分が悪くなってどこかで休んでる?
一人でいるとろくなことを考えないので、とりあえず携帯に電話してみる。
…竜樹さんは、本屋の隣のレストランでオレンジジュースを飲んでいた(-_-)
そのレストランで、昨日の話をする。
竜樹さんが私を迎えにきてくれるために、チェーンまで用意してくれてたこと。
彼の弟さんが連休中に戻ってきてて、弟さんの友人たちと一緒に新年会をしたこと。
本当はそこに私を連れて行きたかったこと。
…話をする彼の顔には、笑顔がいっぱい。
話を聞いてる私まで嬉しくなってくる。
「笑顔」一つでホント幸せな気分になれるんだ。
レストランを出てから、ショッピングモールに車で出かける。
…実はレストランを出てから、行く先がなかなか決まらなかった。
いつもなら、竜樹さんはイライラし始めるのに、
「今日はいつもみたいに予定に追われてないから、
行く先がなかなか決まれへんわ」
と、笑いかける。
「いいんじゃない?たまには予定で縛らなくても」
そう言う私も、彼の言動にびくびくせずに笑ってる。
ショッピングをひとしきり楽しんだ後、おとついからのお約束通り(爆)、竜樹さんをお風呂に入れに行く(*^_^*)
「あ〜、やっとのんびりできるわ」
長時間運転すると疲れるらしく、ごろんと横になる。
その仕草もどことなく、本当にリラックスしてる感じで、躊躇わずに近寄れる。
近寄ると、抱きしめてくれた。
お風呂に入れたげるのも、じゃれるのもいつもと変わりないのに、何か今日はいつもと違う感じがする。
…あ、空気がぴりぴりしてなくて、笑顔が多いんだ
そんな些細なことにすら、随分ご無沙汰だったんだ、私達は。
すべての満たされる気持ちの元は「笑顔」にあったのかもしれない。
…ささやかな発見が嬉しい。
帰り道も、いつもよりずっと柔らかな雰囲気だった気がする。
車を降りて別れるのが、名残惜しくて仕方ない。
「今日は貰っていい?」
そう言って、自分からキスを貰いにいった(笑)
それに応えてくれる竜樹さん。
暖かい気持ちで、自宅に戻れた。
「竜樹さんもそんな風に優しい気分で一日を終えられたのかな?」
…そうだったら、とても嬉しい。
いいこともあれば悪いこともある。
そんなことは分かってるけど、
できるなら笑顔に包まれたような日を重ねていきたいって思う。
そのために心を砕くなら、全然惜しくないね、きっと。
起きた時、頭痛も胃痛もなかったのが嬉しい(^^)
雨戸を開けると、青空。
…いよいよ、竜樹さんに会えるね
部屋を簡単に片付けて、出かける用意をする。
竜樹さんお気に入りの香水をつけるのも忘れずに(*^_^*)
あとはもう靴を履くだけの状態にしてから、竜樹さんに電話。
「今から家を出るからね」
「じゃあ、いつもの本屋で待ってる」
ぱたぱた階段下りて、靴を履く。
元気よく、家を飛び出した。
坂道を勢いよく駆け下りて、電車に乗る。
…竜樹さんに会うのに、こんなに張り切って家を出たのは久しぶりだ。
今までたらたら家を出たときは、会ってから揉めることが多かったから、ちょっと気分を変えてみたかった。
…ゲンかつぐなんて、なんか子供みたいや、私。
電車を降りて、本屋に向かう。
この本屋、結構大きい上にお隣がレストラン。
待ち合わせにはうってつけの場所。
駐車場を見たら、竜樹さんの車がある。
張り切って本屋に飛び込む。
…竜樹さん、いぃへん(゜o゜;)
私、また待たせすぎた?
それとも、気分が悪くなってどこかで休んでる?
一人でいるとろくなことを考えないので、とりあえず携帯に電話してみる。
…竜樹さんは、本屋の隣のレストランでオレンジジュースを飲んでいた(-_-)
そのレストランで、昨日の話をする。
竜樹さんが私を迎えにきてくれるために、チェーンまで用意してくれてたこと。
彼の弟さんが連休中に戻ってきてて、弟さんの友人たちと一緒に新年会をしたこと。
本当はそこに私を連れて行きたかったこと。
…話をする彼の顔には、笑顔がいっぱい。
話を聞いてる私まで嬉しくなってくる。
「笑顔」一つでホント幸せな気分になれるんだ。
レストランを出てから、ショッピングモールに車で出かける。
…実はレストランを出てから、行く先がなかなか決まらなかった。
いつもなら、竜樹さんはイライラし始めるのに、
「今日はいつもみたいに予定に追われてないから、
行く先がなかなか決まれへんわ」
と、笑いかける。
「いいんじゃない?たまには予定で縛らなくても」
そう言う私も、彼の言動にびくびくせずに笑ってる。
ショッピングをひとしきり楽しんだ後、おとついからのお約束通り(爆)、竜樹さんをお風呂に入れに行く(*^_^*)
「あ〜、やっとのんびりできるわ」
長時間運転すると疲れるらしく、ごろんと横になる。
その仕草もどことなく、本当にリラックスしてる感じで、躊躇わずに近寄れる。
近寄ると、抱きしめてくれた。
お風呂に入れたげるのも、じゃれるのもいつもと変わりないのに、何か今日はいつもと違う感じがする。
…あ、空気がぴりぴりしてなくて、笑顔が多いんだ
そんな些細なことにすら、随分ご無沙汰だったんだ、私達は。
すべての満たされる気持ちの元は「笑顔」にあったのかもしれない。
…ささやかな発見が嬉しい。
帰り道も、いつもよりずっと柔らかな雰囲気だった気がする。
車を降りて別れるのが、名残惜しくて仕方ない。
「今日は貰っていい?」
そう言って、自分からキスを貰いにいった(笑)
それに応えてくれる竜樹さん。
暖かい気持ちで、自宅に戻れた。
「竜樹さんもそんな風に優しい気分で一日を終えられたのかな?」
…そうだったら、とても嬉しい。
いいこともあれば悪いこともある。
そんなことは分かってるけど、
できるなら笑顔に包まれたような日を重ねていきたいって思う。
そのために心を砕くなら、全然惜しくないね、きっと。
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…行く手を阻むものは
2001年1月7日昨日は早く休み、珍しく張り切って起きてみた。
雨戸を開けると、白い雪がちらついている(゜o゜)
しかも、屋根はもう真っ白。
…道に積もらなければいいのになぁ。
ちょっと意識がはっきりしてきたので、竜樹さんに電話する。
「体調は?」
「すこぶるいいよ。でもこっち雪降ってて、屋根まで真っ白だよ」
「そしたら、降りてくるの大変だろうから車で迎えに行くわ。出る用意だけしといて」
……めっちゃ嬉しい(*^_^*)
わざわざ会いに来てくれるんだ。
それだけで十分だった。
…しかし、ほどなく二人の行く手を阻むものが現れる。
それは「雪」(>_<)
例年なら、「こんだけ降れば、信州の雪は最高。スキーに行くぞ♪」と小躍りするのだが、こんなところでがんがん降られてもどうしようもない。
「私は、竜樹さんに会いたいんだよう」
張り切って出かける用意もした。
靴さえ履けばいつでも外に出られる状態で、部屋の中をうろうろしていた。
しかし、私の気持ちとは裏腹に、雪はどんどん降ってくる。
…とうとう、家の前の道は雪に埋もれてしまった(-_-;)
私の家は、高台にある。
しかも道幅が狭く、坂も急。家に辿り着くまでにものすごい急カーブがある。
「竜樹さん、大丈夫だろうか?」
すごく心配になって、携帯に電話したけどつかまらない(゜o゜)
「家の前の道に雪が積もってきました
残念だけど今日は見合わせましょう」
2回メールを送ったけど、連絡がない。
「もしかして、どっかで事故った?」
…不安がよぎる。
以前、竜樹さんは私を迎えに来る途中で玉突き事故に巻き込まれたことがある。
その時の記憶が頭を掠める。
「お願い。早く連絡ください」
これまでにない位、強く願った。
最初に連絡をしてから1時間くらいして、ようやく竜樹さんから連絡が入る。
「今、最後の坂の手前まで来てるけど、すごい雪が積もってて、みんな車バックさせて降りていってる。霄の家まで行けないから、このまま引き返すわ」
「ごめんね、大変な思いさせて。気をつけて帰ってね」
「明日は暖かくなるらしいから、明日会おうな」
…彼はそう言って帰っていった。
ぺたん、とフローリングの床に座り込んでしまった。
せっかく会えると思ったのに。
それまでのわだかまりが解けることがなくても、
笑顔で向き合えるように頑張れると思ったのに。
とても悲しかった。
「とりあえず、竜樹さんが怪我をせずに帰れますように」
…そう願うのだけは忘れなかったけど。
明日は会えるのかな?
お願いだから、今晩路面が凍結しませんようにm(__)m
たとえ明日出かけてから道が凍ってしまって、家に帰れなくなっても構いません。
明日こそ竜樹さんに会えますように。
暖かい気持ちで彼と向き合えますように。
雨戸を開けると、白い雪がちらついている(゜o゜)
しかも、屋根はもう真っ白。
…道に積もらなければいいのになぁ。
ちょっと意識がはっきりしてきたので、竜樹さんに電話する。
「体調は?」
「すこぶるいいよ。でもこっち雪降ってて、屋根まで真っ白だよ」
「そしたら、降りてくるの大変だろうから車で迎えに行くわ。出る用意だけしといて」
……めっちゃ嬉しい(*^_^*)
わざわざ会いに来てくれるんだ。
それだけで十分だった。
…しかし、ほどなく二人の行く手を阻むものが現れる。
それは「雪」(>_<)
例年なら、「こんだけ降れば、信州の雪は最高。スキーに行くぞ♪」と小躍りするのだが、こんなところでがんがん降られてもどうしようもない。
「私は、竜樹さんに会いたいんだよう」
張り切って出かける用意もした。
靴さえ履けばいつでも外に出られる状態で、部屋の中をうろうろしていた。
しかし、私の気持ちとは裏腹に、雪はどんどん降ってくる。
…とうとう、家の前の道は雪に埋もれてしまった(-_-;)
私の家は、高台にある。
しかも道幅が狭く、坂も急。家に辿り着くまでにものすごい急カーブがある。
「竜樹さん、大丈夫だろうか?」
すごく心配になって、携帯に電話したけどつかまらない(゜o゜)
「家の前の道に雪が積もってきました
残念だけど今日は見合わせましょう」
2回メールを送ったけど、連絡がない。
「もしかして、どっかで事故った?」
…不安がよぎる。
以前、竜樹さんは私を迎えに来る途中で玉突き事故に巻き込まれたことがある。
その時の記憶が頭を掠める。
「お願い。早く連絡ください」
これまでにない位、強く願った。
最初に連絡をしてから1時間くらいして、ようやく竜樹さんから連絡が入る。
「今、最後の坂の手前まで来てるけど、すごい雪が積もってて、みんな車バックさせて降りていってる。霄の家まで行けないから、このまま引き返すわ」
「ごめんね、大変な思いさせて。気をつけて帰ってね」
「明日は暖かくなるらしいから、明日会おうな」
…彼はそう言って帰っていった。
ぺたん、とフローリングの床に座り込んでしまった。
せっかく会えると思ったのに。
それまでのわだかまりが解けることがなくても、
笑顔で向き合えるように頑張れると思ったのに。
とても悲しかった。
「とりあえず、竜樹さんが怪我をせずに帰れますように」
…そう願うのだけは忘れなかったけど。
明日は会えるのかな?
お願いだから、今晩路面が凍結しませんようにm(__)m
たとえ明日出かけてから道が凍ってしまって、家に帰れなくなっても構いません。
明日こそ竜樹さんに会えますように。
暖かい気持ちで彼と向き合えますように。
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回復の兆し?
2001年1月6日結局、夜も白白と明け、新聞配達のバイクの音を聞いた頃に意識をなくして眠ったようだ。
…起きたら、昼をまわっていた。
すんごい頭が痛い(+_+)
体はそんなにだるくないけど、目の下が真っ黒け。
こんなんで外に出られるのか?
この3連休は一度も会わずに過ごすのか、それだけをはっきりさせたくて、竜樹氏の携帯に電話してみる。
…出てこない(-_-;)
仕方ないので、竜樹氏本人にメールを送った。
「3連休、どうしましょう?
気が向いたらお返事ください」
それから、30分もしないうちに電話がかかってきた。
お互いの体調、今日の予定等話をする。
で、肝心の3連休中に会うか会わないかの話をしないうちに、
「用が済んだら、もう一度かけるから」
と言われて、会話が終わる。
…結局、今日は勝手にしてええねんな(-_-メ)
とは言え、猛烈に頭が痛い。
風邪薬飲んだら、頭痛は治まらず胃痛と吐き気のトリプルパンチ(>_<)
「家でじっとしてるしかないねんなぁ」
ため息ついて、横になる。
その後、竜樹氏から電話はない。
「もうどうしょうもないのかなぁ」
投げやりな気分になる。
リビングに下りると、母が体調悪そうにしてたので、私が夕食を作ることにする。
「竜樹氏に作るんなら、張り切ってできるのかな?」
まだ、そんなことを考えたりする。
ご飯を食べ終わり、異常な眠気に襲われ始めた頃、
携帯が鳴る。
…竜樹氏だ
「頭痛いの、治ったか?」
開口一番、そう聞いてくる。
「食事とったら少しマシになったよ。竜樹さんは?」
「やっぱりこれだけ寒いと背中痛くなるから、病院に行ってブロック注射打ってもらった」
…注射を打った日はお風呂に入れないから、お風呂好きの竜樹さんにはとても辛い状態。
「…明日、お風呂入れたげるからね」
言っていいものかどうか躊躇ったけど、思わずそう言ってしまった。
「明日お前が元気やったらな。お前が元気ないのみてると、滅入ってくるから。…俺も本調子じゃないから、お前も辛いやろうし」
「そうだね。今日は早く休んで明日会おうね」
そう言って、電話を切る。
いろいろ思うところはあるけれど、明日こそ竜樹さんに会おう。
一人で考え巡らしていても仕方がない。
…4日ぶりに話して、お互いにお互いの体調の心配してると気づいて、何だか少しほっとした。
「あ、まだお互いに相手のことを気にしているんだ」と。
二人の人間が一緒にいるにあたって、お互いのことを思いやるというのは基本中の基本。
そこが落ちてなければ、とりあえず立て直すことはできるのだろう。
…やれるだけのことはやってみなきゃあ、ね。
明日は、少しでも竜樹さんに対して優しい気持ちで向き合えますように。
…起きたら、昼をまわっていた。
すんごい頭が痛い(+_+)
体はそんなにだるくないけど、目の下が真っ黒け。
こんなんで外に出られるのか?
この3連休は一度も会わずに過ごすのか、それだけをはっきりさせたくて、竜樹氏の携帯に電話してみる。
…出てこない(-_-;)
仕方ないので、竜樹氏本人にメールを送った。
「3連休、どうしましょう?
気が向いたらお返事ください」
それから、30分もしないうちに電話がかかってきた。
お互いの体調、今日の予定等話をする。
で、肝心の3連休中に会うか会わないかの話をしないうちに、
「用が済んだら、もう一度かけるから」
と言われて、会話が終わる。
…結局、今日は勝手にしてええねんな(-_-メ)
とは言え、猛烈に頭が痛い。
風邪薬飲んだら、頭痛は治まらず胃痛と吐き気のトリプルパンチ(>_<)
「家でじっとしてるしかないねんなぁ」
ため息ついて、横になる。
その後、竜樹氏から電話はない。
「もうどうしょうもないのかなぁ」
投げやりな気分になる。
リビングに下りると、母が体調悪そうにしてたので、私が夕食を作ることにする。
「竜樹氏に作るんなら、張り切ってできるのかな?」
まだ、そんなことを考えたりする。
ご飯を食べ終わり、異常な眠気に襲われ始めた頃、
携帯が鳴る。
…竜樹氏だ
「頭痛いの、治ったか?」
開口一番、そう聞いてくる。
「食事とったら少しマシになったよ。竜樹さんは?」
「やっぱりこれだけ寒いと背中痛くなるから、病院に行ってブロック注射打ってもらった」
…注射を打った日はお風呂に入れないから、お風呂好きの竜樹さんにはとても辛い状態。
「…明日、お風呂入れたげるからね」
言っていいものかどうか躊躇ったけど、思わずそう言ってしまった。
「明日お前が元気やったらな。お前が元気ないのみてると、滅入ってくるから。…俺も本調子じゃないから、お前も辛いやろうし」
「そうだね。今日は早く休んで明日会おうね」
そう言って、電話を切る。
いろいろ思うところはあるけれど、明日こそ竜樹さんに会おう。
一人で考え巡らしていても仕方がない。
…4日ぶりに話して、お互いにお互いの体調の心配してると気づいて、何だか少しほっとした。
「あ、まだお互いに相手のことを気にしているんだ」と。
二人の人間が一緒にいるにあたって、お互いのことを思いやるというのは基本中の基本。
そこが落ちてなければ、とりあえず立て直すことはできるのだろう。
…やれるだけのことはやってみなきゃあ、ね。
明日は、少しでも竜樹さんに対して優しい気持ちで向き合えますように。
記憶崩落
2001年1月5日今日は仕事始め。
どうせ今日行ったら明日休みなんだから、いっそ今日も休みにしてくれりゃあいいのに(-_-;)
胃も痛いし、心も痛いのに、いきなり「日常」へ引きずり戻されるんだ。
…今の私にはその方がいいんだろうけど。
今日は、金杯の日でもある(笑)
昨日一歩も外に出なかったおかげで競馬新聞も手元になく、出走馬すら分からぬ有様(;_;)
せっかくPAT持ってるのに、肝心な時に機能せぇへん。
…私のブルーは加速する(爆)
会社に行って、たらたら仕事をする。
昼休み、阪神の金杯の話題になる。
…ダイタクリーヴァとアグネスデジタルが出走!?
そんなん分かってたら、絶対買ってたってば(T_T)
しかも、その通り入ってくれるし(;_;)
私の嫌いな社員さんはそれで勝つし(-_-メ)
…どこまでもついてない(半分八つ当たり入ってるけど)
せっかく、竜樹氏以外のことに意識向けようとしてるのに、他のことまでつき落ちまくり。
初詣で引いた「大吉」は、大嘘?
些細なことで、どんどん気分が暗くなる。
初日から思いっきり残業して、会社を出る。
会社からの帰り、最寄駅につくと竜樹氏にメールを送るのがいつもの習慣。
気が付いたら、勝手にこちこちメール打ってしまってる。
…何となく、私からメール送りたくないなぁ。
でも、結構な字数打ってしまってる。
消すのも躊躇われたので、彼の飼ってる金魚宛にメールを送る(^^ゞ
すると、すぐにメールが返ってきた。
しかも、金魚から(爆)
「寒さに耐えてじっとしてるのさ」と。
…思わず笑ってしまった。
結局、「金魚」と数通メールを交わし、家に辿り着いた。
「竜樹氏の金魚」とはメールをぽつぽつやり取りしたけど、「竜樹氏」本人とはきちんと話をしていない。
彼からも電話はなかったし、私もしなかったから。
「金魚」宛にメール送ってしまってるのに、何中途半端に意地を張ってるかって思ったけど、何となく「竜樹本人」と向き合いたくなかった。
…「俺の足引っ張ってばっかりや」って言葉がまだ胸に突き刺さったままだったから。
今、声を聞いても「リセット」する方向にしか、考えが向かなさそう。
たとえ、本当の「自分」がそれを望んではいなかったとしても…。
そうしてるうちに、夜も更ける。
明日出かけるかもしれないから、早く寝ないといけないのに、眠れない(-_-;)
布団にもぐりこんでも、眠れない。
眠れなくなると、竜樹氏に抱っこしてもらってることを思い出すと何となくすっと眠れるので、お決まり通り記憶を遡行していくけれど、思い出せない。
…もしかして、自分にとってよい記憶ばかり落っこちてる?
何とか眠れるようにいいことを思い出そうとするけれど、やっぱりダメ(-_-)
「本格的にヤバいじゃん!?これって…」
生来、辛気臭いことが大嫌いな私は、自分にとってよいものと思えなくなると、ばさっと切り捨てていく傾向がある。
最近、自分にとって傷つくことしか言わない竜樹さんも、私に対して心温めることいっぱいしてくれてるはずなのに、そのすべてが思い出せなくなってる。
…とうとう「よい記憶」まで壊れ始めたか…
私の想いとは関係なく、夜は明けていく。
「私自身を立て直せない限り、この関係は間違いなく終わるよなぁ」
すべての鍵は、自分の中に眠っているはず。
だけど、その鍵はまだ見つからない。
どうせ今日行ったら明日休みなんだから、いっそ今日も休みにしてくれりゃあいいのに(-_-;)
胃も痛いし、心も痛いのに、いきなり「日常」へ引きずり戻されるんだ。
…今の私にはその方がいいんだろうけど。
今日は、金杯の日でもある(笑)
昨日一歩も外に出なかったおかげで競馬新聞も手元になく、出走馬すら分からぬ有様(;_;)
せっかくPAT持ってるのに、肝心な時に機能せぇへん。
…私のブルーは加速する(爆)
会社に行って、たらたら仕事をする。
昼休み、阪神の金杯の話題になる。
…ダイタクリーヴァとアグネスデジタルが出走!?
そんなん分かってたら、絶対買ってたってば(T_T)
しかも、その通り入ってくれるし(;_;)
私の嫌いな社員さんはそれで勝つし(-_-メ)
…どこまでもついてない(半分八つ当たり入ってるけど)
せっかく、竜樹氏以外のことに意識向けようとしてるのに、他のことまでつき落ちまくり。
初詣で引いた「大吉」は、大嘘?
些細なことで、どんどん気分が暗くなる。
初日から思いっきり残業して、会社を出る。
会社からの帰り、最寄駅につくと竜樹氏にメールを送るのがいつもの習慣。
気が付いたら、勝手にこちこちメール打ってしまってる。
…何となく、私からメール送りたくないなぁ。
でも、結構な字数打ってしまってる。
消すのも躊躇われたので、彼の飼ってる金魚宛にメールを送る(^^ゞ
すると、すぐにメールが返ってきた。
しかも、金魚から(爆)
「寒さに耐えてじっとしてるのさ」と。
…思わず笑ってしまった。
結局、「金魚」と数通メールを交わし、家に辿り着いた。
「竜樹氏の金魚」とはメールをぽつぽつやり取りしたけど、「竜樹氏」本人とはきちんと話をしていない。
彼からも電話はなかったし、私もしなかったから。
「金魚」宛にメール送ってしまってるのに、何中途半端に意地を張ってるかって思ったけど、何となく「竜樹本人」と向き合いたくなかった。
…「俺の足引っ張ってばっかりや」って言葉がまだ胸に突き刺さったままだったから。
今、声を聞いても「リセット」する方向にしか、考えが向かなさそう。
たとえ、本当の「自分」がそれを望んではいなかったとしても…。
そうしてるうちに、夜も更ける。
明日出かけるかもしれないから、早く寝ないといけないのに、眠れない(-_-;)
布団にもぐりこんでも、眠れない。
眠れなくなると、竜樹氏に抱っこしてもらってることを思い出すと何となくすっと眠れるので、お決まり通り記憶を遡行していくけれど、思い出せない。
…もしかして、自分にとってよい記憶ばかり落っこちてる?
何とか眠れるようにいいことを思い出そうとするけれど、やっぱりダメ(-_-)
「本格的にヤバいじゃん!?これって…」
生来、辛気臭いことが大嫌いな私は、自分にとってよいものと思えなくなると、ばさっと切り捨てていく傾向がある。
最近、自分にとって傷つくことしか言わない竜樹さんも、私に対して心温めることいっぱいしてくれてるはずなのに、そのすべてが思い出せなくなってる。
…とうとう「よい記憶」まで壊れ始めたか…
私の想いとは関係なく、夜は明けていく。
「私自身を立て直せない限り、この関係は間違いなく終わるよなぁ」
すべての鍵は、自分の中に眠っているはず。
だけど、その鍵はまだ見つからない。
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Long Way for Longing
2001年1月4日今日も家から外に出ず終い。
「明日から仕事なんだから、ちったぁ遊ぼうよ」って自分に問い掛けなかったわけでもなかったけど、一人で外に出てもすることないんだもの。
…竜樹氏は、今日、お友達(男の人か女の人かも教えてくれへんかった(-_-メ))と会うからって、1日に「会えない」って宣告してるし。
「三が日どうしょうもない気分にしといて、自分は優雅にお友達と遊ぶって!?鬼か、あんたはっっ!」
理不尽な怒りばかりで、自分でもヤになってくる……(-_-;)
…結局、今日も電話1本、メール1通来なかった。
ますます破綻街道一直線っぽくて、落胆通り越して投げてしまいそう。
関係を維持するのに迷うと、竜樹氏と一緒にい始めた時から振り返るというお決まりの行為も面倒臭くてやる気にならない。
相手のいないところで一生懸命考えても、本人と顔つき合わせた時に反映されなければ、自分のした行為自体が意味のないような気がして悲しくなるから。
…ホント、かんなり重症(;_;)
明後日までに携帯にメールも電話もかかってこなかったら、こんな携帯解約しよう。
元々、iモードにしようと思ってたのに、竜樹さんから貰った電話だからと思って替えずにいたんだから
、竜樹さんから連絡ないならこんなもん要らないじゃんね。ゴミカスだよ、ゴミカス。
…そういやこの携帯、貰ってから5年も経つんだ。
(その間、機種変更は何回かしてるけど)
竜樹さんと一緒にい始めた当初、彼は私の自宅に電話してきてたんだけど、当時自宅の電話は妹が占拠してて殆ど話が出来ない状態だった。
たまに私が電話に出て竜樹さんと話してると、妹が思いっきり不機嫌になって当り散らすので、会話なんて出来たもんじゃなかった。
そのうち、外に出て公衆電話からかけてたんだけど、ある晩、妹に締め出し食らった(゜o゜)
(理由はよく判らなかったけど、私が竜樹氏と付き合ってるのが気に入らなかったみたい)
それを知った竜樹さんがある日、携帯を持たせてくれた。
「夜遅く、俺に電話するために外に出るのが心配だから」
そう言ってた。
それから、この電話がホットラインとして機能し始める。
竜樹氏が仕事で夜遅くなったときも、病気で倒れた時も入院した時も、いつもこの電話が竜樹さんと私を繋いでいた。
そういや、何度か音信普通になったことがあったよなぁ。
竜樹さんが病気で倒れてすぐの頃と、彼が持ち出した別れ話の決着がつかないまま、北海道にいる彼の部下の手伝いに行った時。
前者の時は、心身ともに壊れ果ててて連絡するなんてこと思いつきもしなかったらしくて、後者の時は手伝いに専念したかったからわざと連絡しなかったらしい。
…いずれにしても、一段楽したら必ず彼から連絡があって、安心したものだけど。
…今回はどうなんだろう?
私はまだ彼の手の中にいるのだろうか?
彼の心のどこかにまだ住みつづけてるのだろうか?
…このままだと、携帯まで封印せんなんなぁ(笑)
ホンマ、どうなんねやろ?
って言うか、彼はどうしたいんだろう?
で、私はどうしたいんだろう?
…ますます判らなくなってきた(__)
「明日から仕事なんだから、ちったぁ遊ぼうよ」って自分に問い掛けなかったわけでもなかったけど、一人で外に出てもすることないんだもの。
…竜樹氏は、今日、お友達(男の人か女の人かも教えてくれへんかった(-_-メ))と会うからって、1日に「会えない」って宣告してるし。
「三が日どうしょうもない気分にしといて、自分は優雅にお友達と遊ぶって!?鬼か、あんたはっっ!」
理不尽な怒りばかりで、自分でもヤになってくる……(-_-;)
…結局、今日も電話1本、メール1通来なかった。
ますます破綻街道一直線っぽくて、落胆通り越して投げてしまいそう。
関係を維持するのに迷うと、竜樹氏と一緒にい始めた時から振り返るというお決まりの行為も面倒臭くてやる気にならない。
相手のいないところで一生懸命考えても、本人と顔つき合わせた時に反映されなければ、自分のした行為自体が意味のないような気がして悲しくなるから。
…ホント、かんなり重症(;_;)
明後日までに携帯にメールも電話もかかってこなかったら、こんな携帯解約しよう。
元々、iモードにしようと思ってたのに、竜樹さんから貰った電話だからと思って替えずにいたんだから
、竜樹さんから連絡ないならこんなもん要らないじゃんね。ゴミカスだよ、ゴミカス。
…そういやこの携帯、貰ってから5年も経つんだ。
(その間、機種変更は何回かしてるけど)
竜樹さんと一緒にい始めた当初、彼は私の自宅に電話してきてたんだけど、当時自宅の電話は妹が占拠してて殆ど話が出来ない状態だった。
たまに私が電話に出て竜樹さんと話してると、妹が思いっきり不機嫌になって当り散らすので、会話なんて出来たもんじゃなかった。
そのうち、外に出て公衆電話からかけてたんだけど、ある晩、妹に締め出し食らった(゜o゜)
(理由はよく判らなかったけど、私が竜樹氏と付き合ってるのが気に入らなかったみたい)
それを知った竜樹さんがある日、携帯を持たせてくれた。
「夜遅く、俺に電話するために外に出るのが心配だから」
そう言ってた。
それから、この電話がホットラインとして機能し始める。
竜樹氏が仕事で夜遅くなったときも、病気で倒れた時も入院した時も、いつもこの電話が竜樹さんと私を繋いでいた。
そういや、何度か音信普通になったことがあったよなぁ。
竜樹さんが病気で倒れてすぐの頃と、彼が持ち出した別れ話の決着がつかないまま、北海道にいる彼の部下の手伝いに行った時。
前者の時は、心身ともに壊れ果ててて連絡するなんてこと思いつきもしなかったらしくて、後者の時は手伝いに専念したかったからわざと連絡しなかったらしい。
…いずれにしても、一段楽したら必ず彼から連絡があって、安心したものだけど。
…今回はどうなんだろう?
私はまだ彼の手の中にいるのだろうか?
彼の心のどこかにまだ住みつづけてるのだろうか?
…このままだと、携帯まで封印せんなんなぁ(笑)
ホンマ、どうなんねやろ?
って言うか、彼はどうしたいんだろう?
で、私はどうしたいんだろう?
…ますます判らなくなってきた(__)
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…知らないよぉ(笑)
2001年1月3日昨晩、携帯が鳴った。
…竜樹氏かな?
そう思って出たら、東京にいる相棒からだった(^O^)
彼女は「趣味のデパート」な私の話の大部分がわかる恐ろしい人(爆笑)
2人とも喋りなんで、話が切れることがない。
気落ちしてる私にとってはいいタイミングでかかってきたなと思う。
…これも天の配剤かな?
近況報告から趣味の話まで取り留めなく話は続く。
私サイドの近況報告に話が及んだ時、ちょっと詰まってしまったけど、一通り話した。
竜樹氏と一緒にい始めた頃のことからみんな知ってる彼女の反応はどうかなと思ったり、嫌なこと思い出してまた滅入りそうになったりと一人で忙しかったのだけど、彼女の反応はと言えば……
…「爆笑」ひとつだった(^^ゞ
「霄ちゃんも彼氏もお互いに以前ほどの気遣いがなくなってんちゃん?長いこと一緒に居ったら仕方ないねんけどなぁ」
…一言で片付いた。
他の人が同じこと言ったらムカっときたかもしれないけど、彼女が言うと妙にスカッとするんだ(笑)
「そやなぁ」
深刻になりすぎることもなく、話は再び軽快に流れていく。
…さっすが相棒(^^)V
「私、2月のオーディション落ちたらそっち帰るかも知れへんわ」
彼女が一番言いたかったのは、この件だったみたい。
「そっち帰っても、実家に住まんと一人暮らししようかと思うねん。私の部屋の散らかりようも趣味も霄ちゃんが一番よく知ってるから、一緒に住もっかぁ」
その申し出が何となく嬉しくて、
「帰ってくるんやったら、連絡してやぁ」
と言ってしまう。
その後も入り組んだ迷路みたいに、話題は迷走しまくる(爆)
話の成り行きで、竜樹氏の独立話をしてしまった時、
「それって、『家を出るからお前も来い』ってことやろ?」
そう返す相棒に、
「さぁねぇ。よぉわからんねん、私」
と答える。
「あんたも、つくづく自分のことには鈍いなぁ」
と爆笑する相棒。
「ホンマに『たっちー』と一緒に住まんでいいの?」
相棒にかかると、竜樹さんすら『たっちー』呼ばわり(爆笑)
あんまり豪快に言ってくれるから、事の重大さも何も考える余地もなく、
「別に構へんよ」
と答えてしまった。
「わかったわぁ。そっちに帰る時、必ず連絡するから、ちゃんと金岡家出んねんで」
「は〜い♪」
そう言って電話を切る。
…気が付くと、朝6時過ぎ(゜o゜)
結局、私と相棒は6時間も会話しつづけてたのだ(爆)
こういう年始も楽しくていいね(^^ゞ
…電話代¥5,900は痛かったけど(T_T)
結局、今日帰る妹夫婦&姪御を見送ることなく、爆睡してしまって一日が終わる。
今日も竜樹氏からは電話1本、メール1通もなかった。
やい『たっちー』(笑)、あんまりぞんざいに扱ってると知らないよぉ。
彼女はめちゃめちゃ行動力ある人やから、帰ってくるとなったら、遠慮なく私の身柄持って行っちゃうよ(爆)
彼女からは有形無形の恩義を受けてるから、ちょっとやそっとじゃ無碍にしないんだから、私。
…とは言うものの、このまま自然消滅したら、こんな発言、屁の突っ張りにもならへんね(爆)
-Heaven only god Knows-
すべては「神のみぞ知る」ってか。
…はよ高みの見物できるような立場になりたいわ。
って、それはそれでつまんないんだろうけどね。
…竜樹氏かな?
そう思って出たら、東京にいる相棒からだった(^O^)
彼女は「趣味のデパート」な私の話の大部分がわかる恐ろしい人(爆笑)
2人とも喋りなんで、話が切れることがない。
気落ちしてる私にとってはいいタイミングでかかってきたなと思う。
…これも天の配剤かな?
近況報告から趣味の話まで取り留めなく話は続く。
私サイドの近況報告に話が及んだ時、ちょっと詰まってしまったけど、一通り話した。
竜樹氏と一緒にい始めた頃のことからみんな知ってる彼女の反応はどうかなと思ったり、嫌なこと思い出してまた滅入りそうになったりと一人で忙しかったのだけど、彼女の反応はと言えば……
…「爆笑」ひとつだった(^^ゞ
「霄ちゃんも彼氏もお互いに以前ほどの気遣いがなくなってんちゃん?長いこと一緒に居ったら仕方ないねんけどなぁ」
…一言で片付いた。
他の人が同じこと言ったらムカっときたかもしれないけど、彼女が言うと妙にスカッとするんだ(笑)
「そやなぁ」
深刻になりすぎることもなく、話は再び軽快に流れていく。
…さっすが相棒(^^)V
「私、2月のオーディション落ちたらそっち帰るかも知れへんわ」
彼女が一番言いたかったのは、この件だったみたい。
「そっち帰っても、実家に住まんと一人暮らししようかと思うねん。私の部屋の散らかりようも趣味も霄ちゃんが一番よく知ってるから、一緒に住もっかぁ」
その申し出が何となく嬉しくて、
「帰ってくるんやったら、連絡してやぁ」
と言ってしまう。
その後も入り組んだ迷路みたいに、話題は迷走しまくる(爆)
話の成り行きで、竜樹氏の独立話をしてしまった時、
「それって、『家を出るからお前も来い』ってことやろ?」
そう返す相棒に、
「さぁねぇ。よぉわからんねん、私」
と答える。
「あんたも、つくづく自分のことには鈍いなぁ」
と爆笑する相棒。
「ホンマに『たっちー』と一緒に住まんでいいの?」
相棒にかかると、竜樹さんすら『たっちー』呼ばわり(爆笑)
あんまり豪快に言ってくれるから、事の重大さも何も考える余地もなく、
「別に構へんよ」
と答えてしまった。
「わかったわぁ。そっちに帰る時、必ず連絡するから、ちゃんと金岡家出んねんで」
「は〜い♪」
そう言って電話を切る。
…気が付くと、朝6時過ぎ(゜o゜)
結局、私と相棒は6時間も会話しつづけてたのだ(爆)
こういう年始も楽しくていいね(^^ゞ
…電話代¥5,900は痛かったけど(T_T)
結局、今日帰る妹夫婦&姪御を見送ることなく、爆睡してしまって一日が終わる。
今日も竜樹氏からは電話1本、メール1通もなかった。
やい『たっちー』(笑)、あんまりぞんざいに扱ってると知らないよぉ。
彼女はめちゃめちゃ行動力ある人やから、帰ってくるとなったら、遠慮なく私の身柄持って行っちゃうよ(爆)
彼女からは有形無形の恩義を受けてるから、ちょっとやそっとじゃ無碍にしないんだから、私。
…とは言うものの、このまま自然消滅したら、こんな発言、屁の突っ張りにもならへんね(爆)
-Heaven only god Knows-
すべては「神のみぞ知る」ってか。
…はよ高みの見物できるような立場になりたいわ。
って、それはそれでつまんないんだろうけどね。
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Foolish Pride
2001年1月2日今日は一日外に出ずに、金岡ファミリーの面々と過ごした。
駅伝見たりラグビー見たりしてみんなで意味もなく騒いでみるのもたまにはいいかもしんない。
…昨日の今日なので余計にそう思った。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝
ここからは昨日の話。
初詣から戻った後、荷造りをして指輪を封印して出かける。
姪御が体調を崩して、救急病院に行ってたことも心配だったのだけど、約束は果たさないといけない。
そう思って出かけた。
さすがに、夜は寒い。
重たい荷物持って、坂道をどかどか駆け下りる。
昔、竜樹さんに会いたい気持ち一つで寒い夜道を走ったのとは全然違う感情で、坂道を駆け下りてる。
…どこでずれてしまったんかなぁ?
そう思ったり、
…こんな寒い中、重たいもの持って行かんなんの、面倒臭いなぁ、もう
と思ってみたり。
電車もバスも休日ダイヤで乗り継ぎがすごく悪い。
のらりくらり電車に乗り、20分ほどバスを待ち、竜樹さんの家に向かう。
「これ、渡したらとっとと帰ろう」
彼と顔つき合わしたとき何話そう、そんな感情すら起こらない。
竜樹さんの家に着き、呼び鈴を押す。
…竜樹さんが出てきた
「約束通り持ってきたから。もう帰ります」
「寒いし、上がっていったら?」
「今日、市バス正月ダイヤだし、もうあと10分ほどしたら終バス来るし、それ乗らんなんから」
「俺も外に用事があるから、その時家まで送るから上がったら?」
何度か押し問答を繰り返し、結局竜樹氏の家に上がることになる。
彼のご両親が出てきたので、挨拶をし竜樹氏のいる部屋に行く。
「何にも話すことがない」
竜樹氏は適当に話をしてくるけど、本当に簡単な相槌しか打てない。
「心の上を滑ってくだけの会話ならしない方がマシ」
十何年ぶりかにそう思った。
今日の一連の出来事を知らない彼のご両親は、お菓子とか持ってきてくれる。
一生懸命、笑顔を作って応対する。
彼と何を話したかってことより、そんなことばかり覚えてる。
…あ、彼が作ってくれたコーヒーにはやたら沢山ミルクが入ってた気がする。
「胃が痛いの、知っててのことかな?」
あれだけ言われたのに、まだ良心的に解釈してる自分がバカみたいで笑ってしまったけど。
「そろそろ送って行くわ」
その声に促されて外に出る。
外は寒い。竜樹氏の車の窓にも霜が降りてる。
エンジンをかけて、車を暖めながら霜を落としていく。
いつもなら車を出すまでのこんな時間がとても好きだったのに、今はたまらなく気まずい感じがする。
長く感じられた空白の時間の後、竜樹氏は車を走らせる。
「運転に集中したいから、ちょっと黙ってて」
いつもならそう注意されるのに、今日は竜樹氏が私に話し掛ける。
返事をするだけの私。
すんごい最低なる時間。
短時間で気持ちを立て直すことが出来なくなってることに情けなさを感じながら、「別に無理せんでええやん。なるようにしかならんわ」という自分もいる。
…私の家の近くまで戻ってきた時、
「俺、近々家を出て独立するから」
竜樹さんがそう言った。
何で今そんなことを言うのか判らなくて、何となく相槌を打つ。
「ただ、報告だけはしておこうと思って」
ひとしきり話した後、そう竜樹さんは呟いた。
車が私の家に辿り着いた。
お別れのキスも、私が家の中に入るまで待っててくれることもなく竜樹さんは帰って行った。
…やぁっぱ、破綻の道を進んでくのか、私達は。
「愛を語らない
二人だけの未来はいらない」
…そんな未来なら、確かにいらへんなぁ
このまま放っておいたら私たちが一緒にいた時間は思い出したくもない忘れてしまいたいだけの無駄な時間になってしまうんだろうね。
どんな結果に終わっても、それだけは勘弁。
…長い夜が始まるね。
自分の気持ちの持って行き方とこの恋の方向性がどうなるかを見つめていく時間が。
「ばかげた自尊心」を捨てられるかどうか。
もしかしてそれがこの恋のテーマ?
…だとしたら、答が出るまですんごい時間がかかりそうな気がするけど、ね。
年始早々、自分自身と彼の二手と同時に向き合うことになってしまった。
なんたる、ヘビーな年明けだ。
…避けては通れない問題だから、仕方ないんだろうけどね。
さて、どうしたもんだか…
駅伝見たりラグビー見たりしてみんなで意味もなく騒いでみるのもたまにはいいかもしんない。
…昨日の今日なので余計にそう思った。
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ここからは昨日の話。
初詣から戻った後、荷造りをして指輪を封印して出かける。
姪御が体調を崩して、救急病院に行ってたことも心配だったのだけど、約束は果たさないといけない。
そう思って出かけた。
さすがに、夜は寒い。
重たい荷物持って、坂道をどかどか駆け下りる。
昔、竜樹さんに会いたい気持ち一つで寒い夜道を走ったのとは全然違う感情で、坂道を駆け下りてる。
…どこでずれてしまったんかなぁ?
そう思ったり、
…こんな寒い中、重たいもの持って行かんなんの、面倒臭いなぁ、もう
と思ってみたり。
電車もバスも休日ダイヤで乗り継ぎがすごく悪い。
のらりくらり電車に乗り、20分ほどバスを待ち、竜樹さんの家に向かう。
「これ、渡したらとっとと帰ろう」
彼と顔つき合わしたとき何話そう、そんな感情すら起こらない。
竜樹さんの家に着き、呼び鈴を押す。
…竜樹さんが出てきた
「約束通り持ってきたから。もう帰ります」
「寒いし、上がっていったら?」
「今日、市バス正月ダイヤだし、もうあと10分ほどしたら終バス来るし、それ乗らんなんから」
「俺も外に用事があるから、その時家まで送るから上がったら?」
何度か押し問答を繰り返し、結局竜樹氏の家に上がることになる。
彼のご両親が出てきたので、挨拶をし竜樹氏のいる部屋に行く。
「何にも話すことがない」
竜樹氏は適当に話をしてくるけど、本当に簡単な相槌しか打てない。
「心の上を滑ってくだけの会話ならしない方がマシ」
十何年ぶりかにそう思った。
今日の一連の出来事を知らない彼のご両親は、お菓子とか持ってきてくれる。
一生懸命、笑顔を作って応対する。
彼と何を話したかってことより、そんなことばかり覚えてる。
…あ、彼が作ってくれたコーヒーにはやたら沢山ミルクが入ってた気がする。
「胃が痛いの、知っててのことかな?」
あれだけ言われたのに、まだ良心的に解釈してる自分がバカみたいで笑ってしまったけど。
「そろそろ送って行くわ」
その声に促されて外に出る。
外は寒い。竜樹氏の車の窓にも霜が降りてる。
エンジンをかけて、車を暖めながら霜を落としていく。
いつもなら車を出すまでのこんな時間がとても好きだったのに、今はたまらなく気まずい感じがする。
長く感じられた空白の時間の後、竜樹氏は車を走らせる。
「運転に集中したいから、ちょっと黙ってて」
いつもならそう注意されるのに、今日は竜樹氏が私に話し掛ける。
返事をするだけの私。
すんごい最低なる時間。
短時間で気持ちを立て直すことが出来なくなってることに情けなさを感じながら、「別に無理せんでええやん。なるようにしかならんわ」という自分もいる。
…私の家の近くまで戻ってきた時、
「俺、近々家を出て独立するから」
竜樹さんがそう言った。
何で今そんなことを言うのか判らなくて、何となく相槌を打つ。
「ただ、報告だけはしておこうと思って」
ひとしきり話した後、そう竜樹さんは呟いた。
車が私の家に辿り着いた。
お別れのキスも、私が家の中に入るまで待っててくれることもなく竜樹さんは帰って行った。
…やぁっぱ、破綻の道を進んでくのか、私達は。
「愛を語らない
二人だけの未来はいらない」
…そんな未来なら、確かにいらへんなぁ
このまま放っておいたら私たちが一緒にいた時間は思い出したくもない忘れてしまいたいだけの無駄な時間になってしまうんだろうね。
どんな結果に終わっても、それだけは勘弁。
…長い夜が始まるね。
自分の気持ちの持って行き方とこの恋の方向性がどうなるかを見つめていく時間が。
「ばかげた自尊心」を捨てられるかどうか。
もしかしてそれがこの恋のテーマ?
…だとしたら、答が出るまですんごい時間がかかりそうな気がするけど、ね。
年始早々、自分自身と彼の二手と同時に向き合うことになってしまった。
なんたる、ヘビーな年明けだ。
…避けては通れない問題だから、仕方ないんだろうけどね。
さて、どうしたもんだか…
…ちょっと封印
2001年1月1日昨晩、日付の変わる15分ほど前に竜樹さんから電話を貰う。日付が変わるまでずっと話し込んで、新世紀一番最初の「おめでとう」を貰えた。とても嬉しい。
その嬉しい気持ちを抱きしめて眠った。
金岡ファミリーとの朝食が済み、電話で竜樹さんと初詣の打ち合わせをして出かけようとした矢先、
「家族全員で近所のお寺に初詣に行こう」と妹が言い出した。
「竜樹さんと約束してるし…」と言って抜けようかとも考えたけれど、滅多に帰ってこない妹の申し出だし無碍にできない。
お寺は歩いて5分くらいのところだし、まぁいいかと思って参加する。
…それが悪かった。
竜樹さんが待ち合わせ場所に随分早く着いていたことも知らずにその場所に出向き、電車に乗って初詣に行ったけれど、竜樹さんの目的はことごとく果たせずじまい。
イライラする彼の姿を、びびり半分、むかつき半分の気分で眺めていた。
初詣から帰る電車に乗る前、マックで休憩を取ることになる。
その時、何で竜樹さんがイライラしてたのか、聞いてみた。
長い時間待たされたこと、段取りよく物事が進まなかったこと、目的が叶わなかったこと、いろいろ挙げられた。
すぐに謝ろうかと思ったけど、一番はじめの理由以外はどう考えても私の所為じゃないような気がして納得できない。
言い返そうとする自分の気持ちを押さえて、他の話題を探してみる。
竜樹さんはとても疲れてるみたいだったので、
「何となく疲れてそうだから、もう出かけずに家に戻りましょうか?」
と言ってみる。
(…我乍ら墓穴掘りなネタ振りだとは思ったけど)
「俺が疲れてるのは、待ちくたびれと鬱抑止の薬飲んでるからや」
そう言われた途端、自分の中で何かが弾けた。
「…鬱抑止の薬飲まんなんほど、私といるとストレスかかるんや?」
問い返すって言うより、頭真っ白な中から言葉を搾り出したって感じ。
「お前といると、段取りよく進まへんからイライラするんや。連れと会う時ですら、(連れは)俺の役に立つものを与えてくれるのに、お前は俺の足を引っ張ってばっかりや」
…それが返答か。
今まで(自分の意思でしてきたこととは言え)いろんな困難を気持ち一つで乗り越えてきたことは何だったんだろう。
辿り着いた答が「足引っ張るばっかりで、イライラさせる存在」でしかないって?
…尤も、自分のすることが他人の心に届くなんてことを考えてたこと自体、浅はかだったんだろうけど。
「もう帰りましょう。私はこれから忘れ物を取りに帰って、竜樹さん家に届けに行きます。今日中に」
そう言って、立ち上がった。
…実は、竜樹氏に「持ってきて」と頼まれてたものを私は持ってこなかった。
それは、長さが50cmほどあって重さが1〜2kgほどあるので、車を使わない状態で何時間も(しかも彼は手術後重いものを長時間持ち歩けなくなってるので)私一人で持ち歩くのはきついなと思って持ってこなかったのだ。
「…おう、そうしてくれ」
竜樹さんはそう返した。
わたしは彼の持ってた荷物を持ち、すたすたと店を出て、家路についた。
後から付いてきてる竜樹さんが「しんどいのに、なんてペースで歩くねん」って小声で言ってたのは知ってたけど、そんなもの知るもんか。
電車に乗っても、彼は私の座るスペースを空けて座ってたけど、無視して彼に背を向けて立ってた。
一つの疑問が駆け巡る。
「これで、本当に私のことを愛してるって?
これの何処が『大事にしてる』態度やねん?」って。
…尤も、私のとった態度も傍から見たら思いやりのかけらもない、非常に冷たいものだったかもしれないけど。
「Serment de verite」
私と竜樹さんのペアリングに刻まれてる言葉。
2年前の春、彼と一緒に探しに行った店先で彼が一目ぼれした指輪。
刻まれた言葉が「真実の誓い」って言う意味だと知って、余計に「これがいい」と言って譲らなかったもの。
でも、今は見るのも辛いや。
どんな気持ちでこの指輪を選び、お互いにつけあいっこして、互いに気持ち一つで困難を乗り越えてきたのか、思い出すのも振り返るのも。
「互いを思いやり、いろんな困難を乗り越えてきた過去は、自分の気持ちばかり主張しあう現在には勝てっこないのか」と思い知るのも。
こんなに揉めて、一体何を「誓う」のだろう?
こんなもの、口論になったマックの灰皿の中に捨ててくればよかったかな?
左手の薬指から外して、捨てるのを躊躇ってコートのポケットに押し込んで持って帰ってきてしまったけど。
…竜樹氏に渡すべきものを袋に押し込めながら、そう思う。
ペアリングの入ってた箱を開ける。
一緒に入ってたもう一つの指輪はない。
箱の右側に私がしてた指輪をしまう。
そして蓋をする。
…ちょっと封印
これから竜樹氏の家に「忘れ物」を渡しに行く。
左手にはいつもしてるリングをせずに。
もうどうなるのかなんて判らない。
一段落するまで、想い出いっぱいのリングはしないでおこう。
心に痛いだけだから…
その嬉しい気持ちを抱きしめて眠った。
金岡ファミリーとの朝食が済み、電話で竜樹さんと初詣の打ち合わせをして出かけようとした矢先、
「家族全員で近所のお寺に初詣に行こう」と妹が言い出した。
「竜樹さんと約束してるし…」と言って抜けようかとも考えたけれど、滅多に帰ってこない妹の申し出だし無碍にできない。
お寺は歩いて5分くらいのところだし、まぁいいかと思って参加する。
…それが悪かった。
竜樹さんが待ち合わせ場所に随分早く着いていたことも知らずにその場所に出向き、電車に乗って初詣に行ったけれど、竜樹さんの目的はことごとく果たせずじまい。
イライラする彼の姿を、びびり半分、むかつき半分の気分で眺めていた。
初詣から帰る電車に乗る前、マックで休憩を取ることになる。
その時、何で竜樹さんがイライラしてたのか、聞いてみた。
長い時間待たされたこと、段取りよく物事が進まなかったこと、目的が叶わなかったこと、いろいろ挙げられた。
すぐに謝ろうかと思ったけど、一番はじめの理由以外はどう考えても私の所為じゃないような気がして納得できない。
言い返そうとする自分の気持ちを押さえて、他の話題を探してみる。
竜樹さんはとても疲れてるみたいだったので、
「何となく疲れてそうだから、もう出かけずに家に戻りましょうか?」
と言ってみる。
(…我乍ら墓穴掘りなネタ振りだとは思ったけど)
「俺が疲れてるのは、待ちくたびれと鬱抑止の薬飲んでるからや」
そう言われた途端、自分の中で何かが弾けた。
「…鬱抑止の薬飲まんなんほど、私といるとストレスかかるんや?」
問い返すって言うより、頭真っ白な中から言葉を搾り出したって感じ。
「お前といると、段取りよく進まへんからイライラするんや。連れと会う時ですら、(連れは)俺の役に立つものを与えてくれるのに、お前は俺の足を引っ張ってばっかりや」
…それが返答か。
今まで(自分の意思でしてきたこととは言え)いろんな困難を気持ち一つで乗り越えてきたことは何だったんだろう。
辿り着いた答が「足引っ張るばっかりで、イライラさせる存在」でしかないって?
…尤も、自分のすることが他人の心に届くなんてことを考えてたこと自体、浅はかだったんだろうけど。
「もう帰りましょう。私はこれから忘れ物を取りに帰って、竜樹さん家に届けに行きます。今日中に」
そう言って、立ち上がった。
…実は、竜樹氏に「持ってきて」と頼まれてたものを私は持ってこなかった。
それは、長さが50cmほどあって重さが1〜2kgほどあるので、車を使わない状態で何時間も(しかも彼は手術後重いものを長時間持ち歩けなくなってるので)私一人で持ち歩くのはきついなと思って持ってこなかったのだ。
「…おう、そうしてくれ」
竜樹さんはそう返した。
わたしは彼の持ってた荷物を持ち、すたすたと店を出て、家路についた。
後から付いてきてる竜樹さんが「しんどいのに、なんてペースで歩くねん」って小声で言ってたのは知ってたけど、そんなもの知るもんか。
電車に乗っても、彼は私の座るスペースを空けて座ってたけど、無視して彼に背を向けて立ってた。
一つの疑問が駆け巡る。
「これで、本当に私のことを愛してるって?
これの何処が『大事にしてる』態度やねん?」って。
…尤も、私のとった態度も傍から見たら思いやりのかけらもない、非常に冷たいものだったかもしれないけど。
「Serment de verite」
私と竜樹さんのペアリングに刻まれてる言葉。
2年前の春、彼と一緒に探しに行った店先で彼が一目ぼれした指輪。
刻まれた言葉が「真実の誓い」って言う意味だと知って、余計に「これがいい」と言って譲らなかったもの。
でも、今は見るのも辛いや。
どんな気持ちでこの指輪を選び、お互いにつけあいっこして、互いに気持ち一つで困難を乗り越えてきたのか、思い出すのも振り返るのも。
「互いを思いやり、いろんな困難を乗り越えてきた過去は、自分の気持ちばかり主張しあう現在には勝てっこないのか」と思い知るのも。
こんなに揉めて、一体何を「誓う」のだろう?
こんなもの、口論になったマックの灰皿の中に捨ててくればよかったかな?
左手の薬指から外して、捨てるのを躊躇ってコートのポケットに押し込んで持って帰ってきてしまったけど。
…竜樹氏に渡すべきものを袋に押し込めながら、そう思う。
ペアリングの入ってた箱を開ける。
一緒に入ってたもう一つの指輪はない。
箱の右側に私がしてた指輪をしまう。
そして蓋をする。
…ちょっと封印
これから竜樹氏の家に「忘れ物」を渡しに行く。
左手にはいつもしてるリングをせずに。
もうどうなるのかなんて判らない。
一段落するまで、想い出いっぱいのリングはしないでおこう。
心に痛いだけだから…
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