昼下がりのメール

2005年4月1日
新年度初日。

今年は朝礼やるのかしらと少し早めに家を出たけれど、今年も朝礼はなし。
ここ数年、暮れと正月の2回しか朝礼をしなくなったのは、毎度毎度言うことが同じで幹部さんも嫌気がさしてるんだろう。
朝礼をすれば魔境の人々の士気が上がる訳でなし、朝礼に割く時間分仕事しろということなんだろう。

先月までは、4月1日になったら、「これが最後の1年だ」と最後の尽力を誓うのだろうななんてわくわくしてたけれど、その誓いを立てる予定は未定となる。
代わりにこの期の何処で私を取り巻くもうひとつの環境が変わる。
それに対する不安がない訳じゃないけれど、より多くの晴れやかな気持ちを抱えて歩いていけたら……なんて思ってるところに仕事がドカン。

親会社の怠慢とおバカちゃんの記憶力のなさを見て鼻から息が抜けてきそうになるのを堪えつつ、理不尽な怒りはすべて作業に必要な燃料に置き換え作業を続けた。

午前中にエネルギーを使い果たしてくったりしてると、机の中で携帯が光る。
「この時間だと姉さまかしら?」と携帯を見ると、メールがひとつ。

開けてみると、竜樹さんからだった。

体調が悪くても業務時間中には絶対に連絡して来ないのに、メールを飛ばしてきはったのは余程調子が悪いのか。

業務時間中に携帯にかかってくる電話を受けたりメールに返信したりなんて普段は絶対しないけれど、対処法を知らせたり返事をすることで安心を渡せるならその方がいいと、横目で携帯の画面をチラ見しつつ、書類片手にキーをこちこち、そっと空にメールを飛ばす。

…余程悪いなら、帰りに寄ったのがいいな。

携帯の入った引き出しをそっと閉め、少しでも早く魔境を出られるようにとだったか仕事を片付け魔境を後にした。

「霄が教えてくれたように対処したら大分マシになってん。
だから来て貰わなくても大丈夫やで。
ありがとう(*^_^*)」

送った返事はすごく短いものだったけど、それが何らかの役に立ったならとても嬉しい。

今日は1日キツかったけど、心を繋ぐ時間があったことに感謝。

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