本当に最低限あればいいのは…
2002年12月21日朝、ひどく頭が痛む感覚で目が覚めた。
暫くじっとしてゆっくりと起き上がり、雨戸を開けてびっくり。
外は大雨だった。
どういう訳か、雨降り前は頭が痛くなる。
雨が降らなくても頭痛が勃発しやすい体質のようなのに、それに加えて雨が降ると余計にひどくなるから困りもの。
…今日は竜樹さんちに行く日なのに
少々の頭痛ならおして出かけるのだけど、今日の頭痛は吐き気付。
竜樹さんに電話を入れ、少しばかり様子を見させて欲しいとお願いしてまた横になる。
いつもなら2時間ばかり様子を見れば出かけられるのに、今日はどういう訳か頭痛も吐き気もひどくなる一方。
長時間横になり続けて治る当てがあるなら「待っていて」とお願いはできるけど、治る当てもないままお願いはできないから、結局今日は行けそうにないことだけ電話した。
…今週は会えなくなっちゃったなぁ
電話を切って横になって、ため息ひとつ。
明日は本家の法事の絡みで金岡家に軟禁状態。
平日にイレギュラーのような形で会えたのだし、今年はイブの日にも会えるのだからそう嘆くことはないのだけれど…
竜樹邸にいる時間が短かったとしても、行くのと行かないのとでは大違い。
どれほど長いこと一緒にいても、いいことも悪いことも相応にあっても。
竜樹さんの顔を見たら違うことがある。
彼と一緒にいることで一瞬でも暖かな何かが心の中に流れ込んできたら、それが明日を歩く力になるのだから。
激しく降り注ぐ雨と鈍い痛みと吐き気を伴う身体を恨めしく思いながら、ふと思う。
贅沢言えばキリがなくて、アルティメットな幸せを突き詰めようとしたら、きっとそれは果てがなくて。
いつまでもいつまでも、その何かを追いかけ続けていくのだろうけれど。
本当に最低限あればいいのは、ささやかでも暖かななにか。
体調崩して会えなくなってやっとこ思い出すようじゃ、まだまだだよなと思いながら。
歩いていく家庭の中で、一瞬でも暖かなものを手にする機会があるのなら、それを見逃さずにきちっと捉えられる心と身体を維持しつづけたい。
きっとそれが今の私が生きてる証しのような気がする。
体調悪いと考えることが大袈裟だよなって、きっと元気になった時には少し笑ってしまうのかもしれないけれど。
それでも今の私はそう思ってる。
暫くじっとしてゆっくりと起き上がり、雨戸を開けてびっくり。
外は大雨だった。
どういう訳か、雨降り前は頭が痛くなる。
雨が降らなくても頭痛が勃発しやすい体質のようなのに、それに加えて雨が降ると余計にひどくなるから困りもの。
…今日は竜樹さんちに行く日なのに
少々の頭痛ならおして出かけるのだけど、今日の頭痛は吐き気付。
竜樹さんに電話を入れ、少しばかり様子を見させて欲しいとお願いしてまた横になる。
いつもなら2時間ばかり様子を見れば出かけられるのに、今日はどういう訳か頭痛も吐き気もひどくなる一方。
長時間横になり続けて治る当てがあるなら「待っていて」とお願いはできるけど、治る当てもないままお願いはできないから、結局今日は行けそうにないことだけ電話した。
…今週は会えなくなっちゃったなぁ
電話を切って横になって、ため息ひとつ。
明日は本家の法事の絡みで金岡家に軟禁状態。
平日にイレギュラーのような形で会えたのだし、今年はイブの日にも会えるのだからそう嘆くことはないのだけれど…
竜樹邸にいる時間が短かったとしても、行くのと行かないのとでは大違い。
どれほど長いこと一緒にいても、いいことも悪いことも相応にあっても。
竜樹さんの顔を見たら違うことがある。
彼と一緒にいることで一瞬でも暖かな何かが心の中に流れ込んできたら、それが明日を歩く力になるのだから。
激しく降り注ぐ雨と鈍い痛みと吐き気を伴う身体を恨めしく思いながら、ふと思う。
贅沢言えばキリがなくて、アルティメットな幸せを突き詰めようとしたら、きっとそれは果てがなくて。
いつまでもいつまでも、その何かを追いかけ続けていくのだろうけれど。
本当に最低限あればいいのは、ささやかでも暖かななにか。
体調崩して会えなくなってやっとこ思い出すようじゃ、まだまだだよなと思いながら。
歩いていく家庭の中で、一瞬でも暖かなものを手にする機会があるのなら、それを見逃さずにきちっと捉えられる心と身体を維持しつづけたい。
きっとそれが今の私が生きてる証しのような気がする。
体調悪いと考えることが大袈裟だよなって、きっと元気になった時には少し笑ってしまうのかもしれないけれど。
それでも今の私はそう思ってる。
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