ふっかふかのお布団みたいな…
2002年11月16日昨日の夜はお客がやってきたせいで、何もせずに眠ってしまった。
そのせいか、休みの日にしては早く目が覚めた。
よく寝たくせに、お腹が少々痛かったり身体にだるさが残っていたりしてるから、もう少しだけぐずぐずしてたい気もするけれど、今日は竜樹邸にてたこ焼きパーティ。
たこ焼きパーティ自体は結構時間がかかるから、いつもよりもスタートを早めておく必要がある。
だるさを掃うようにして起き上がって用意を始める。
意識がしゃんとし始めた頃に竜樹さんに電話をすると迎えに来てくれるとのことなので、食材を入れた袋をまとめて玄関でうろうろうろうろ…
携帯が鳴って家を出て、竜樹さんの待つ場所に向かう。
「昨日、しんどいのにちゃんと仕入れてんなぁ♪(*^-^*)」
「昨日竜樹さんが頑張ってくれたように、ちょっと頑張ってみました♪(o^−^o)」
そう言いながら食材袋を眺めていてとんでもないことに気がついた。
…たこ焼き用の粉を買うのを忘れてしまった/( ̄□ ̄)\ !
用意周到万事オッケー状態に持っていけたと思ってると、どこかでぽこんと忘れ物をする。
年々バカになってってるんじゃなかろうかと落ち込みはしたけれど、幸い竜樹さんが他に必要なものを買い足したいと仰ったので、途中のスーパーで調達できた。
少しばかりの渋滞を抜けて、竜樹邸に到着。
気分転換のコーヒーを少し飲んで、たこ焼きパーティの準備を始める。
最初はたこ焼きの生地を作る。
たこ焼きの素の袋の分量どおりに作ると、どうも幾分硬い感じの生地になる。
「もっと水入れな、アカンで」
リビングで休んでた竜樹さんが手伝いにきてくれ、2人で生地を作り上げる。
その後、私はタコを切る係、竜樹さんはネギを切る係……になる予定だったけれど、ネギ類を切ると涙が止まらなくなる竜樹さんを見るに見かねて交代。
延々とネギを小口切りしてる間、竜樹さんは2階に食材を運んだりセッティングしたりしてくれている。
ネギを切り終えると、2階ではもういつでも始められる状態になっていた。
前回ちっさなたこ焼きプレートで作って苦労したので、今回は電気タコ焼き器を使うことにした。
電気たこ焼き器の取説を見ながら、竜樹さんが生地の入れ方を指示する。
…こないだはすき焼き奉行、今回はたこ焼き奉行な竜樹さん
奉行の指示通り生地を流し込み、ネギや天かすを散らしていく。
「…あっ!!/( ̄□ ̄)\」
お奉行様は派手に刻み生姜をばら撒いておられた。
笑いを堪えつつも、じっとたこ焼きをひっくり返すタイミングを待ちつづける。
思ったよりもたこ焼きが焼けるのは早かった。
喜んで皿に移し、ソースや青海苔をかけて「いただきます♪」
「…辛い!!!(>へ<)」
辛いものがダメな竜樹さんに大量の生姜が入ったたこ焼きが当たった模様。
水を飲んでもまだちょっとむせておられる。
次のたこ焼きを約準備に入ると「頼むから生姜の量は控えてくれなぁ」と奉行らしからぬ泣きモード。
辛いのが本当にダメなのは一昨年の神戸小旅行で実証済みなので、極力生姜が入り過ぎないように気をつけながら、たこ焼き器に流し込んだ生地の中に生姜を落としていく。
ここからは殆どわんこたこ焼き状態。
焼いては食べ焼いては食べ……
このサイクルが異常に短くて、みるみるうちにおなかがいっぱいになる。
2時間近くたこ焼きを食べつづけ、2人とも暫くはたこ焼きを見たくないような状態になっていた。
洗い物をキッチンに持っておろし、後片付けをして休憩。
「…霄ぁ、押し入れ開けてみ?」
そう言われて押入れを開けてみると、真新しいお布団のセットがひと組鎮座してた。
出してみると敷布団も掛け布団も枕もみんな同じ柄で統一されている。
「使ってみる?」と言われたので、敷いて横になる。
…軽くてふっかふか♪(o^−^o)
お布団に包まってすぐ傍の布団で横になってる竜樹さんから差し出された手を握り締めてるうちに眠ってしまった。
目を覚ますとあたりは少し暗くなり始めている。
寝入ってしまってる竜樹さんを起こさないようにそっと起き出して、ふっかふかのお布団の上に最近お気に入りのタオル地のおっきなプーさんのぬいぐるみを置いて階下に降りて、夕飯の支度に取り掛かる。
今日の夕飯は、煮豚と小松菜と鶏肉の煮物の2品。
今日は少し多めに夕飯の食材を買って来たので、竜樹さんのご実家の分もあわせて作ることにした。
煮豚は一昨日の金岡家の夕飯に登場、あまりにあっさりと美味しかったので金岡母に作り方を聞いておいた。
豚肉の塊を茹で、沸騰したら火を止めて取り出しておく。
醤油・酒・みりん・砂糖・ニンニク・生姜を入れて煮立てた鍋に豚肉を戻し、汁気が少なくなるまで時々肉をひっくり返して満遍なく味を染み込ませて完成。
竜樹父さんがニンニクが苦手なので、味をつける段階で鍋を二つに分け、ご実家の分はニンニク抜きで味付けすることにした。
小松菜と鶏肉の煮物。
鶏肉は一口大、油揚げは縦に千切り、ニンジンは短冊切り、小松菜は5センチほどの長さに切っておく。
鶏肉をごま油で炒め表面の色が変わったら、鶏がらスープと酒、醤油、みりんで味を調えただしに、油揚げとニンジン、小松菜を入れて少し煮て完成。
どちらとも煮るだけで済むので、煮てる間にご飯を炊き、後片付けを済ませておく。
「…すごいええ匂いしてるなぁ(*^-^*)」
どうやら煮豚の匂いで起きてこられたらしい(笑)
竜樹さんにお願いしてご実家に煮豚と煮物を持って行って貰った。
竜樹母さんはまだ夕飯の支度をされてなかったとのことで、ちょうどいい時に差し入れする形になったよう。
竜樹母さんは毎日忙しくされているので、週に一度くらい一色でもいいから夕飯作りを休ませてあげられたらって思ってた。
私のすることが役に立ったなら、何よりだって思う。
竜樹さんが戻ってこられて、ちょっとした差し入れを頂いて。
それとあわせて夕飯を食卓に並べて「いただきます♪」
「美味いわ♪煮豚も煮物も♪」
最近、どちらかといえば和食党にシフトしつつある竜樹さんには大満足なご飯だったらしい。
多めについだつもりだったけれど、きれいになくなってしまった。
後片付けをしてひと休みしてると、横になってる竜樹さんから「おいでおいで」される。
その横で暫くくっついて過ごす。
2人で何かをしたり、ご飯を食べたり、くっついていたり。
その時間はふんわりと柔らかい感じがする。
竜樹さんが私のために用意してくれたふっかふかのお布団みたいな時間。
その柔らかさにずっと包まっていたいって強く強く思った。
そのせいか、休みの日にしては早く目が覚めた。
よく寝たくせに、お腹が少々痛かったり身体にだるさが残っていたりしてるから、もう少しだけぐずぐずしてたい気もするけれど、今日は竜樹邸にてたこ焼きパーティ。
たこ焼きパーティ自体は結構時間がかかるから、いつもよりもスタートを早めておく必要がある。
だるさを掃うようにして起き上がって用意を始める。
意識がしゃんとし始めた頃に竜樹さんに電話をすると迎えに来てくれるとのことなので、食材を入れた袋をまとめて玄関でうろうろうろうろ…
携帯が鳴って家を出て、竜樹さんの待つ場所に向かう。
「昨日、しんどいのにちゃんと仕入れてんなぁ♪(*^-^*)」
「昨日竜樹さんが頑張ってくれたように、ちょっと頑張ってみました♪(o^−^o)」
そう言いながら食材袋を眺めていてとんでもないことに気がついた。
…たこ焼き用の粉を買うのを忘れてしまった/( ̄□ ̄)\ !
用意周到万事オッケー状態に持っていけたと思ってると、どこかでぽこんと忘れ物をする。
年々バカになってってるんじゃなかろうかと落ち込みはしたけれど、幸い竜樹さんが他に必要なものを買い足したいと仰ったので、途中のスーパーで調達できた。
少しばかりの渋滞を抜けて、竜樹邸に到着。
気分転換のコーヒーを少し飲んで、たこ焼きパーティの準備を始める。
最初はたこ焼きの生地を作る。
たこ焼きの素の袋の分量どおりに作ると、どうも幾分硬い感じの生地になる。
「もっと水入れな、アカンで」
リビングで休んでた竜樹さんが手伝いにきてくれ、2人で生地を作り上げる。
その後、私はタコを切る係、竜樹さんはネギを切る係……になる予定だったけれど、ネギ類を切ると涙が止まらなくなる竜樹さんを見るに見かねて交代。
延々とネギを小口切りしてる間、竜樹さんは2階に食材を運んだりセッティングしたりしてくれている。
ネギを切り終えると、2階ではもういつでも始められる状態になっていた。
前回ちっさなたこ焼きプレートで作って苦労したので、今回は電気タコ焼き器を使うことにした。
電気たこ焼き器の取説を見ながら、竜樹さんが生地の入れ方を指示する。
…こないだはすき焼き奉行、今回はたこ焼き奉行な竜樹さん
奉行の指示通り生地を流し込み、ネギや天かすを散らしていく。
「…あっ!!/( ̄□ ̄)\」
お奉行様は派手に刻み生姜をばら撒いておられた。
笑いを堪えつつも、じっとたこ焼きをひっくり返すタイミングを待ちつづける。
思ったよりもたこ焼きが焼けるのは早かった。
喜んで皿に移し、ソースや青海苔をかけて「いただきます♪」
「…辛い!!!(>へ<)」
辛いものがダメな竜樹さんに大量の生姜が入ったたこ焼きが当たった模様。
水を飲んでもまだちょっとむせておられる。
次のたこ焼きを約準備に入ると「頼むから生姜の量は控えてくれなぁ」と奉行らしからぬ泣きモード。
辛いのが本当にダメなのは一昨年の神戸小旅行で実証済みなので、極力生姜が入り過ぎないように気をつけながら、たこ焼き器に流し込んだ生地の中に生姜を落としていく。
ここからは殆どわんこたこ焼き状態。
焼いては食べ焼いては食べ……
このサイクルが異常に短くて、みるみるうちにおなかがいっぱいになる。
2時間近くたこ焼きを食べつづけ、2人とも暫くはたこ焼きを見たくないような状態になっていた。
洗い物をキッチンに持っておろし、後片付けをして休憩。
「…霄ぁ、押し入れ開けてみ?」
そう言われて押入れを開けてみると、真新しいお布団のセットがひと組鎮座してた。
出してみると敷布団も掛け布団も枕もみんな同じ柄で統一されている。
「使ってみる?」と言われたので、敷いて横になる。
…軽くてふっかふか♪(o^−^o)
お布団に包まってすぐ傍の布団で横になってる竜樹さんから差し出された手を握り締めてるうちに眠ってしまった。
目を覚ますとあたりは少し暗くなり始めている。
寝入ってしまってる竜樹さんを起こさないようにそっと起き出して、ふっかふかのお布団の上に最近お気に入りのタオル地のおっきなプーさんのぬいぐるみを置いて階下に降りて、夕飯の支度に取り掛かる。
今日の夕飯は、煮豚と小松菜と鶏肉の煮物の2品。
今日は少し多めに夕飯の食材を買って来たので、竜樹さんのご実家の分もあわせて作ることにした。
煮豚は一昨日の金岡家の夕飯に登場、あまりにあっさりと美味しかったので金岡母に作り方を聞いておいた。
豚肉の塊を茹で、沸騰したら火を止めて取り出しておく。
醤油・酒・みりん・砂糖・ニンニク・生姜を入れて煮立てた鍋に豚肉を戻し、汁気が少なくなるまで時々肉をひっくり返して満遍なく味を染み込ませて完成。
竜樹父さんがニンニクが苦手なので、味をつける段階で鍋を二つに分け、ご実家の分はニンニク抜きで味付けすることにした。
小松菜と鶏肉の煮物。
鶏肉は一口大、油揚げは縦に千切り、ニンジンは短冊切り、小松菜は5センチほどの長さに切っておく。
鶏肉をごま油で炒め表面の色が変わったら、鶏がらスープと酒、醤油、みりんで味を調えただしに、油揚げとニンジン、小松菜を入れて少し煮て完成。
どちらとも煮るだけで済むので、煮てる間にご飯を炊き、後片付けを済ませておく。
「…すごいええ匂いしてるなぁ(*^-^*)」
どうやら煮豚の匂いで起きてこられたらしい(笑)
竜樹さんにお願いしてご実家に煮豚と煮物を持って行って貰った。
竜樹母さんはまだ夕飯の支度をされてなかったとのことで、ちょうどいい時に差し入れする形になったよう。
竜樹母さんは毎日忙しくされているので、週に一度くらい一色でもいいから夕飯作りを休ませてあげられたらって思ってた。
私のすることが役に立ったなら、何よりだって思う。
竜樹さんが戻ってこられて、ちょっとした差し入れを頂いて。
それとあわせて夕飯を食卓に並べて「いただきます♪」
「美味いわ♪煮豚も煮物も♪」
最近、どちらかといえば和食党にシフトしつつある竜樹さんには大満足なご飯だったらしい。
多めについだつもりだったけれど、きれいになくなってしまった。
後片付けをしてひと休みしてると、横になってる竜樹さんから「おいでおいで」される。
その横で暫くくっついて過ごす。
2人で何かをしたり、ご飯を食べたり、くっついていたり。
その時間はふんわりと柔らかい感じがする。
竜樹さんが私のために用意してくれたふっかふかのお布団みたいな時間。
その柔らかさにずっと包まっていたいって強く強く思った。
コメント