Private Heaven

2002年11月10日
すき焼き大会の翌日は、ゆったりしたペース。
ゆっくり眠って起き上がり、お昼ご飯を用意して後片付けした後は自室に入り浸りの猫と休息の時間。

パソコンに向かって作業をしようと思うけれど、「構えー構えー」と擦り寄る猫には勝てなくて。
お布団の上に猫を乗せて、窓越しの空を眺めながら猫と戯れる。


…ふと、思い出した。


昨日お友達が結婚したってこと。
まだお目にかかったことはないのだけれど、暖かな心を持つ人なのは何度かやり取りした中で感じ取れてる。
お友達が大勢いる方なので、まさか私のことを心に留めていてくれてはるだろうなんて重いもしなくて。
心が迷子になりそうな時、そっと声をかけてくれたことで自分を見ていてくれてたことを知って随分驚いたんだ。


いろんなことがあって泣いたり笑ったりを繰り返しても、最後は笑顔で一緒にいられること。
私自身が見つめつづける「いつか」の話を現実のものとして手に入れられたこと。
それがただ嬉しい。
彼女の辿り着く未来と私の辿り着くだろう未来が違うものであったとしても、自分の心に幸せなる未来を、いつか手に入れたいと思っていること。

届くかどうかは判らないけれど、小さなカードに想いを託してそっと流した。


そうしてまた猫と戯れ、窓越しの空を眺めて思いを馳せる。


私と竜樹さんの行く手にあるものは決して暖かなものばかりではなくて。
困難も心揺らす案件もそこいらじゅうに散らばっていて。
ころばないよう手を離さないよう、ゆっくり散らばったものを片付け歩くのに追われてる。
それがいつまで続くかは判らない。
もしかしたら困難や負の方に揺れる心に負けるかもしれない。


それは私だけじゃなくて、竜樹さんにも言えてること。


今の私と竜樹さんの想いを疑ってるわけではなく、冷静に見つめてみればその可能性がないとは言い切れないという状態であるには変わりはない。


笑顔で迎える明日が来るのか、さよならの明日が来るのかすら判らないけれど。


それでも、互いが互いを想い合い、笑顔で来るべき日を迎えられるかもしれないなら、まだ頑張れる気はするし、頑張りたいと思う。


いろんなものを越えて、晴れて一緒にいられるようになった友達に続けるかどうかは判らなくても、なりたい姿に近づきたいから。


竜樹さんの笑顔は私のもの。
私の笑顔は竜樹さんのもの。
暖かな笑顔を育んで、互いを慈しんで、やがては辿り着きたいと願う場所に辿り着きたい。


ネットの海で出会った大切な友達の幸せに触れて、心の中にある大切な場所に思いを馳せる。


その場所は私だけの天国のような場所。
竜樹さんと私が笑顔で触れ合う、そんな場所に辿り着きたいと強く強く願う。


ネットの海で出会った友達の幸せに触れて、いつか辿り着きたい場所にきちんと辿り着けるような自分でありたいって想いに出逢えたような気がした。


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