安らぎを抱き締めて
2002年10月13日竜樹邸で迎える2回目の朝。
今日は昨日異常に早く目覚める。
左隣には竜樹さん。
その寝顔を眺めながら、また寝なおしてしまった。
…次に目が覚めた時、竜樹さんに抱き締められていた (/-\*)
朝一番を竜樹さんと分け合うのが愛しい。
竜樹さんの熱にだんだん意識が覚めていく。
抱き締めあって少し眠って、また目が覚めてもいつもよりも早い時間。
「今日は外に出よ(*^-^*)」
昨日いい天気だったのに1日家にいてしまったことがどうやら不満だったらしい。
朝ご飯に昨日の夜作った牛肉の巻物と卵焼き、納豆とご飯とトマトのスライスを並べて朝ご飯。
普段朝ご飯は食べないから、竜樹さんといるとどんどん健康的な生活に近づいていく気がする。
…それでも、この生活は一旦今日で終わるのだけど
それを寂しく思うと鼻の奥が痛くなりそうな感じがするけれど。
いつかそれは特別だけどごく普通の生活の1コマになる日が来るのだから。
今は楽しいことを楽しめるだけ楽しんだらいい。
そんな風に思いながら、後片付けをする。
後片付けが落ち着いた頃、外に出かけることにした。
買出しのために家を出たけれど、あまりに天気がいいので近くの公園に散歩に以降ということに。
車を停めて公園まで手を繋ぎながら歩いていく。
週末の公園は人で賑わっている。
入り口の近くにある池で鯉に餌をやってる親子連れがいたり、釣りをしてる人がいたり。
水際のブロックのところにごつごつと石が並んでるように見えたので、何かなぁと目を凝らしてみると、亀が甲干しをしていた。
みんな一斉に同じ方向を向き、等間隔に並んでいる。
中にはどんくさい子もいて、伸び上がった途端、ぼちゃんと池に落ちる子も(^-^;
それを眺めながら公園の中に入ると、今度は鳥がいっぱい。
アヒルだの白鳥だの、カルガモだの。
子供に追われてがあがあ逃げまわる姿が何だか気の毒だったけれど、普段見ることの出来ない風景に暫し見入っていた。
それからも2人で園内を歩き回り、あまりに暖かくなりすぎて撤収。
また車に乗って、今度は買出しに出かける。
量販店に着き、竜樹さんが最初に買い求めたのは電気たこ焼き器。
前にたこ焼きパーティをした時にセットについてた小さなたこ焼きプレートが竜樹邸のカセットコンロと相性が悪く、焼きにくくてしょうがなかった。
そのリベンジ用として、電気たこ焼き器を調達することにしたのだとか。
…あの時は背中が痛くてそれどころじゃなかったのになぁ
もう一度あの面倒なパーティをしようと思ってくれることが何だか嬉しかった。
その後食材も買い込み、竜樹邸へ戻る。
戻って第一声が「お腹がすいた(>へ<)」
またしてもご飯が残っていたので、私が自宅で食べるために買ったちょっと変わったカレーを食べることに。
その名も「海軍さんのカレー」(笑)
少々高めだったけれど、1箱に2人前入っている。
ちょっと野菜が足りなそうだったので、巻物にしてもまだ余ったえのきとインゲンを入れ少し火を入れる。
それに卵を落として簡単な昼ご飯。
楽しい昼食を終え、後片付けをしてじゃれあって。
楽しい時間はあっという間に過ぎていく。
本当はもっと遅くまで竜樹邸に留まっていたかったけれど、姪御ちゃんの七五三のために帰ってきてる海衣たちは明日の昼までにはお江戸に戻るだろう。
殆ど顔を合わせなかったとなると、それはそれで具合が悪いから仕方がない。
「…いかがでしたか?リラックスルームでの時間はお楽しみ頂けましたでしょうか?」
竜樹さんがほにゃっと笑う。
「はい。楽しめましたし、よく休めました(*^-^*)」
「やろ?霄ちゃん、目の下のクマがきれいに消えたもんなぁ」
竜樹さんに言われてはじめて気がついた。
慢性的に目の下に出来てたクマはきれいに消えていた。
「ちゃんと睡眠とって、もっともっと元気になろうなぁ(*^-^*)」
そんな言葉を交わしながら、リラックスルームを後にする。
連休中日の道路は混んではいるけれど、あっという間に金岡家に着いてしまった。
「本当にありがとう」
「霄がきちんと休めたなら、それでええねん。
楽しかった、ありがとうなぁ」
そう言って竜樹さんと別れた。
家に帰ると、金岡両親がご馳走を作っていた。
今日の午前中にお参りに行って写真を撮って、今晩はお祝いの食事らしい。
食卓に徐々に並び始めてるお皿を見てびっくり。
いろんな種類のお造りに鯛の尾頭付きの塩焼き、オードブルにサラダ…
…一体、誰がこんなに食べるのよ?(;^_^A
姪御と海衣の旦那さんがやたら良く食べるので、それですらあっという間になくなってしまったけれど…
海衣の旦那さんの実家でよく出てきたという、無花果のサラダが美味しかった。
食事の後は姪御ちゃんが眠るまで遊び相手になり、姪御ちゃんが休んだ後は海衣と暫く話し、それぞれの部屋に戻って休む。
…今ここに集う家族に対しては不誠実な連休だったと思うけれど
この連休中は間違いなくここにいるよりもずっとよく休めた気がする。
作業量は間違いなくここにいるよりも多かったはずだけれど、心底リラックスして過ごせたんだと思う。
…私は竜樹さんの傍で癒されたけど、竜樹さんはどだったんだろ?
ほにゃっとした笑顔が心の底から生まれてきてたものなら、言うことないんだけどな。
時計を見ると、竜樹さんの隣で眠りについた時間が迫っている。
竜樹さんから貰った錠剤を飲んでまた眠りにつく。
竜樹さんから貰ったものをずっと維持できますように。
竜樹さんから貰った元気をずっと維持できますように。
竜樹さんから貰った安らぎを抱き締めて、1日を終えた。
今日は昨日異常に早く目覚める。
左隣には竜樹さん。
その寝顔を眺めながら、また寝なおしてしまった。
…次に目が覚めた時、竜樹さんに抱き締められていた (/-\*)
朝一番を竜樹さんと分け合うのが愛しい。
竜樹さんの熱にだんだん意識が覚めていく。
抱き締めあって少し眠って、また目が覚めてもいつもよりも早い時間。
「今日は外に出よ(*^-^*)」
昨日いい天気だったのに1日家にいてしまったことがどうやら不満だったらしい。
朝ご飯に昨日の夜作った牛肉の巻物と卵焼き、納豆とご飯とトマトのスライスを並べて朝ご飯。
普段朝ご飯は食べないから、竜樹さんといるとどんどん健康的な生活に近づいていく気がする。
…それでも、この生活は一旦今日で終わるのだけど
それを寂しく思うと鼻の奥が痛くなりそうな感じがするけれど。
いつかそれは特別だけどごく普通の生活の1コマになる日が来るのだから。
今は楽しいことを楽しめるだけ楽しんだらいい。
そんな風に思いながら、後片付けをする。
後片付けが落ち着いた頃、外に出かけることにした。
買出しのために家を出たけれど、あまりに天気がいいので近くの公園に散歩に以降ということに。
車を停めて公園まで手を繋ぎながら歩いていく。
週末の公園は人で賑わっている。
入り口の近くにある池で鯉に餌をやってる親子連れがいたり、釣りをしてる人がいたり。
水際のブロックのところにごつごつと石が並んでるように見えたので、何かなぁと目を凝らしてみると、亀が甲干しをしていた。
みんな一斉に同じ方向を向き、等間隔に並んでいる。
中にはどんくさい子もいて、伸び上がった途端、ぼちゃんと池に落ちる子も(^-^;
それを眺めながら公園の中に入ると、今度は鳥がいっぱい。
アヒルだの白鳥だの、カルガモだの。
子供に追われてがあがあ逃げまわる姿が何だか気の毒だったけれど、普段見ることの出来ない風景に暫し見入っていた。
それからも2人で園内を歩き回り、あまりに暖かくなりすぎて撤収。
また車に乗って、今度は買出しに出かける。
量販店に着き、竜樹さんが最初に買い求めたのは電気たこ焼き器。
前にたこ焼きパーティをした時にセットについてた小さなたこ焼きプレートが竜樹邸のカセットコンロと相性が悪く、焼きにくくてしょうがなかった。
そのリベンジ用として、電気たこ焼き器を調達することにしたのだとか。
…あの時は背中が痛くてそれどころじゃなかったのになぁ
もう一度あの面倒なパーティをしようと思ってくれることが何だか嬉しかった。
その後食材も買い込み、竜樹邸へ戻る。
戻って第一声が「お腹がすいた(>へ<)」
またしてもご飯が残っていたので、私が自宅で食べるために買ったちょっと変わったカレーを食べることに。
その名も「海軍さんのカレー」(笑)
少々高めだったけれど、1箱に2人前入っている。
ちょっと野菜が足りなそうだったので、巻物にしてもまだ余ったえのきとインゲンを入れ少し火を入れる。
それに卵を落として簡単な昼ご飯。
楽しい昼食を終え、後片付けをしてじゃれあって。
楽しい時間はあっという間に過ぎていく。
本当はもっと遅くまで竜樹邸に留まっていたかったけれど、姪御ちゃんの七五三のために帰ってきてる海衣たちは明日の昼までにはお江戸に戻るだろう。
殆ど顔を合わせなかったとなると、それはそれで具合が悪いから仕方がない。
「…いかがでしたか?リラックスルームでの時間はお楽しみ頂けましたでしょうか?」
竜樹さんがほにゃっと笑う。
「はい。楽しめましたし、よく休めました(*^-^*)」
「やろ?霄ちゃん、目の下のクマがきれいに消えたもんなぁ」
竜樹さんに言われてはじめて気がついた。
慢性的に目の下に出来てたクマはきれいに消えていた。
「ちゃんと睡眠とって、もっともっと元気になろうなぁ(*^-^*)」
そんな言葉を交わしながら、リラックスルームを後にする。
連休中日の道路は混んではいるけれど、あっという間に金岡家に着いてしまった。
「本当にありがとう」
「霄がきちんと休めたなら、それでええねん。
楽しかった、ありがとうなぁ」
そう言って竜樹さんと別れた。
家に帰ると、金岡両親がご馳走を作っていた。
今日の午前中にお参りに行って写真を撮って、今晩はお祝いの食事らしい。
食卓に徐々に並び始めてるお皿を見てびっくり。
いろんな種類のお造りに鯛の尾頭付きの塩焼き、オードブルにサラダ…
…一体、誰がこんなに食べるのよ?(;^_^A
姪御と海衣の旦那さんがやたら良く食べるので、それですらあっという間になくなってしまったけれど…
海衣の旦那さんの実家でよく出てきたという、無花果のサラダが美味しかった。
食事の後は姪御ちゃんが眠るまで遊び相手になり、姪御ちゃんが休んだ後は海衣と暫く話し、それぞれの部屋に戻って休む。
…今ここに集う家族に対しては不誠実な連休だったと思うけれど
この連休中は間違いなくここにいるよりもずっとよく休めた気がする。
作業量は間違いなくここにいるよりも多かったはずだけれど、心底リラックスして過ごせたんだと思う。
…私は竜樹さんの傍で癒されたけど、竜樹さんはどだったんだろ?
ほにゃっとした笑顔が心の底から生まれてきてたものなら、言うことないんだけどな。
時計を見ると、竜樹さんの隣で眠りについた時間が迫っている。
竜樹さんから貰った錠剤を飲んでまた眠りにつく。
竜樹さんから貰ったものをずっと維持できますように。
竜樹さんから貰った元気をずっと維持できますように。
竜樹さんから貰った安らぎを抱き締めて、1日を終えた。
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