日記の外にも日常がある。
と、いうよりも日記の外にこそ日常がある。
唐突に始まりましたがこんばんは。
金岡氏の美しい文章を期待されていた諸兄には心底申し訳ない。
しかし心底申し訳ないと思いつつ、
最近憂鬱の帷に垂れ込めつつある金岡氏の
しばしの心の慰めになれば幸いと
折った筈の筆をセロテープでグルグル巻きにして
本日の代打日記をお送りしたい。
日記の外にこそ、日常がある。
それは誰にとっても当たり前の認識だろうが、
webという場所に慣れると
その意識の境界が薄くなるように感じる。
この場所でつがいの雄鷺を労りながら
己も弱々しく翼を畳んでじっとしているような
そんな日々を送っているように見える金岡氏を、
諸兄はどんな風にご覧になっておられるのか。
目に涙を溜め、
目の前を幾度も通り過ぎる危難に心を痛めつつ、
ただ打ち萎れている人に見える方もおられよう。
その姿は雨に濡れる鷺草の如く。
とんでもない。
じっと耐えているのは、
爆発前の火山に例えられよう。
獲物が動くまで機会を窺い、
草むらから決して動かぬ肉食獣にも例えられよう。
日記には書かないだけで、
たまにとんでもないことをしでかすのも金岡氏である。
打ち萎れているだけのかわいこちゃんと舐めたらアカン。
ヒーローが懸命に戦ってるっちゅーに
ただキャーキャー騒いで更に敵に連れ去れるような
頭弱いヒロインとは違うんである。
先ほども書いたが、web日記は所詮、web日記。
諸兄のおられるモニタの外にこそ、生活がある。
この場所にいる金岡氏が金岡氏であるのは、
間違いのないことは無論であるが、
この場所の外にも彼女の生活があることを
肝に据に命じて行動したいと思う。
憂鬱の帷に垂れ込めようと、金岡氏は金岡氏なんである。
気を付けよう、暗い夜道と金岡 霄。
いつかその牙にやられるかもしれない。
いやマジで。
この人怒ると怖いんだって。
これで彼女が憂鬱の帷から飛び出してきたらと思うと、
背中に嫌な汗をかいてきたのでそろそろ筆を置きたい。
今日は生肉を用意して寝たいと思う。
再会の日まで、諸兄が壮健であるよう祈る。
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