一瞬の陽だまり
2002年10月4日昨夜、竜樹さんとの会話を終えて暫く作業をしていたら、激しい雨音が聞こえてきた。
術後、竜樹さんから「身体が痛くて眠れない」という話は聞かないけれど、身体に痛みを齎す雨でなければいいなと思う。
祈るような気持ちで眠りにつき、朝起きると窓の外は良く晴れていた。
外は蒸し暑いのか涼しいのか、よく判らない。
10月に入ったというのに、蒸し暑いなんて感じるのは私の体調が思わしくないのか、それとも気候がちょっとばかりおかしいのか。
よく判らないことに思いを廻らしながら、会社に向かって移動の旅を始める。
10月に入ってから引いた風邪は薬でようよう抑えられ、ようやっと食事の度に薬を飲むことからは開放された。
「あぁ、よかった」と思ってると、鼻の皮がめくれてしまってる(T^T)
鼻水攻撃の後は、鼻の頭ぼろぼろ攻撃。
週末までに鼻の頭が元通りになることを願い、風邪の勢力がぶり返さないように気を遣いながら過ごそうと心に決めて社屋に入る。
今日も割と穏やかな立ち上がり。
フローをこなす傍ら、ボスのちゃちゃ入れに受け答えしながら、時折できる空白の時間に考えたのは、連日思い煩ったことではなく週末のご飯のことだった。
本当はもう少し自分自身の心の底を眺めてどう動くか考える必要があるんだと思う。
けれどこれ以上考えまわしたところで、竜樹さんと話を詰めて出した結論を提示して動かしてみる以外に当面するべきことなど見当たるはずもない。
いろんな意味で弱ってたり壁にぶつかってる時の思考など建設的であるはずもなく、そんな中から出る結論は決まってするべきことの本筋からどんどこずれていくに過ぎないものだったりしてきたから。
暫く思い煩いから離れたことに意識を置いてみたかった。
そうすることで身体なり心なりが落ち着いた状態に戻ったら、また思考の中に身を置いてみよう。
そう思ったから、ひとまず今週末の夕飯のことを考えようと思った。
少なくともそうすれば、一日の終わりに交わす会話で竜樹さんに安心は与えられるから。
弱ってようが明るかろうが私であるには違いないけれど、どうせなら笑顔で1日を終えたいと思うから。
竜樹さんが気分よく眠ってくれるのが、嬉しいから…
週末に竜樹邸で何をするのかを考えた。
竜樹さんからの話では、竜樹邸にニューフェイスがやってきたとのこと。
私はこの子が来るのをずっと待ってたんだ。
…やってきたのは、炊飯器。
竜樹さんはあまり沢山食べる人じゃないので、今まではご実家で炊いたご飯を食べる分だけ分けてもらってたらしいのだけれど、いつまでもそれを続けてるのはどだろうということで買ってこられたらしい。
これで、炊き込みご飯もおこわもできる。
今までご飯以外のおかずであれこれ変化つけるしかなかったけれど、ご飯そのものに手を入れられるなら夕飯もさらに幅が広がるというもの。
…いいねぇ、いいねぇo(^-^o)o(^-^)o(o^-^)o
自分がご飯をしないとならないのには違いはないのだけど、竜樹さんと食べるためのご飯を作るのは苦にならないから。
機嫌のよい頭の中では、いろんなご飯が飛び交う。
…それだけでお腹がすいてきそうだった
お昼ものんべんだらりとご飯を食べたり雑用をしたりして過ごす。
昼からも仕事そのものがどこかのんべんだらりとしてる状態だったので、気持ち悪いくらいくらい作業は進む。
そうして、ぽかんとできた空白の時間に、ご飯のメニューを考える。
極めて穏やか過ぎる状態で今週の仕事は終わった。
ぼんやりと家に帰り、夕飯を食べた後はリビングでもぼんやり、自室でもぼんやり。
そのうち、転寝してしまったらしい。
ぼんやりする頭の奥の方で、携帯の着信音が聞こえる。
ごそごそと起き出してディスプレイを見ると、メールがひとつ。
…竜樹さんからだった。
「何してる?
ひさびさに痛いのよ、動かしすぎで」
「お夜寝してました。
飛ばしすぎたのね?
今夜はゆっくり休んでね(^_-)
明日はお手伝いに行くから、ね」
そんなメールを飛ばしたら、部屋電が鳴る。
竜樹さんの声はしんどそうだけど、どこかやさしい。
今日1日の話をしたり、明日のご飯の話をしたり。
別に数時間後には会えるのだから、しんどい時まで電話したりしなくてもよさそうなものだけど、最近の竜樹さんはよく連絡をくれる。
…それは陽だまりのような時間
メールひとつ、電話ひとつ貰えるだけで、そこにぱっと陽だまりができる感じ。
いろんな問題を抱える中ではその陽だまりは刹那のものかもしれないけれど、その一瞬の陽だまりの中で一日を終えられることが幸せなんだと思う。
「ありがとう」って気持ちで眠れることが、嬉しい今日この頃。
術後、竜樹さんから「身体が痛くて眠れない」という話は聞かないけれど、身体に痛みを齎す雨でなければいいなと思う。
祈るような気持ちで眠りにつき、朝起きると窓の外は良く晴れていた。
外は蒸し暑いのか涼しいのか、よく判らない。
10月に入ったというのに、蒸し暑いなんて感じるのは私の体調が思わしくないのか、それとも気候がちょっとばかりおかしいのか。
よく判らないことに思いを廻らしながら、会社に向かって移動の旅を始める。
10月に入ってから引いた風邪は薬でようよう抑えられ、ようやっと食事の度に薬を飲むことからは開放された。
「あぁ、よかった」と思ってると、鼻の皮がめくれてしまってる(T^T)
鼻水攻撃の後は、鼻の頭ぼろぼろ攻撃。
週末までに鼻の頭が元通りになることを願い、風邪の勢力がぶり返さないように気を遣いながら過ごそうと心に決めて社屋に入る。
今日も割と穏やかな立ち上がり。
フローをこなす傍ら、ボスのちゃちゃ入れに受け答えしながら、時折できる空白の時間に考えたのは、連日思い煩ったことではなく週末のご飯のことだった。
本当はもう少し自分自身の心の底を眺めてどう動くか考える必要があるんだと思う。
けれどこれ以上考えまわしたところで、竜樹さんと話を詰めて出した結論を提示して動かしてみる以外に当面するべきことなど見当たるはずもない。
いろんな意味で弱ってたり壁にぶつかってる時の思考など建設的であるはずもなく、そんな中から出る結論は決まってするべきことの本筋からどんどこずれていくに過ぎないものだったりしてきたから。
暫く思い煩いから離れたことに意識を置いてみたかった。
そうすることで身体なり心なりが落ち着いた状態に戻ったら、また思考の中に身を置いてみよう。
そう思ったから、ひとまず今週末の夕飯のことを考えようと思った。
少なくともそうすれば、一日の終わりに交わす会話で竜樹さんに安心は与えられるから。
弱ってようが明るかろうが私であるには違いないけれど、どうせなら笑顔で1日を終えたいと思うから。
竜樹さんが気分よく眠ってくれるのが、嬉しいから…
週末に竜樹邸で何をするのかを考えた。
竜樹さんからの話では、竜樹邸にニューフェイスがやってきたとのこと。
私はこの子が来るのをずっと待ってたんだ。
…やってきたのは、炊飯器。
竜樹さんはあまり沢山食べる人じゃないので、今まではご実家で炊いたご飯を食べる分だけ分けてもらってたらしいのだけれど、いつまでもそれを続けてるのはどだろうということで買ってこられたらしい。
これで、炊き込みご飯もおこわもできる。
今までご飯以外のおかずであれこれ変化つけるしかなかったけれど、ご飯そのものに手を入れられるなら夕飯もさらに幅が広がるというもの。
…いいねぇ、いいねぇo(^-^o)o(^-^)o(o^-^)o
自分がご飯をしないとならないのには違いはないのだけど、竜樹さんと食べるためのご飯を作るのは苦にならないから。
機嫌のよい頭の中では、いろんなご飯が飛び交う。
…それだけでお腹がすいてきそうだった
お昼ものんべんだらりとご飯を食べたり雑用をしたりして過ごす。
昼からも仕事そのものがどこかのんべんだらりとしてる状態だったので、気持ち悪いくらいくらい作業は進む。
そうして、ぽかんとできた空白の時間に、ご飯のメニューを考える。
極めて穏やか過ぎる状態で今週の仕事は終わった。
ぼんやりと家に帰り、夕飯を食べた後はリビングでもぼんやり、自室でもぼんやり。
そのうち、転寝してしまったらしい。
ぼんやりする頭の奥の方で、携帯の着信音が聞こえる。
ごそごそと起き出してディスプレイを見ると、メールがひとつ。
…竜樹さんからだった。
「何してる?
ひさびさに痛いのよ、動かしすぎで」
「お夜寝してました。
飛ばしすぎたのね?
今夜はゆっくり休んでね(^_-)
明日はお手伝いに行くから、ね」
そんなメールを飛ばしたら、部屋電が鳴る。
竜樹さんの声はしんどそうだけど、どこかやさしい。
今日1日の話をしたり、明日のご飯の話をしたり。
別に数時間後には会えるのだから、しんどい時まで電話したりしなくてもよさそうなものだけど、最近の竜樹さんはよく連絡をくれる。
…それは陽だまりのような時間
メールひとつ、電話ひとつ貰えるだけで、そこにぱっと陽だまりができる感じ。
いろんな問題を抱える中ではその陽だまりは刹那のものかもしれないけれど、その一瞬の陽だまりの中で一日を終えられることが幸せなんだと思う。
「ありがとう」って気持ちで眠れることが、嬉しい今日この頃。
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