どんな結末が待っていても…
2002年10月3日昨晩は竜樹さんと話した後、ごとりと眠ってしまった。
目が覚めたら夜中の1時。
そこからごそごそと起き上がって溜め込んでいたお返事を書いて、もう一度眠った。
二度寝したからかいつもよりもまして身体はだるい気がする。
気持ちは身体異常に複雑な感じ。
竜樹さんが悲しい想いを抱えてたと知った言葉は痛みと共に暖かな気持ちを連れてくる。
竜樹さんと一緒にいられることが嬉しいのは間違いないけれど、私を置いてどんどん物事が進んでいきそうな感じに戸惑いがない訳でもなくて。
この事態を喜んでいいのかどうか判らない自分が煮え切らなくて嫌な感じがするのだけは確からしい。
思考はまとまるどころかますます迷走していくような感じのまま、家を出る。
空はすっかり秋の色。
運動会日和ってこんな感じの空なんだろうなぁ。
竜樹さんと一緒にいようと思う気持ちは今見上げてる空のような感じなのに。
それを通すためにしなければならないことに目をやると、途端にいろんな物事がにごってくるような気がする。
竜樹さんとの話が纏まって金岡両親と四者会談になった時。
現状のカードだけでは恐らく結果は見えている。
だとしたら、あまりその日が早く来るのもどうだろうと迷うあたりがだらしなくてとても嫌。
…そうならないために、竜樹さんが出向くと言ったんだ。
たとえ私が思うような結果にしかならなかったとしても、竜樹さんを失うことがないのなら、もうそれでいいじゃないか。
だからと言って、そこへ辿り着くまでの過程をすべて放棄する気はないんだ。
ぎりぎりまで粘ろう。
ぐずぐずとでもここまではこぎつけたんだ。
…て、殆ど強情一本で押し切った形に過ぎないかもしれないけれど(-_-;)
堂々巡りな思考を引きずりながら、事務所に入る。
今日は洗濯当番。
いつもならフローがぐちゃぐちゃになるこの雑用が煩わしくてならないのだけど、今日みたいにちょっと気持ちがぐつぐつしてる時にはちょうどいい気分転換。
僅かなスペースから見える秋色の空を眺めながら洗濯機を回し、細切れの時間に仕事を詰め込みながら洗濯を進める。
洗濯槽に水を入れて洗剤を入れて、ぐるぐる。
取り出して脱水掛けてまた洗濯槽に入れて、ぐるぐる。
水と少しばかりの洗剤を入れると、やがて洗濯物はきれいになる。
そこへ柔軟剤を放り込んで洗い上げたタオルは性能の悪い洗濯機ででもキレイになってる。
そんな風に物事を動かしつづけてさえいれば、物事はキレイに片付かなくても思考だけはすっきりするのだろうか?
自分自身と性能の悪い洗濯機を一緒くたにして考えるあたりが立派に思考疲れを起こしてるんだろうなぁとは思うけれど。
行動すること自体は無駄でないと考えていられてるだけマシなのかもしれない。
無理やりにでも前向きな気持ちを捻り出す。
竜樹さんとのことを思うだけで前向きな気持ちが生まれてるうちは大丈夫なんだろう。
竜樹さんと一緒にいたいと願う気持ちから何かを生み出せるうちは、決して負けではない。
自分に負けてさえなければ道は開けるのだと、少しばかり手垢のついたような文句をたれながら、本腰入れてやってくる仕事を片付け出す。
洗濯当番がある日は殆ど8時間近く仕事と格闘状態で少しの余裕もないのに、今日は奇妙に暇だった。
ここであまり疲労感を蓄積されなかったことがとてもありがたいと思いながら、社屋を出た。
家に帰るための移動の連続に一段楽して、ふと竜樹さんが進めてくれていたことに対する報告をし忘れてたことを思い出す。
入院する前から、肌にいい食品や疲労回復に役立つ食品についていろいろ教えてくれてた。
竜樹さんの食事には気を遣うのに自分自身が口にするものはかなり無頓着なので、竜樹さんは心配していた模様。
竜樹さんの手術が終わるまでは気が気でなくて余計に自分が口にするものに無頓着だったけれど、一段楽して竜樹さんが勧めていてくれたものを食べることにしてみた。
それが即効果のあるもののようには思えないけれど、続けていて効果のあるものなら儲けものだ。
少なくとも、身体には悪くないのだろうから…
「こんばんは。今日はいかがですか?
奇妙に仕事が暇だったので、比較的消耗が少ないです。
帰ったら勧められてたものを食べとこうと思います。
いつもと違う調理法をネットで探そうかな?
キレイになるからね♪(*^_^*)」
暫くすると、お返事ひとつ。
「少し無理したみたい。右肩が痛い(T^T)今は大丈夫だけど」
動けるようになったから、いろいろしたいことを実行してたらまた無理が出たのかなと心配になったので、ゆっくり休むようにメールを飛ばすと、またお返事。
…竜樹さん、パソコンを調整してたらしい。
手術前もパソコンに長く向かってると調子が悪くなると話してたけど、今もまだパソコンとは相性が悪いらしい。
私で判る範囲のことをいくつか打ってまたメール。
いつもなら眠いだけの移動の連続は楽しい時間に変わる。
帰宅して夕飯を食べ終わって自室に戻った頃、竜樹さんから連絡が入る。
メールで補足しきれなかったパソコンの設定の話になり、ゾンビっち開けて一緒の画面を開けながら話をする。
離れた場所にいるのに、同じことをしてるのが嬉しい。
それは竜樹さんが入院してた時、惺さんと3人でネットをしてた時も思ったことだけど…
暖かく穏やかな時間は以前に比べるとはるかに長く続く。
それが竜樹さんの体の具合がよくなってきてる証しのひとつのように思えるから、さらに嬉しさは増す。
多分、私が予測してる結論と実際の結末は殆ど違わないだろう。
よほどいいカードが揃わない限り、知恵と努力だけでは覆らないこともある。
8年間眠らせていた力技をいずれ使わなきゃならない日も来るかもしれない。
力技を使うのを躊躇ったのは、竜樹さんとの未来を不安に思ったからじゃない。
今よりつましい生活をするのが嫌だから躊躇うのかなとも思ったけれど、どうもそうでもないらしい。
竜樹さんと一緒にいたいと思うのと同じくらい、決裂して捨て置きたくない人がいるのだということ。
ぎりぎりまでは粘るけれど、どうしようもなくなった時の結論など、一緒にい始めたときから決まってる。
その力技を使わないで済めばいいなと思いつつ、自分の行く道はもう確定してる。
…事態はぐちゃぐちゃでも、指針だけはひどくシンプルなんだよね
事態と指針がばちんと一致する時など、ほんの一瞬なのかもしれない。
そんな瞬間を見ることがないまま、指針ひとつを守るために飛び出さなきゃならない日もくるかもしれない。
取り巻く情況と自分の気持ちのバランスを見据えながら歩こう。
どんな結末が待っていても、自分の出方だけは決まっているのだから…
目が覚めたら夜中の1時。
そこからごそごそと起き上がって溜め込んでいたお返事を書いて、もう一度眠った。
二度寝したからかいつもよりもまして身体はだるい気がする。
気持ちは身体異常に複雑な感じ。
竜樹さんが悲しい想いを抱えてたと知った言葉は痛みと共に暖かな気持ちを連れてくる。
竜樹さんと一緒にいられることが嬉しいのは間違いないけれど、私を置いてどんどん物事が進んでいきそうな感じに戸惑いがない訳でもなくて。
この事態を喜んでいいのかどうか判らない自分が煮え切らなくて嫌な感じがするのだけは確からしい。
思考はまとまるどころかますます迷走していくような感じのまま、家を出る。
空はすっかり秋の色。
運動会日和ってこんな感じの空なんだろうなぁ。
竜樹さんと一緒にいようと思う気持ちは今見上げてる空のような感じなのに。
それを通すためにしなければならないことに目をやると、途端にいろんな物事がにごってくるような気がする。
竜樹さんとの話が纏まって金岡両親と四者会談になった時。
現状のカードだけでは恐らく結果は見えている。
だとしたら、あまりその日が早く来るのもどうだろうと迷うあたりがだらしなくてとても嫌。
…そうならないために、竜樹さんが出向くと言ったんだ。
たとえ私が思うような結果にしかならなかったとしても、竜樹さんを失うことがないのなら、もうそれでいいじゃないか。
だからと言って、そこへ辿り着くまでの過程をすべて放棄する気はないんだ。
ぎりぎりまで粘ろう。
ぐずぐずとでもここまではこぎつけたんだ。
…て、殆ど強情一本で押し切った形に過ぎないかもしれないけれど(-_-;)
堂々巡りな思考を引きずりながら、事務所に入る。
今日は洗濯当番。
いつもならフローがぐちゃぐちゃになるこの雑用が煩わしくてならないのだけど、今日みたいにちょっと気持ちがぐつぐつしてる時にはちょうどいい気分転換。
僅かなスペースから見える秋色の空を眺めながら洗濯機を回し、細切れの時間に仕事を詰め込みながら洗濯を進める。
洗濯槽に水を入れて洗剤を入れて、ぐるぐる。
取り出して脱水掛けてまた洗濯槽に入れて、ぐるぐる。
水と少しばかりの洗剤を入れると、やがて洗濯物はきれいになる。
そこへ柔軟剤を放り込んで洗い上げたタオルは性能の悪い洗濯機ででもキレイになってる。
そんな風に物事を動かしつづけてさえいれば、物事はキレイに片付かなくても思考だけはすっきりするのだろうか?
自分自身と性能の悪い洗濯機を一緒くたにして考えるあたりが立派に思考疲れを起こしてるんだろうなぁとは思うけれど。
行動すること自体は無駄でないと考えていられてるだけマシなのかもしれない。
無理やりにでも前向きな気持ちを捻り出す。
竜樹さんとのことを思うだけで前向きな気持ちが生まれてるうちは大丈夫なんだろう。
竜樹さんと一緒にいたいと願う気持ちから何かを生み出せるうちは、決して負けではない。
自分に負けてさえなければ道は開けるのだと、少しばかり手垢のついたような文句をたれながら、本腰入れてやってくる仕事を片付け出す。
洗濯当番がある日は殆ど8時間近く仕事と格闘状態で少しの余裕もないのに、今日は奇妙に暇だった。
ここであまり疲労感を蓄積されなかったことがとてもありがたいと思いながら、社屋を出た。
家に帰るための移動の連続に一段楽して、ふと竜樹さんが進めてくれていたことに対する報告をし忘れてたことを思い出す。
入院する前から、肌にいい食品や疲労回復に役立つ食品についていろいろ教えてくれてた。
竜樹さんの食事には気を遣うのに自分自身が口にするものはかなり無頓着なので、竜樹さんは心配していた模様。
竜樹さんの手術が終わるまでは気が気でなくて余計に自分が口にするものに無頓着だったけれど、一段楽して竜樹さんが勧めていてくれたものを食べることにしてみた。
それが即効果のあるもののようには思えないけれど、続けていて効果のあるものなら儲けものだ。
少なくとも、身体には悪くないのだろうから…
「こんばんは。今日はいかがですか?
奇妙に仕事が暇だったので、比較的消耗が少ないです。
帰ったら勧められてたものを食べとこうと思います。
いつもと違う調理法をネットで探そうかな?
キレイになるからね♪(*^_^*)」
暫くすると、お返事ひとつ。
「少し無理したみたい。右肩が痛い(T^T)今は大丈夫だけど」
動けるようになったから、いろいろしたいことを実行してたらまた無理が出たのかなと心配になったので、ゆっくり休むようにメールを飛ばすと、またお返事。
…竜樹さん、パソコンを調整してたらしい。
手術前もパソコンに長く向かってると調子が悪くなると話してたけど、今もまだパソコンとは相性が悪いらしい。
私で判る範囲のことをいくつか打ってまたメール。
いつもなら眠いだけの移動の連続は楽しい時間に変わる。
帰宅して夕飯を食べ終わって自室に戻った頃、竜樹さんから連絡が入る。
メールで補足しきれなかったパソコンの設定の話になり、ゾンビっち開けて一緒の画面を開けながら話をする。
離れた場所にいるのに、同じことをしてるのが嬉しい。
それは竜樹さんが入院してた時、惺さんと3人でネットをしてた時も思ったことだけど…
暖かく穏やかな時間は以前に比べるとはるかに長く続く。
それが竜樹さんの体の具合がよくなってきてる証しのひとつのように思えるから、さらに嬉しさは増す。
多分、私が予測してる結論と実際の結末は殆ど違わないだろう。
よほどいいカードが揃わない限り、知恵と努力だけでは覆らないこともある。
8年間眠らせていた力技をいずれ使わなきゃならない日も来るかもしれない。
力技を使うのを躊躇ったのは、竜樹さんとの未来を不安に思ったからじゃない。
今よりつましい生活をするのが嫌だから躊躇うのかなとも思ったけれど、どうもそうでもないらしい。
竜樹さんと一緒にいたいと思うのと同じくらい、決裂して捨て置きたくない人がいるのだということ。
ぎりぎりまでは粘るけれど、どうしようもなくなった時の結論など、一緒にい始めたときから決まってる。
その力技を使わないで済めばいいなと思いつつ、自分の行く道はもう確定してる。
…事態はぐちゃぐちゃでも、指針だけはひどくシンプルなんだよね
事態と指針がばちんと一致する時など、ほんの一瞬なのかもしれない。
そんな瞬間を見ることがないまま、指針ひとつを守るために飛び出さなきゃならない日もくるかもしれない。
取り巻く情況と自分の気持ちのバランスを見据えながら歩こう。
どんな結末が待っていても、自分の出方だけは決まっているのだから…
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