いつか雨が上がるように…
2002年9月26日昨夜、MIDIの話の後暫くして竜樹さんからメールが届いた。
「いつ退院してもいいねんて!今日友達が見舞いに来てくれたわ。28日の晩外泊するから、いつもの駅で待ち合わせしよう。友達が病院まで迎えにくるから、俺と霄と友達とで私の家に帰ることになるよ」
急な話にびっくりした。
竜樹さんの回復が早いのには目を見張ったけれど、これほどまでに退院の話が早い段階で出てくるなんて思わなかった。
「みんなでお祝いするんですね(*^_^*)
よかったです。
…何か用意しておくものはありますか?」
ただ思ってたよりも早く退院できそうだということが嬉しくて、お返事を飛ばす。
「ないよ。出前でも取ろう。詳細は未定。」
いやにあっさりとしたお返事にて終了。
気分良く眠りについた。
幾分いつもよりかは身体も重くなく、ひとまず今日1日頑張ろうと気力を起こして家を出た。
移動しながら定例の朝メールを飛ばし、ふと見ると封筒マークが飛び込んでくる。
…………………(/-\*)……
昨日私が投げかけた質問に対する答は、思いっきりテレるものだった。
ほっぺた赤くなってやしないだろうかと思いながら、竜樹さんに短い返事を返し、そのままメールを打ちつづける。
…明日竜樹さんが一時的にせよ竜樹邸に戻ってくるんだぁ(*^-^*)
その嬉しさひとつを抱えて、人外魔境に入ったけれど…
…しょっぱなから、バタバタ続きだった(>へ<)
ここ数ヶ月、午前中が忙しければ昼から静かな仕事の流れ、午前中が暇ならば昼から仕事がバタつくというのがお約束なので、「あぁ、これで昼からは大丈夫だろう」とタカを括っていたけれど…
…昼からも、こてんぱんにやられた
ぐったりした状態のまま、ただぼんやりと社屋を後にした。
意識が落ちそうになるのを必死で堪えて移動していると、携帯にメールがひとつ。
…私の小さな夢が死なない方向へ連れて行ってくれるようなやさしい風を感じながら、機嫌よく家路を急ぐ。
途中でふと思い出したことがあって、途中下車。
…今日は浜田麻里のライブのDVDの発売日。
今日買ったところでいつ見られるのかは判らないけれど、5月のあの日のことを思い返して元気になれるならいいなと思って即買い。
さらに機嫌よく家に帰った。
それでも異常なる眠気は覚めることなく、夕飯も食べずに寝てしまいそうになったけれど、それは「構ってー構ってー」と押しかけてくるプードルさんと「撫でれー、撫でれー」と擦り寄ってくる猫に阻止されて、辛うじて夕飯を摂るところまではこぎつけた。
…けれど、その後の記憶がない。
どうやら転寝していたらしく、携帯のメールの着信音で目が覚める。
「友達が病院まで来てくれるので、霄も14時には病院に来てほしい。頼むよ」
…………………………(゜д゜)………
…いきなり病院でご対面?
今まで竜樹さんサイドの人で会ったことがあるのは竜樹さんファミリーと竜樹さんのおばあちゃんくらい。
竜樹さんのご家族でない人と会うのは初めて。
最近人絡みでいろいろあったので、100%の前向きな気持ちで出かけていく気にはならないけれど、ほかならぬ竜樹さんが大事にしてる友達だもの。
迷いは完全に払拭できなくても、機嫌よい状態で出かけていきたいと思う。
あまりの急展開にびっくりして、すっかり目が覚めてしまった。
何となく眠れずに暫くパソコンの前で作業をしながらぼけっとしてると、窓の外からいきなり激しい雨音が聞こえる。
雨に触れると、竜樹さんの身体の具合が気になる。
手術が無事に済んだことで、過敏なくらいに心配する必要はなくなったんだろうとは思うけれど。
長い間、忌まわしいものとして認識されたものが、そう簡単によいものとして受け止められよう筈などないけれど…
…いつか雨音を聞いても、それが竜樹さんの不調の象徴として見なさなくても済むんだよね?
術後のめざましい回復力を目の当たりにしたじゃないか?
竜樹さんの回復と共に、いろんなことが動き出すのはごくごく当たり前のこと。
臆せず、気負わず目の前に現れるいろんなことをただ静かに受け止めよう。
そうすることで、私も竜樹さんも笑顔を取り戻せるのなら…
そんな風に前向きな意識に移行しようと思ってる間も雨脚は強まるばかり。
雨の記憶がようよう生み出したなけなしの前向きを折り曲げてしまいそうになるけれど。
…いつか雨が上がるように、いろんな迷いからも出ることはできるから
お夜寝して暫く起きてから再び寝なおすのはしんどいけれど、遅くまで起きて遅くまで寝ている訳にもいかないから、早く休もう。
十分に睡眠を取って、身体から元気を呼び戻そう。
いつか来る雨上がりの空を希いながら、また短い眠りについた。
「いつ退院してもいいねんて!今日友達が見舞いに来てくれたわ。28日の晩外泊するから、いつもの駅で待ち合わせしよう。友達が病院まで迎えにくるから、俺と霄と友達とで私の家に帰ることになるよ」
急な話にびっくりした。
竜樹さんの回復が早いのには目を見張ったけれど、これほどまでに退院の話が早い段階で出てくるなんて思わなかった。
「みんなでお祝いするんですね(*^_^*)
よかったです。
…何か用意しておくものはありますか?」
ただ思ってたよりも早く退院できそうだということが嬉しくて、お返事を飛ばす。
「ないよ。出前でも取ろう。詳細は未定。」
いやにあっさりとしたお返事にて終了。
気分良く眠りについた。
幾分いつもよりかは身体も重くなく、ひとまず今日1日頑張ろうと気力を起こして家を出た。
移動しながら定例の朝メールを飛ばし、ふと見ると封筒マークが飛び込んでくる。
…………………(/-\*)……
昨日私が投げかけた質問に対する答は、思いっきりテレるものだった。
ほっぺた赤くなってやしないだろうかと思いながら、竜樹さんに短い返事を返し、そのままメールを打ちつづける。
…明日竜樹さんが一時的にせよ竜樹邸に戻ってくるんだぁ(*^-^*)
その嬉しさひとつを抱えて、人外魔境に入ったけれど…
…しょっぱなから、バタバタ続きだった(>へ<)
ここ数ヶ月、午前中が忙しければ昼から静かな仕事の流れ、午前中が暇ならば昼から仕事がバタつくというのがお約束なので、「あぁ、これで昼からは大丈夫だろう」とタカを括っていたけれど…
…昼からも、こてんぱんにやられた
ぐったりした状態のまま、ただぼんやりと社屋を後にした。
意識が落ちそうになるのを必死で堪えて移動していると、携帯にメールがひとつ。
…私の小さな夢が死なない方向へ連れて行ってくれるようなやさしい風を感じながら、機嫌よく家路を急ぐ。
途中でふと思い出したことがあって、途中下車。
…今日は浜田麻里のライブのDVDの発売日。
今日買ったところでいつ見られるのかは判らないけれど、5月のあの日のことを思い返して元気になれるならいいなと思って即買い。
さらに機嫌よく家に帰った。
それでも異常なる眠気は覚めることなく、夕飯も食べずに寝てしまいそうになったけれど、それは「構ってー構ってー」と押しかけてくるプードルさんと「撫でれー、撫でれー」と擦り寄ってくる猫に阻止されて、辛うじて夕飯を摂るところまではこぎつけた。
…けれど、その後の記憶がない。
どうやら転寝していたらしく、携帯のメールの着信音で目が覚める。
「友達が病院まで来てくれるので、霄も14時には病院に来てほしい。頼むよ」
…………………………(゜д゜)………
…いきなり病院でご対面?
今まで竜樹さんサイドの人で会ったことがあるのは竜樹さんファミリーと竜樹さんのおばあちゃんくらい。
竜樹さんのご家族でない人と会うのは初めて。
最近人絡みでいろいろあったので、100%の前向きな気持ちで出かけていく気にはならないけれど、ほかならぬ竜樹さんが大事にしてる友達だもの。
迷いは完全に払拭できなくても、機嫌よい状態で出かけていきたいと思う。
あまりの急展開にびっくりして、すっかり目が覚めてしまった。
何となく眠れずに暫くパソコンの前で作業をしながらぼけっとしてると、窓の外からいきなり激しい雨音が聞こえる。
雨に触れると、竜樹さんの身体の具合が気になる。
手術が無事に済んだことで、過敏なくらいに心配する必要はなくなったんだろうとは思うけれど。
長い間、忌まわしいものとして認識されたものが、そう簡単によいものとして受け止められよう筈などないけれど…
…いつか雨音を聞いても、それが竜樹さんの不調の象徴として見なさなくても済むんだよね?
術後のめざましい回復力を目の当たりにしたじゃないか?
竜樹さんの回復と共に、いろんなことが動き出すのはごくごく当たり前のこと。
臆せず、気負わず目の前に現れるいろんなことをただ静かに受け止めよう。
そうすることで、私も竜樹さんも笑顔を取り戻せるのなら…
そんな風に前向きな意識に移行しようと思ってる間も雨脚は強まるばかり。
雨の記憶がようよう生み出したなけなしの前向きを折り曲げてしまいそうになるけれど。
…いつか雨が上がるように、いろんな迷いからも出ることはできるから
お夜寝して暫く起きてから再び寝なおすのはしんどいけれど、遅くまで起きて遅くまで寝ている訳にもいかないから、早く休もう。
十分に睡眠を取って、身体から元気を呼び戻そう。
いつか来る雨上がりの空を希いながら、また短い眠りについた。
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