見た目と中身のギャップ
2002年8月29日青空が見えてるくせに、小雨ぱらつく朝。
昨日寝るのが遅かったから少しだけだるさは残っていたけれど、心はすっきりしていた。
いつまでも人の手を借りてばかりじゃダメなんだろうけれど、暖かい気持ちに癒されて気分よく家を出た。
…どうしてこんなに不安定な天気が続くんだろう?
先週は妙に秋めいていて、暫くこんな感じの天気が続けば竜樹さんの体力はあまり消耗しないで済むなぁと喜んではいたけれど。
いつまでこんなけったいな天気が続くんだろう。
手術後暫くは状態が安定しないから、できるだけ穏やかな天候でありつづけてくれればいいのにと、雨のぱらつく青空を電車の窓越しに眺める。
昨日のお礼のメールを飛ばし、幾分涼しい電車から蒸し暑いホームに降り立つ。
…ひとまず、今日も頑張るか
ひとつ気を吐き、社屋へ向かう。
仕事の滑り出しは比較的順調。
噛み付くように鳴り響く電話だけが少しばかり鬱屈とした思いを連れてくるけれど。
昨日楽しい時間を過ごせたのだから、大丈夫。
それに、ボスが相変わらず近くで明るさを振りまいていてくれてるので、どことなく楽しげな空気の中で仕事が進められるのも今の私には救いかもしれない。
黙々ときびきびと仕事を片付けていく。
会社にいてると、またしても雨。
よく連日飽きもせずに降ってくれるなぁと、会議室の窓を開けて雨脚眺めてため息ひとつ。
レインジャケットを持って出れていないことも憂鬱の原因の一つだけど、雨が降る前後は」竜樹さんの具合が悪くなるのが目に見えて判ってる以上、雨が降ること自体を機嫌よく受け入れることなんてできやしない。
「…うわぁ、よぉけ降ってまんなぁ♪o(^-^o)o(^-^)o(o^-^)o」
社長が窓を開けて雨が降るのを喜んでる様に、一瞬こぶしをグーにして息をはーーーっと吐き出し、ぽかんとやってしまいたくなるような心境ではあったけれど、関係のない人になど何も言ったりしたりするのはお門違いと自分を宥め、もくもくと仕事を続ける。
雨は昨日と同じく、会社を出る頃にはあがっていた。
雨が降ってもちっとも涼しくならないのを少々不愉快に思いながら、自転車を飛ばした。
電車を乗り継ぎ、よろよろと家路につく。
うっかりすると、電車の中で寝こけそうになるので、必死に意識が落ちないように気をつけてる。
…それでも、くすーっと寝てしまうこともあるのだけれど
電車を乗り継ぎ、バスに乗ってようやっと家に帰り着き、自室で不意に寝入ってしまった。
そこへ、携帯が鳴る。
着信音にびっくりして、起きて鞄から携帯を取り出すと竜樹さんからメールがひとつ。
「ぐっすり、眠れた?
私はどうも年齢より若く見られるのか、若造扱いされるのが頭にきています。
それとどうも風貌がイカツイのか、男にはびびられてるようです。
その点、女は強い!私を子供扱いできるんやから!なめんなよって感じ・」
……………σ(・-・)ぷっ
竜樹さんには申し訳ないけれど、笑ってしまった。
…だって、あまりにも想像がつきすぎるんだもの。
竜樹さんに言うと気分を害されるようなのであまり言わないようにしてるけれど、竜樹さんはどことなくかわいらしい部分を持ち合わせておられる。
ちょっとみミニカーンな風体なので(笑)、怖そうに見えるとも言われるけれど。
あのほにゃとした笑顔といい、ちょっとした言動といい、非常にかわいらしい部分をお持ちなのだ。
一緒にい始めた当時から、少々偉そうにものを仰っても、どことなくかわいらしさが見え隠れ。
つい「かわいいなぁ」と口にしてしまう私に、「男にかわいいって表現はないやろヽ(`⌒´)ノ」とちょっとお怒り竜樹さん。
…また、その表情がかわいいんだ(o^−^o)
今まで竜樹さんと歩いたことのある人だって、きっと同じように思ってたんだろうと思って、「他の人には言われませんでしたか?」と聞くと、「そんなん、言われたことないで( -_-)」とむくれる竜樹さん。
…だから、それがかわいいんですって(≧▽≦)
それ以上言うとただのいじめになるので、それ以上は言わなかったけれど。
病院の職員さんが竜樹さんとどう接してるのかがよく見える。
いくら7年がかりで私が「かわいい」と言うことに慣らしてきたとはいえ、やっぱりよくよく知らない人にそういう対応をされるのは嫌なんだろう。
…けれど、そんな風に接することのできる職員さん。かーなり羨ましいぞo(;-_-;)o
羨ましい気持ち半分、ほほえましく思える部分半分でお返事をする。
「帰ってきてから少しだけ寝ました。
昨日ちゃんと寝たのに、やっぱりこんくらいの時間になると寝てまう(-_-;)
まるで赤ちゃんです(笑)
竜樹さんはは若くみえるし、かわいいとこあるので、女の人はつい過剰に構うのでしょう。
でも、フツーにしててくれたのが竜樹さんにはいいのにね。
…と言いながら、私も竜樹さんをかわいがりてー(^^ゞ←怒る?」
そのお返事に更なるお返事はなかったけれど。
週末まであと1日。
私の知らないところでかわいがられてる(遊ばれてる?)竜樹さんに逢える。
今週はどうも調子が悪そうなので、もしかしたら竜樹邸じゃなくて病院の方に行かなくてはならなくなるかもしれないけれど。
…病院の人に負けないくらい、かわいがってあげるから、ね。
そんな風に言われて竜樹さんが喜ぶとは思わないけれど。
竜樹さんが「かわいい」と言っても気分を害さずにいてくれる数少ない人。
できたら、それが私だけならいいんだけど。
…早く竜樹さんに会って、うんとかわいがりたいなぁ。
見た目と中身のギャップが愛しい竜樹さんに早く会いたくて仕方なかった。
昨日寝るのが遅かったから少しだけだるさは残っていたけれど、心はすっきりしていた。
いつまでも人の手を借りてばかりじゃダメなんだろうけれど、暖かい気持ちに癒されて気分よく家を出た。
…どうしてこんなに不安定な天気が続くんだろう?
先週は妙に秋めいていて、暫くこんな感じの天気が続けば竜樹さんの体力はあまり消耗しないで済むなぁと喜んではいたけれど。
いつまでこんなけったいな天気が続くんだろう。
手術後暫くは状態が安定しないから、できるだけ穏やかな天候でありつづけてくれればいいのにと、雨のぱらつく青空を電車の窓越しに眺める。
昨日のお礼のメールを飛ばし、幾分涼しい電車から蒸し暑いホームに降り立つ。
…ひとまず、今日も頑張るか
ひとつ気を吐き、社屋へ向かう。
仕事の滑り出しは比較的順調。
噛み付くように鳴り響く電話だけが少しばかり鬱屈とした思いを連れてくるけれど。
昨日楽しい時間を過ごせたのだから、大丈夫。
それに、ボスが相変わらず近くで明るさを振りまいていてくれてるので、どことなく楽しげな空気の中で仕事が進められるのも今の私には救いかもしれない。
黙々ときびきびと仕事を片付けていく。
会社にいてると、またしても雨。
よく連日飽きもせずに降ってくれるなぁと、会議室の窓を開けて雨脚眺めてため息ひとつ。
レインジャケットを持って出れていないことも憂鬱の原因の一つだけど、雨が降る前後は」竜樹さんの具合が悪くなるのが目に見えて判ってる以上、雨が降ること自体を機嫌よく受け入れることなんてできやしない。
「…うわぁ、よぉけ降ってまんなぁ♪o(^-^o)o(^-^)o(o^-^)o」
社長が窓を開けて雨が降るのを喜んでる様に、一瞬こぶしをグーにして息をはーーーっと吐き出し、ぽかんとやってしまいたくなるような心境ではあったけれど、関係のない人になど何も言ったりしたりするのはお門違いと自分を宥め、もくもくと仕事を続ける。
雨は昨日と同じく、会社を出る頃にはあがっていた。
雨が降ってもちっとも涼しくならないのを少々不愉快に思いながら、自転車を飛ばした。
電車を乗り継ぎ、よろよろと家路につく。
うっかりすると、電車の中で寝こけそうになるので、必死に意識が落ちないように気をつけてる。
…それでも、くすーっと寝てしまうこともあるのだけれど
電車を乗り継ぎ、バスに乗ってようやっと家に帰り着き、自室で不意に寝入ってしまった。
そこへ、携帯が鳴る。
着信音にびっくりして、起きて鞄から携帯を取り出すと竜樹さんからメールがひとつ。
「ぐっすり、眠れた?
私はどうも年齢より若く見られるのか、若造扱いされるのが頭にきています。
それとどうも風貌がイカツイのか、男にはびびられてるようです。
その点、女は強い!私を子供扱いできるんやから!なめんなよって感じ・」
……………σ(・-・)ぷっ
竜樹さんには申し訳ないけれど、笑ってしまった。
…だって、あまりにも想像がつきすぎるんだもの。
竜樹さんに言うと気分を害されるようなのであまり言わないようにしてるけれど、竜樹さんはどことなくかわいらしい部分を持ち合わせておられる。
ちょっとみミニカーンな風体なので(笑)、怖そうに見えるとも言われるけれど。
あのほにゃとした笑顔といい、ちょっとした言動といい、非常にかわいらしい部分をお持ちなのだ。
一緒にい始めた当時から、少々偉そうにものを仰っても、どことなくかわいらしさが見え隠れ。
つい「かわいいなぁ」と口にしてしまう私に、「男にかわいいって表現はないやろヽ(`⌒´)ノ」とちょっとお怒り竜樹さん。
…また、その表情がかわいいんだ(o^−^o)
今まで竜樹さんと歩いたことのある人だって、きっと同じように思ってたんだろうと思って、「他の人には言われませんでしたか?」と聞くと、「そんなん、言われたことないで( -_-)」とむくれる竜樹さん。
…だから、それがかわいいんですって(≧▽≦)
それ以上言うとただのいじめになるので、それ以上は言わなかったけれど。
病院の職員さんが竜樹さんとどう接してるのかがよく見える。
いくら7年がかりで私が「かわいい」と言うことに慣らしてきたとはいえ、やっぱりよくよく知らない人にそういう対応をされるのは嫌なんだろう。
…けれど、そんな風に接することのできる職員さん。かーなり羨ましいぞo(;-_-;)o
羨ましい気持ち半分、ほほえましく思える部分半分でお返事をする。
「帰ってきてから少しだけ寝ました。
昨日ちゃんと寝たのに、やっぱりこんくらいの時間になると寝てまう(-_-;)
まるで赤ちゃんです(笑)
竜樹さんはは若くみえるし、かわいいとこあるので、女の人はつい過剰に構うのでしょう。
でも、フツーにしててくれたのが竜樹さんにはいいのにね。
…と言いながら、私も竜樹さんをかわいがりてー(^^ゞ←怒る?」
そのお返事に更なるお返事はなかったけれど。
週末まであと1日。
私の知らないところでかわいがられてる(遊ばれてる?)竜樹さんに逢える。
今週はどうも調子が悪そうなので、もしかしたら竜樹邸じゃなくて病院の方に行かなくてはならなくなるかもしれないけれど。
…病院の人に負けないくらい、かわいがってあげるから、ね。
そんな風に言われて竜樹さんが喜ぶとは思わないけれど。
竜樹さんが「かわいい」と言っても気分を害さずにいてくれる数少ない人。
できたら、それが私だけならいいんだけど。
…早く竜樹さんに会って、うんとかわいがりたいなぁ。
見た目と中身のギャップが愛しい竜樹さんに早く会いたくて仕方なかった。
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