生命の洗濯したような…
2002年8月16日今朝は昨日よりは早く目が覚めた。
夕方からお姉さまと神戸でディナーデート。
楽しみだけど、異常に暑さにめげ気味。
早く着替えて早めに出かけようと思いながらも、何処となくやる気も出ず、また着替えたものが汗づくのも嫌で部屋着でだらだらとしてしまう。
いい加減出かけた方がよさそうな時間になり、シャワーを浴びて準備するけれど何時に何処で待ち合わせするかすら決まってない有様(爆)
ディナーは18時から。
「予約の1時間ほど前に逢いましょう」メールを送っておいたのだけど、姉さまから数時間たった今も返事はない。
やっとこ姉さまからの返事が届いたと思ったら、「まだ家を出てないので途中の駅についたらメールする」とのこと。
そのお返事を見てまたでろっとしそうだったけれど、予約を入れてる店には今日始めていくので、ちょっと早めに神戸に入れるように家を出る。
今日竜樹さんは病院へ再手術の打ち合わせに行っているけど、具合が悪くしてないか気になる。
「病院について行こうか?」と申し出たけれど、「一人で行けるし、楽しんどいで」ということで今日は別行動したのはいいけれど、とても気になる。
そう言う私自身も歩くたびに体力が蒸発してく感じ。
電車は冷房の効きがいいとはいえ、どんどこ人が乗り込んでくるので、すぐに蒸し暑い空気に包まれる。
乗換えだけでぐったりしてるところに、姉さまからメールが入る。
それから逐一互いのいる場所を確認しながら、移動を繰り返し、ようやっと落ち合った。
神戸の町も輪を掛けて暑い。
お湯の中を歩いてるんじゃないだろうかと思いながら、目指す店を探し探し歩く。
途中、銀行やらコンビニで涼を取りながら店を探し当て、予約の時間がくるまで近くのコンビニで避暑(笑)
18時5分前にコンビニを出て、レストランに向かう。
18時丁度に店の前についたけれど、店は「準備中」
「嘘やん、予約入れたのに…」と言ってると、私たちの目の前を老婦人がすーーっと通り抜け店の中に入っていく。
「大丈夫かな?」と言いながら店に入ると、店員さんが出迎えてくれた。
姉さまと食事を終えた後好感しようと思っていた物品を座席まで持っていくつもりだったけれど、お店の人に取り上げられクロークに片付けられる。
少しばかり困ったけれど、すぐに意識はディナーの方に映っていった。
今日はフランス料理のコースを食べる。
冷製オードブル4種類と温製オードブル3種類、メインディッシュ7種類にデザート7種類、ドリンク十数種類の中から1品ずつ選ぶ。
値段も(私が食べるにしては)張るし、雰囲気も異常に上品な感じでちと固まってしまったけれど。
姉さまが一緒だから大丈夫だろうと、非常に根拠レスな勇気を持ってメニューを手にとる。
そうして選び取った料理をオーダーし、いよいよディナーのスタート。
付き出しは「鮎のクレープ包み・サワークリーム添え」。
塩コショウで味付けしたと思われる鮎の身をクレープで包んで炒め揚げしたものに、クレソンを混ぜたサワークリームを添えたもの。
ちびこいフォークで食べなければならなかったのは辛かったけれど、とても美味しかった。
お客さんも少なかったので、料理が運ばれるたびにこっそりデジカメで写真を撮っていた私。
それを余裕の表情で見てる姉さま。
途中から近くのテーブルにお客さんが入りだしたから、もっとひやひやしてたけれど「気にせんと、撮り撮り♪」と背中を押してくれた。
冷製オードブルが出てくる前に、じゃがいものパンが登場。
さいの目に切ったジャガイモの混ざったパン。
硬さも塩気も丁度いい、美味しいパンにほくほくしてると、冷製オードブル登場。
私は「ソラマメのムース・コンソメゼリー添え」(←多分、こんな陳腐な名前じゃなかった)、
姉さまは「岩牡蠣」をチョイス。
姉さまの前に運ばれてきた岩牡蠣の異常なる大きさにびっくりしながら、やってきたオードブルを食す。
ソラマメのムースの上に、ウニが沢山乗っている。
その周りに少しとろみがついてるかな?という程度の堅さのコンソメゼリーが添えられてる。
あっさりして美味しかったけれど、心持ちコンソメゼリーの味が薄かったような気がした。
けれど、ソラマメのムースのやらかさとウニが絶妙♪
(ちなみに、他のメニューには鱧のチーズフリットやギリシャ風サラダなるものもあったような…)
温製オードブルの前に届けられたのは、サツマイモのような形をしたバゲット。
2人ともバゲットが好きなので、喜んでいたけれど…
「ガリ、ボリ、ゴリ………」
ちぎるのも一苦労なら、食べるのも一苦労。
バゲットのしっぽをかじろうがおなかをかじろうが、「ガリ、ボリ、ゴリ…」の騒音付。
静かなる店内で肩を揺らして笑う二人。
近くのテーブルに賑やかな外国籍のお客様がやってこられたので、これ幸いと思いっきり笑ってしまった。
かったいバゲットくんの次は温製オードブル。
2人共「フォアグラのソテー・コーンパンケーキ添え」(←きっとこんな名前じゃない)
他にはカエルのリゾットやオマール海老が半身丸ごと出てくるソテーがあった。
ソテーしてソースを添えたフォアグラをちっさいコーンパンケーキに挟んで食べるというもの。
このコーンのパンケーキが美味しい♪
「一体どうやって作るんだろう?」と切ったパンケーキを眺めながら暫し考え込んでた金岡。
これには2人とも大満足、会話も弾む弾む。
…そうしてるうちに、メインディッシュ。
サーロインステーキ、牛の喉の肉の煮込み、イトヨリのソテー・ワイルドライスのサラダ添え、マナガツオの料理があって散々迷ってしまったけれど、結局姉さまは仔羊のローストと夏野菜のグラタンを、私は桃と鴨のロースト(←絶対こんな名前じゃない)をチョイス。
姉さまの仔羊のローストがあっさりしてて、美味しかった。
鴨のソテーは添えられた桃がやや甘すぎた気がして、ちょっとだけ後悔。
それでも機嫌よく食べてはいたけれど…
最後に、デザートとドリンク。
ここでもいろんなデザートメニューに迷いに迷って、なかなか決まらず。
結局私は、プティ・ポ・ド・クレームのジャスミンとアールグレーダージリン。
姉さまは、ピーチメルバ(クッキーの上にバニラアイスと桃のコンポートを乗せ、カスタードクリームをかけたもの)とジャスミンティをチョイス。
ここでギャルソンさんにクロークの荷物を持ってきてもらい、物品交換会も展開。
一気に賑やかになる。
プティ・ポ・ド・クレームというのは、簡単に言えばプリン(笑)
ココア風味のプリンにプルーンのシロップ煮とグレープフルーツが乗っていて、上からジャスミンの香りがついたカラメルソースがかかっている。
その隣に、クレープの皮で蓋なしの入れ物作って固く焼いたものにココアを降ったものにハチミツレモン味のシャーベットが小山のように入ってる。
…両方とも幸せ気分な味♪(*^-^*)
デザートも出てきたお茶も殆ど片付いているのに、グッズ交換会は賑やかに続いていく。
私たちよりも後からきたお客さんが引き上げはじめたので、慌てて撤収。
…お支払で泣いたけれど"(ノ_・、)"
店の外に出ると蒸し暑くて倒れそうになったけれど、姉さまと逢って楽しい時間が過ごせたことが嬉しかった。
再手術に向けて暫くはこんな風に遊びまわる機会は減るだろうけれど、またこんな楽しい時間を持てるといいな。
真夏日の中、暫し生命の洗濯をしたような、そんなディナーデートだった、
夕方からお姉さまと神戸でディナーデート。
楽しみだけど、異常に暑さにめげ気味。
早く着替えて早めに出かけようと思いながらも、何処となくやる気も出ず、また着替えたものが汗づくのも嫌で部屋着でだらだらとしてしまう。
いい加減出かけた方がよさそうな時間になり、シャワーを浴びて準備するけれど何時に何処で待ち合わせするかすら決まってない有様(爆)
ディナーは18時から。
「予約の1時間ほど前に逢いましょう」メールを送っておいたのだけど、姉さまから数時間たった今も返事はない。
やっとこ姉さまからの返事が届いたと思ったら、「まだ家を出てないので途中の駅についたらメールする」とのこと。
そのお返事を見てまたでろっとしそうだったけれど、予約を入れてる店には今日始めていくので、ちょっと早めに神戸に入れるように家を出る。
今日竜樹さんは病院へ再手術の打ち合わせに行っているけど、具合が悪くしてないか気になる。
「病院について行こうか?」と申し出たけれど、「一人で行けるし、楽しんどいで」ということで今日は別行動したのはいいけれど、とても気になる。
そう言う私自身も歩くたびに体力が蒸発してく感じ。
電車は冷房の効きがいいとはいえ、どんどこ人が乗り込んでくるので、すぐに蒸し暑い空気に包まれる。
乗換えだけでぐったりしてるところに、姉さまからメールが入る。
それから逐一互いのいる場所を確認しながら、移動を繰り返し、ようやっと落ち合った。
神戸の町も輪を掛けて暑い。
お湯の中を歩いてるんじゃないだろうかと思いながら、目指す店を探し探し歩く。
途中、銀行やらコンビニで涼を取りながら店を探し当て、予約の時間がくるまで近くのコンビニで避暑(笑)
18時5分前にコンビニを出て、レストランに向かう。
18時丁度に店の前についたけれど、店は「準備中」
「嘘やん、予約入れたのに…」と言ってると、私たちの目の前を老婦人がすーーっと通り抜け店の中に入っていく。
「大丈夫かな?」と言いながら店に入ると、店員さんが出迎えてくれた。
姉さまと食事を終えた後好感しようと思っていた物品を座席まで持っていくつもりだったけれど、お店の人に取り上げられクロークに片付けられる。
少しばかり困ったけれど、すぐに意識はディナーの方に映っていった。
今日はフランス料理のコースを食べる。
冷製オードブル4種類と温製オードブル3種類、メインディッシュ7種類にデザート7種類、ドリンク十数種類の中から1品ずつ選ぶ。
値段も(私が食べるにしては)張るし、雰囲気も異常に上品な感じでちと固まってしまったけれど。
姉さまが一緒だから大丈夫だろうと、非常に根拠レスな勇気を持ってメニューを手にとる。
そうして選び取った料理をオーダーし、いよいよディナーのスタート。
付き出しは「鮎のクレープ包み・サワークリーム添え」。
塩コショウで味付けしたと思われる鮎の身をクレープで包んで炒め揚げしたものに、クレソンを混ぜたサワークリームを添えたもの。
ちびこいフォークで食べなければならなかったのは辛かったけれど、とても美味しかった。
お客さんも少なかったので、料理が運ばれるたびにこっそりデジカメで写真を撮っていた私。
それを余裕の表情で見てる姉さま。
途中から近くのテーブルにお客さんが入りだしたから、もっとひやひやしてたけれど「気にせんと、撮り撮り♪」と背中を押してくれた。
冷製オードブルが出てくる前に、じゃがいものパンが登場。
さいの目に切ったジャガイモの混ざったパン。
硬さも塩気も丁度いい、美味しいパンにほくほくしてると、冷製オードブル登場。
私は「ソラマメのムース・コンソメゼリー添え」(←多分、こんな陳腐な名前じゃなかった)、
姉さまは「岩牡蠣」をチョイス。
姉さまの前に運ばれてきた岩牡蠣の異常なる大きさにびっくりしながら、やってきたオードブルを食す。
ソラマメのムースの上に、ウニが沢山乗っている。
その周りに少しとろみがついてるかな?という程度の堅さのコンソメゼリーが添えられてる。
あっさりして美味しかったけれど、心持ちコンソメゼリーの味が薄かったような気がした。
けれど、ソラマメのムースのやらかさとウニが絶妙♪
(ちなみに、他のメニューには鱧のチーズフリットやギリシャ風サラダなるものもあったような…)
温製オードブルの前に届けられたのは、サツマイモのような形をしたバゲット。
2人ともバゲットが好きなので、喜んでいたけれど…
「ガリ、ボリ、ゴリ………」
ちぎるのも一苦労なら、食べるのも一苦労。
バゲットのしっぽをかじろうがおなかをかじろうが、「ガリ、ボリ、ゴリ…」の騒音付。
静かなる店内で肩を揺らして笑う二人。
近くのテーブルに賑やかな外国籍のお客様がやってこられたので、これ幸いと思いっきり笑ってしまった。
かったいバゲットくんの次は温製オードブル。
2人共「フォアグラのソテー・コーンパンケーキ添え」(←きっとこんな名前じゃない)
他にはカエルのリゾットやオマール海老が半身丸ごと出てくるソテーがあった。
ソテーしてソースを添えたフォアグラをちっさいコーンパンケーキに挟んで食べるというもの。
このコーンのパンケーキが美味しい♪
「一体どうやって作るんだろう?」と切ったパンケーキを眺めながら暫し考え込んでた金岡。
これには2人とも大満足、会話も弾む弾む。
…そうしてるうちに、メインディッシュ。
サーロインステーキ、牛の喉の肉の煮込み、イトヨリのソテー・ワイルドライスのサラダ添え、マナガツオの料理があって散々迷ってしまったけれど、結局姉さまは仔羊のローストと夏野菜のグラタンを、私は桃と鴨のロースト(←絶対こんな名前じゃない)をチョイス。
姉さまの仔羊のローストがあっさりしてて、美味しかった。
鴨のソテーは添えられた桃がやや甘すぎた気がして、ちょっとだけ後悔。
それでも機嫌よく食べてはいたけれど…
最後に、デザートとドリンク。
ここでもいろんなデザートメニューに迷いに迷って、なかなか決まらず。
結局私は、プティ・ポ・ド・クレームのジャスミンとアールグレーダージリン。
姉さまは、ピーチメルバ(クッキーの上にバニラアイスと桃のコンポートを乗せ、カスタードクリームをかけたもの)とジャスミンティをチョイス。
ここでギャルソンさんにクロークの荷物を持ってきてもらい、物品交換会も展開。
一気に賑やかになる。
プティ・ポ・ド・クレームというのは、簡単に言えばプリン(笑)
ココア風味のプリンにプルーンのシロップ煮とグレープフルーツが乗っていて、上からジャスミンの香りがついたカラメルソースがかかっている。
その隣に、クレープの皮で蓋なしの入れ物作って固く焼いたものにココアを降ったものにハチミツレモン味のシャーベットが小山のように入ってる。
…両方とも幸せ気分な味♪(*^-^*)
デザートも出てきたお茶も殆ど片付いているのに、グッズ交換会は賑やかに続いていく。
私たちよりも後からきたお客さんが引き上げはじめたので、慌てて撤収。
…お支払で泣いたけれど"(ノ_・、)"
店の外に出ると蒸し暑くて倒れそうになったけれど、姉さまと逢って楽しい時間が過ごせたことが嬉しかった。
再手術に向けて暫くはこんな風に遊びまわる機会は減るだろうけれど、またこんな楽しい時間を持てるといいな。
真夏日の中、暫し生命の洗濯をしたような、そんなディナーデートだった、
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