金岡さんの復帰を待っている方々には
非常に申し訳ない。
しかしこの重大な事件を知らさねばという
使命感が私を駆り立てるのである。
更に言葉を重ねるならば、
当の金岡さん本人からも依頼があったのである。
「書いて、セリヌンティウス」と。
書かねばなるまい。
何せメロスからの依頼なのだから。
走るのはメロスの筈だが、まあいい。
些末なことにかまけている暇は無い。
それほど大きな事件が金岡さんに起きた。
共にこの事件の痛ましさを分かち合いたい。
金岡さんが、負けた。
レバニラに。
ジャッジは竜樹氏であった。
この言葉で、この事件の重大さを多少なりとも
ご理解いただけたことと思う。
私も目頭が熱い。
モニタの見過ぎであろうか。
「貴方がレバニラを
選んだから
今日はレバニラ記念日」
そんな記念日は嫌だ。
引用も古過ぎる。
しかし霄さんの五月三日は最早レバニラ記念日。
断じて憲法記念日などではないのである。
何故レバニラと戦ったのか。
何故レバニラ如きに敗北を喫したのか。
何故レバニラに竜樹氏が軍配を上げたのか。
この報告で語られることは無いだろう。
金岡さんから語られる日が来るのを待ちたい。
そのためにも唱え続けよう、あの言葉を。
ベ……(もういい)
それにしても、
恋人がレバニラに負けるご時世とは世も末である。
21世紀が始まったばかりだが。
しかし遺憾ながら、些末なものに負ける恋人は多いようだ。
バターピーナッツに敗れた女を私は知っている。
……レバニラだのバタピーだの。
いやはや、食べ物の威力とはつくづく凄まじい。
霄さんさえ負けてしまうのだ。
人が生きていくのに忘れてはならない
重要な教訓のひとつと私は考える。
いつかレバニラに勝つ日を夢見つつ。
頑張れ、金岡 霄。
負けるな、金岡 霄。
せめて勝ち越せ、金岡 霄。
勝手な応援を心からしつつ、
今度こそ筆を折ろう。
さらばだ、ヤマトの諸君。
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