「これがここで過ごす最後の新年かもしれない」

居直れたら少しだけ余裕が見えたかもしれない。


自分の歩くこれからに変化をつけることを決めた日。

そんな気持ちの向きと気圧の状態がたまたまかち合ったのか。

家に戻る頃、冬の嵐が訪れる。

すごい風と激しい雷鳴。

家にいても怖いくらい。

「冬に雷鳴を聞くのは、初めてだよな?」

そう思えるほどの余裕が取り戻せた頃、

冬の嵐は形を潜めた。


いつかはこんな風に、

すべてを余裕を持って眺められる日が来るのかな?

嵐の後に安堵を覚えるように、ひとしきり片がついた時、

私の心にも彼の心にも安堵は訪れるのだろうか?

笑顔をもって結果を受け入れられるのだろうか?


数年ぶりの決意始めは、

冬の嵐を齎した。

冬の街にも、私の心にも…

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