たった一つの大切な想い(覚え書き)
2001年9月18日ここのところ、本当に浮き沈み激しかった。
そのくせ、鈍色の感情を「外」に出さないように、
頑張って飲み込む努力を繰り返した。
いろんなことを笑って誤魔化しながら歩いた。
それがよかったのか悪かったのか判らないけれど。
ある一言でぶつんと切れてしまった。
なるべく他人のいいところも自分にとって嫌なところも、
認めようと頑張ったけれど。
どうしてもダメだった。
見た目キツそうに見える私が、
案外いろんなことを笑って聞き入れてることを、
「自分の色に染まる女」だと勘違いされてたこと。
それは他でもない私のせいなのかもしれない。
でも、私の意に染まぬ方向で自分を染め上げられること。
それが私にはこの上ない屈辱だと、あの一言ではっきり判った。
…確かに。
この世の中にお金で買えないものはないのかもしれない。
想いですら、お金で動く時代かもしれない。
「お金で動かないものだってある」なんていうのは、
世迷言だとあなたは言ったけれど。
「私の想いはお金では買えないよ?
世の中、銭金で片付かないものだってあるって、
私は信じてる。
好き勝手にあんたの価値観、押し付けてんじゃありませんよ?」
心の底から湧きあがった言葉を吐き出した時。
ただでさえ低い私の声が更に1トーン下がった。
視線はとてつもなく鋭く冷たいものだったかもしれない。
それは人に対してしてはならないことだったかもしれない。
傍で見てた人たちにはいい印象は与えなかったかもしれない。
でもどうしても我慢ならなかったんだ。
お金で頬っ面叩けば、自分になびくような物言いをされたこと。
その程度で、竜樹さんに対する想いが覆ると勘違いされてること。
竜樹さんがその程度の人間だと暗に言われたこと。
どうしても我慢ならなかったんだ。
誰がどう思おうともうどうでもよかったんだ。
私の心の中に最後まで残ってる大切な人への想い。
その部分に汚い想いで触れられることは、
どうしても許せなかったんだ。
私みたいな人間を好きになってくれること。
「好き」の質がどうであれ、
そのこと自体は嬉しく思うし、
そう想ってくれる人を認めたいと思うけれど。
…でも、
私にとって何よりも大切な竜樹さんに対する想いが、
札びら切って頬っ面叩けば覆るなんて考えること自体、
あまりに人をバカにしてる。
そんな言葉を以って「好意」だなんて言うのなら。
…そんな想いなど、私はいらない。
自分の中にある大切なものは、
銭金なんかと引き換えにはできないもの。
少なくとも、銭金引き換えにすれば片がつくと思ってるあなたに、
私からあげるものなんて何もないんだよ?
そう思ったら、ちょっと楽になった。
許せないことだってあっていいんだと、
居直ってしまうことが正しいとは思わないけれど。
心の底にあるたった一つの大切な想い。
それを守るために、「力」を使うことも時には必要なのだと、
そう思ったら少し楽になった。
もう少しだけ、歩けるって思った。
…私のことを「大好き」と言ってくれた大切な人たちへ
こんな私でも、まだ好きでいてくれますか?
元気を取り戻すためにこんな手段しか使えない私を、
それでも大切なものとして受け入れてくれますか?
たとえ、誰が受け入れてくれなくなっても。
ごめんなさい。
やっぱり竜樹さんに対する想いを、汚されるのはイヤだったのです。
どうしても我慢ならなかったのです。
そのくせ、鈍色の感情を「外」に出さないように、
頑張って飲み込む努力を繰り返した。
いろんなことを笑って誤魔化しながら歩いた。
それがよかったのか悪かったのか判らないけれど。
ある一言でぶつんと切れてしまった。
なるべく他人のいいところも自分にとって嫌なところも、
認めようと頑張ったけれど。
どうしてもダメだった。
見た目キツそうに見える私が、
案外いろんなことを笑って聞き入れてることを、
「自分の色に染まる女」だと勘違いされてたこと。
それは他でもない私のせいなのかもしれない。
でも、私の意に染まぬ方向で自分を染め上げられること。
それが私にはこの上ない屈辱だと、あの一言ではっきり判った。
…確かに。
この世の中にお金で買えないものはないのかもしれない。
想いですら、お金で動く時代かもしれない。
「お金で動かないものだってある」なんていうのは、
世迷言だとあなたは言ったけれど。
「私の想いはお金では買えないよ?
世の中、銭金で片付かないものだってあるって、
私は信じてる。
好き勝手にあんたの価値観、押し付けてんじゃありませんよ?」
心の底から湧きあがった言葉を吐き出した時。
ただでさえ低い私の声が更に1トーン下がった。
視線はとてつもなく鋭く冷たいものだったかもしれない。
それは人に対してしてはならないことだったかもしれない。
傍で見てた人たちにはいい印象は与えなかったかもしれない。
でもどうしても我慢ならなかったんだ。
お金で頬っ面叩けば、自分になびくような物言いをされたこと。
その程度で、竜樹さんに対する想いが覆ると勘違いされてること。
竜樹さんがその程度の人間だと暗に言われたこと。
どうしても我慢ならなかったんだ。
誰がどう思おうともうどうでもよかったんだ。
私の心の中に最後まで残ってる大切な人への想い。
その部分に汚い想いで触れられることは、
どうしても許せなかったんだ。
私みたいな人間を好きになってくれること。
「好き」の質がどうであれ、
そのこと自体は嬉しく思うし、
そう想ってくれる人を認めたいと思うけれど。
…でも、
私にとって何よりも大切な竜樹さんに対する想いが、
札びら切って頬っ面叩けば覆るなんて考えること自体、
あまりに人をバカにしてる。
そんな言葉を以って「好意」だなんて言うのなら。
…そんな想いなど、私はいらない。
自分の中にある大切なものは、
銭金なんかと引き換えにはできないもの。
少なくとも、銭金引き換えにすれば片がつくと思ってるあなたに、
私からあげるものなんて何もないんだよ?
そう思ったら、ちょっと楽になった。
許せないことだってあっていいんだと、
居直ってしまうことが正しいとは思わないけれど。
心の底にあるたった一つの大切な想い。
それを守るために、「力」を使うことも時には必要なのだと、
そう思ったら少し楽になった。
もう少しだけ、歩けるって思った。
…私のことを「大好き」と言ってくれた大切な人たちへ
こんな私でも、まだ好きでいてくれますか?
元気を取り戻すためにこんな手段しか使えない私を、
それでも大切なものとして受け入れてくれますか?
たとえ、誰が受け入れてくれなくなっても。
ごめんなさい。
やっぱり竜樹さんに対する想いを、汚されるのはイヤだったのです。
どうしても我慢ならなかったのです。
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