原罪

2001年9月9日
あなたのようになりたくなかったわけじゃなかった。

いろんなことがあったけれども。

私にとってあなたは自慢の人。

それは今も変わらないんだ。

いろんな出来事の中で、解釈の相違も行き違いもあったけれど。

いつかはあなたのようになれればいいなと、

そこに辿り着けたらいいなと。

目的地に向かうルートはいろいろあって、

最終的に辿り着ければいいと思っていたから、

あなたとまったく同じ道を辿ろうとは思わなかったけれど。

それでもあなたのようになれればいいなと思っていたのに。


私の生き様が、あなたの生き様を否定するのだと言うのなら。

あなたを失望させたと言うのなら。

私はどうすればいい?


あなたを失望させてなお、

あなたの人生を否定したと思われるような行動しか取れない私は、

本当はあり続けてはならないんだろうね?


今更竜樹さんと離れてみたところで、

あなたの失望が払拭されるわけでなく、

竜樹さんと一緒に生きようと希う「私」は

あなたの失望を加速させるだけ。


それを知りながら。


それでも。


ごめんなさい。


私は竜樹さんと一緒にいたいと思うのです。


私の生き様が大切なあなたの生き様や想いのすべてを


否定するようなものでしかなかったとしても。


私は竜樹さんと離れて歩くつもりはないのです。


ごめんなさい。


失望させてなお、息をし続ける私を、


あなたはそれでも愛しいものとして、その目に入れてくれるのでしょうか?


それとも。


なかったものとして、二度とその目に入れることはないのでしょうか?


ごめんなさい。


もう少し早くそれを理解することができていたら…


私は今と同じ道を歩いただろうか?


それとも。


今とは違う明日を歩いただろうか?


ごめんなさい。


それでも、あなたは私にとって大切な人なのだということを。


あなたは信じてくれるでしょうか?


それとも信じてくれないのでしょうか?


…いずれにしても、


失望させるためだけに存在してしまったことを。


ごめんなさい…



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