地図のない旅のような…
2001年8月18日昨日寝るのが遅くなったせいか、目が覚めたら11時。
慌てて飛び起きてリビングに降りると、母と話し込んでしまって、時計を見たら12時(゜o゜)
慌てて竜樹さんに電話すると、竜樹さんは食事中だったようで。
「今日はまだ体調が万全じゃないから、プールは明日にしよっか?家を出る前にもう一度、電話して」
あっけなく会話は終わる。
そうして出かける用意を始めるけれど。
母に「あんた、また出かけるん?」と言われて、何となく「何もしないまま家を出るのはいけないかな?」と思って、昼食を作ってから出ることに。
ちょっと手をかけた冷麺を作り、シャワーを浴びてはっと時計を見ると14時半(>_<)
慌てて家を飛び出した。
…今日の夕飯は何にしようかな?
確か、ナスがあと5本残ってたはず。
ピーマンも2袋、キャベツも丸まま1個残ってたはず。
そういや…
考え出すときりがない。
とりあえず電車に乗る前にスーパーに寄って、木しゃもじとペットボトルのお茶を購入。
あとは移動中の時間に考えることにする。
竜樹さんちの最寄の駅で降り、スーパーで食材を購入して、発車間際のバスに飛び乗る。
今日の夕飯像は頭の中にあるけれど、何となく纏まらない。
バスを降りて、竜樹さんに電話一つ入れて、竜樹さんちに入る。
「暑い中をようこそ(*^_^*)」
竜樹さんは満面の笑みで迎えてくれた。
竜樹さんちにあがると、(流し場を除いて)部屋中がキレイに片付いていてびっくり。
「徹夜で頑張って片付けたらなぁ、気分がよくなったみたいで今日はちょっと体調がマシやねん(*^_^*)」
満面の笑みを持って言う竜樹さんの顔をびっくり目(多分)で見つめる私。
更に、竜樹さんは続ける。
「1階が暑すぎるから、クーラー買ってんやん?で、18時に工事屋が来るねん(*^_^*)」
…はぁぁぁぁぁぁ?(゜o゜)
「それじゃあ、工事屋さんが帰るまで夕飯作れへんやんか?」
「そうやなぁ。工事屋帰るまでゆっくり休んでたらええやん?(*^_^*)」
…そんなことは、もっと早く言ってよねぇぇぇぇぇぇぇっヽ(`⌒´)ノ
「そうしたら、あまり時間のかからなさげなメニューを考えたってば。
だいたい、何でいつも間際になるまで黙ってるのさ?竜樹さん?」
そんな言葉は舌の先まで出かかっていたけれど。
…こんなん、別に今に始まったこっちゃないわ(-_-;)
諦めてがっくりこっくりきてる私を尻目に、竜樹さんは「2階で涼もう(*^_^*)」と私を強制連行。
2階でとりとめのない話をしていたけれど。
昨日の会社の愚痴を竜樹さんに溢してしまった。
さすがに申し訳なく思って、「ごめんね。嫌な話をして…」と謝ったら、竜樹さん、にっこり笑って。
「(霄に)触らせてくれたら、許したるわ(*^_^*)」
何気なくじゃれあう時間が始まる。
今日のじゃれあいっこはどこかちょっといじめっ子入ってて、かなり戸惑ったけれど。
いじめっ子入る中に微妙に色を挿す暖かさにいろんなものを預けてしまううちに、嵐の様な時間は過ぎた。
程なく、工事屋さんはやってきた。
工事屋さんと竜樹さんが1階をちょろちょろしてる間、私は流しで洗い物をする。
山のようにあった洗い物を片付けて乾燥機に放り込むのを繰り返したあと、うろうろする工事屋さんと竜樹さんの目まぐるしい動きを見てると疲れてしまって、2階に避難した。
そこで1時間ほど休憩してたけれど、工事屋さんはちっとも帰る気配を見せない。
…こんな調子でぼけっとしてたら、確実に「午前様」街道まっしぐらやんかぁぁぁぁっヽ(`⌒´)ノ
痺れを切らして1階に降り、お構いなしに夕飯作りを始める。
今日のメニューは、お友達から教えてもらったナスといんげんの味噌和え(byチャイさん)と「目指せ!タコと夏野菜の煮込み地中海風(爆)」と豆腐サラダ。
「ナスといんげんの味噌和え」は、炒めたナスと茹でたいんげんを甘味噌で炒ったら完成。
手早くできて、とても美味しい。お酒にもあいそう(*^_^*)
「タコと夏野菜の煮込み地中海風」。
これは、金岡創作料理のはしくれ(笑)
「冷凍のタコが残ってるけれど使い道に困ってる」と言う竜樹さんの言葉を受けて、金岡なりに頭を捻って考えたもの(←かなり大袈裟)
にんじんとタマネギ、ズッキーニとナスとピーマン、そしてタコを塩、こしょう、ガーリックをふって炒めたものを鍋に入れ、ホールトマトの缶詰と少々の水、鶏がらスープ(コンソメがなかったから(^^ゞ)で煮るというもの。
豆腐サラダは、レタスと角切りにした豆腐とくし型に切ったトマトを盛り付け、大根おろしを入れたノンオイル中華ドレッシングをかけたもの。
工事屋さんが来てばたばたしてる割には早くできたと思うけれど、心なしか疲れてしまった。
工事屋さんが帰って、「さぁ、ご飯を食べようか」っていう段になって、竜樹さんのご両親がやってきて「夕食を食べに行かない?」とお誘いが(゜o゜)
しかも、私が来る前にそんな話をしてたというのに、またもや竜樹さん黙ってた(-_-メ)
「霄が作ってくれたから、俺、家で食べるし」
竜樹さんはそう言うけれど、ご両親、食べずに工事屋さんが帰るのを待ってたそう(>_<)
…竜樹さん、いい加減に直前まで黙ってるのはよしにしませんか?
またもや舌の先まで出かかった言葉を飲み込んだ。
そうしてご飯を食べ始めたけれど。
「霄、美味いで!」とぱくぱく食べる竜樹さんを尻目に、食欲の出ない私。
「疲れてんねんなぁ。ちょっと横になり?」
そう言われて、隣の部屋で横になるけれど、クーラーが効き過ぎてるせいか何となく身体が落ち着かない。
「…霄、身体が冷えてるし、風呂に入っといで」
傍に来て、何気に身体に触れた竜樹さんに言われるまま、お風呂に入って身体を温める。
身体が温まって少し涼んでると、竜樹さんがじゃれついてくる。
変則的にまたじゃれあいが始まる。
延々と互いが互いを分け合う時間が続いていく。
今日はどことなく落ち着きのない一日のような気がする。
「…なぁんか、地図を持たずに旅をしてるみたいな一日やなぁ」
安堵の中に戻ってきた時、ふとそう思ったんだ。
人生を旅にたとえるってのは月並みっぽい気はするけれど。
私たち二人の道行きはいつでも平坦ではなくて。
予定してることが横道にそれたり、いきなり道が途絶えたり。
まともにまっすぐ歩けた時なんてあったんだろうか?
一日単位で見れば穏やかな時もあるけれど、グロスで眺めると紆余曲折の宝庫。
…昔は大嫌いだったんだけどね。こういうイレギュラー続きの人生は
慌しい一日の中で見えたこと。
二人が一緒に出る「旅」には地図がないのかもしれない。
地図のない旅のような毎日を繰り広げて、一体どんなところに辿り着けるのか?
二人で確かめられたらいいね。
二人で地図のない旅を続けられたらいいね。
慌てて飛び起きてリビングに降りると、母と話し込んでしまって、時計を見たら12時(゜o゜)
慌てて竜樹さんに電話すると、竜樹さんは食事中だったようで。
「今日はまだ体調が万全じゃないから、プールは明日にしよっか?家を出る前にもう一度、電話して」
あっけなく会話は終わる。
そうして出かける用意を始めるけれど。
母に「あんた、また出かけるん?」と言われて、何となく「何もしないまま家を出るのはいけないかな?」と思って、昼食を作ってから出ることに。
ちょっと手をかけた冷麺を作り、シャワーを浴びてはっと時計を見ると14時半(>_<)
慌てて家を飛び出した。
…今日の夕飯は何にしようかな?
確か、ナスがあと5本残ってたはず。
ピーマンも2袋、キャベツも丸まま1個残ってたはず。
そういや…
考え出すときりがない。
とりあえず電車に乗る前にスーパーに寄って、木しゃもじとペットボトルのお茶を購入。
あとは移動中の時間に考えることにする。
竜樹さんちの最寄の駅で降り、スーパーで食材を購入して、発車間際のバスに飛び乗る。
今日の夕飯像は頭の中にあるけれど、何となく纏まらない。
バスを降りて、竜樹さんに電話一つ入れて、竜樹さんちに入る。
「暑い中をようこそ(*^_^*)」
竜樹さんは満面の笑みで迎えてくれた。
竜樹さんちにあがると、(流し場を除いて)部屋中がキレイに片付いていてびっくり。
「徹夜で頑張って片付けたらなぁ、気分がよくなったみたいで今日はちょっと体調がマシやねん(*^_^*)」
満面の笑みを持って言う竜樹さんの顔をびっくり目(多分)で見つめる私。
更に、竜樹さんは続ける。
「1階が暑すぎるから、クーラー買ってんやん?で、18時に工事屋が来るねん(*^_^*)」
…はぁぁぁぁぁぁ?(゜o゜)
「それじゃあ、工事屋さんが帰るまで夕飯作れへんやんか?」
「そうやなぁ。工事屋帰るまでゆっくり休んでたらええやん?(*^_^*)」
…そんなことは、もっと早く言ってよねぇぇぇぇぇぇぇっヽ(`⌒´)ノ
「そうしたら、あまり時間のかからなさげなメニューを考えたってば。
だいたい、何でいつも間際になるまで黙ってるのさ?竜樹さん?」
そんな言葉は舌の先まで出かかっていたけれど。
…こんなん、別に今に始まったこっちゃないわ(-_-;)
諦めてがっくりこっくりきてる私を尻目に、竜樹さんは「2階で涼もう(*^_^*)」と私を強制連行。
2階でとりとめのない話をしていたけれど。
昨日の会社の愚痴を竜樹さんに溢してしまった。
さすがに申し訳なく思って、「ごめんね。嫌な話をして…」と謝ったら、竜樹さん、にっこり笑って。
「(霄に)触らせてくれたら、許したるわ(*^_^*)」
何気なくじゃれあう時間が始まる。
今日のじゃれあいっこはどこかちょっといじめっ子入ってて、かなり戸惑ったけれど。
いじめっ子入る中に微妙に色を挿す暖かさにいろんなものを預けてしまううちに、嵐の様な時間は過ぎた。
程なく、工事屋さんはやってきた。
工事屋さんと竜樹さんが1階をちょろちょろしてる間、私は流しで洗い物をする。
山のようにあった洗い物を片付けて乾燥機に放り込むのを繰り返したあと、うろうろする工事屋さんと竜樹さんの目まぐるしい動きを見てると疲れてしまって、2階に避難した。
そこで1時間ほど休憩してたけれど、工事屋さんはちっとも帰る気配を見せない。
…こんな調子でぼけっとしてたら、確実に「午前様」街道まっしぐらやんかぁぁぁぁっヽ(`⌒´)ノ
痺れを切らして1階に降り、お構いなしに夕飯作りを始める。
今日のメニューは、お友達から教えてもらったナスといんげんの味噌和え(byチャイさん)と「目指せ!タコと夏野菜の煮込み地中海風(爆)」と豆腐サラダ。
「ナスといんげんの味噌和え」は、炒めたナスと茹でたいんげんを甘味噌で炒ったら完成。
手早くできて、とても美味しい。お酒にもあいそう(*^_^*)
「タコと夏野菜の煮込み地中海風」。
これは、金岡創作料理のはしくれ(笑)
「冷凍のタコが残ってるけれど使い道に困ってる」と言う竜樹さんの言葉を受けて、金岡なりに頭を捻って考えたもの(←かなり大袈裟)
にんじんとタマネギ、ズッキーニとナスとピーマン、そしてタコを塩、こしょう、ガーリックをふって炒めたものを鍋に入れ、ホールトマトの缶詰と少々の水、鶏がらスープ(コンソメがなかったから(^^ゞ)で煮るというもの。
豆腐サラダは、レタスと角切りにした豆腐とくし型に切ったトマトを盛り付け、大根おろしを入れたノンオイル中華ドレッシングをかけたもの。
工事屋さんが来てばたばたしてる割には早くできたと思うけれど、心なしか疲れてしまった。
工事屋さんが帰って、「さぁ、ご飯を食べようか」っていう段になって、竜樹さんのご両親がやってきて「夕食を食べに行かない?」とお誘いが(゜o゜)
しかも、私が来る前にそんな話をしてたというのに、またもや竜樹さん黙ってた(-_-メ)
「霄が作ってくれたから、俺、家で食べるし」
竜樹さんはそう言うけれど、ご両親、食べずに工事屋さんが帰るのを待ってたそう(>_<)
…竜樹さん、いい加減に直前まで黙ってるのはよしにしませんか?
またもや舌の先まで出かかった言葉を飲み込んだ。
そうしてご飯を食べ始めたけれど。
「霄、美味いで!」とぱくぱく食べる竜樹さんを尻目に、食欲の出ない私。
「疲れてんねんなぁ。ちょっと横になり?」
そう言われて、隣の部屋で横になるけれど、クーラーが効き過ぎてるせいか何となく身体が落ち着かない。
「…霄、身体が冷えてるし、風呂に入っといで」
傍に来て、何気に身体に触れた竜樹さんに言われるまま、お風呂に入って身体を温める。
身体が温まって少し涼んでると、竜樹さんがじゃれついてくる。
変則的にまたじゃれあいが始まる。
延々と互いが互いを分け合う時間が続いていく。
今日はどことなく落ち着きのない一日のような気がする。
「…なぁんか、地図を持たずに旅をしてるみたいな一日やなぁ」
安堵の中に戻ってきた時、ふとそう思ったんだ。
人生を旅にたとえるってのは月並みっぽい気はするけれど。
私たち二人の道行きはいつでも平坦ではなくて。
予定してることが横道にそれたり、いきなり道が途絶えたり。
まともにまっすぐ歩けた時なんてあったんだろうか?
一日単位で見れば穏やかな時もあるけれど、グロスで眺めると紆余曲折の宝庫。
…昔は大嫌いだったんだけどね。こういうイレギュラー続きの人生は
慌しい一日の中で見えたこと。
二人が一緒に出る「旅」には地図がないのかもしれない。
地図のない旅のような毎日を繰り広げて、一体どんなところに辿り着けるのか?
二人で確かめられたらいいね。
二人で地図のない旅を続けられたらいいね。
コメント