嬉しくて…愛しくて…
2001年8月15日昨日何故か寝つきが悪くて、目が覚めると11時近かった。
慌てて飛び起きて、竜樹さんに電話をした。
出てきた竜樹さんはちょっとしんどそうだけれど、はっきりした口調で話し掛けてくれた。
よくよく話を聞いてると、なんか昨日は一日片付けものでばたばたしてたみたい。
言いたいことはあったけれど…
「じゃぁ、これから行くね」
「うん。出れる時間に出てきてくれたらいいからな」
そう言って、電話を切った。
外は相変わらず暑くて、倒れそう。
おまけに今日は竜樹さんの家に行くまでにいくつか用事を済ませないといけないことがあって、電車に乗る前にも奔走。電車を降りても奔走。
「ナス消化メニュー」に足りない食材の買出しに行く頃にはちょっと疲れてきてたみたいで。
食材を選ぶのにも迷ってしまって、いつもよりも時間がかかった。
バスに乗り、竜樹さんの家に着いたのは17時少し前だった。
竜樹さんはすでによれっとしていた(-_-;)
何でも片付けを始めたのは2階から1階に寝室を変えようと思ったからだそうで。
2階は、1階と違ってクーラーがあって確かに過ごしやすいけれど、背中が本当に痛くなって動けなくなると、すべてのものが1階にある今の状態では非常に不便だということになって、「荷物大移動大会」を繰り広げたのだとか(>_<)
「…何で、昨日言ってくれなかったんですか?ヽ(`⌒´)ノ」
そう言ってむくれる私に、
「昨日、やり始めたのが夕方やったから出てきてもらうのは悪かったし、来てもらってもすぐに帰らへんかったらまたおうちの人が『午前様、午前様』って言うやろ?」
と竜樹さん。
…そりゃ、そうなんだけどさヽ(`⌒´)ノ
事実は事実として受け入れはするけどさ、ちったあ頼りにしてくれたってええんちゃうのん?
出かかった言葉をまた一つ飲み込んだ。
家から持ってきたTシャツに着替えてご飯を作りを始める。
今日のメニューは麻婆茄子と豆腐サラダ。
麻婆茄子はニンジンとピーマンとナスを炒めて一度器に移し変え、ひき肉を炒めて色が変わったら炒めた野菜をフライパンに移し変え、あわせておいた調味料を回しかけてなじませて完成。
非常に簡単なメニュー。
ついでに、豆腐サラダもまた簡単だった。
あまりに手が凝ってないものだから、「手抜きでごめんね(>人<)」と謝り倒したんだけど(笑)
竜樹さんは既に出来上がりの匂いだけで、機嫌がよかった。
やっぱり熱気漂う(笑)1階で夕食を取るのはキツいということで、クーラーのある2階へ夕飯を持って移動。
二人とも熱気負けしたのか、暫く涼まないと夕飯が食べられない状態だった。
1階から敷布団を持って上がってきて、ぐでっと横になる竜樹さんと私。
そのうち竜樹さんはむくっと起き上がって食卓のある隣の部屋に移り、
「ご飯食べるわなぁ」とひと声かけて、ご飯を食べ始める。
私も何となく起き上がってご飯を食べ始めた。
随分、手抜き料理だったにもかかわらず、竜樹さんは「今日のも美味しい(*^_^*)」と言って、喜んで食べてくれた。
私はその笑顔を見て、ほっとする。
暫くすると、「ご飯が足りない」と言って、2膳目のご飯を食べ始める。
「今日のもよく食が進むねん(*^_^*)」と言って、2膳目のご飯を食べ終え、3度目のご飯をつぐかどうか迷ってる。
「これ以上食べたら動けなくなるの、わかってんねんけどなぁ…」
にこにこ迷い迷いそう言う竜樹さんに私の食べてる2膳目のお茶碗を差し出すと、ひと口分だけご飯を食べ、麻婆茄子も豆腐サラダもキレイに食べ終えた。
ついでに、箸休めのかつお梅とアサリのしぐれ煮もキレイに食べてあった(゜o゜)
…まぁ、こんだけ食べてくれたら、夏バテの進行は食い止められるだろう
本当にあんまり一度にたくさん食べられない竜樹さんの異様なる(笑)食べっぷりに唖然としながらも、ほっとした。
暫くすると、いつものように横になる竜樹さん。
傍で、ちょこなんと座ってる私。
いつものように触れる竜樹さん。
だけど、いつもと違うのは…
…竜樹さん、そのまま熟睡モードに入ってしまったのだ(^^ゞ
「…そう言えば、徹夜で片付けしたって言ってたもんなぁ」
暫く、竜樹さんの隣で私も横になっていた。
繋いでる手が時々痺れてきて身体を動かすと、私の身体が竜樹さんの身体に当たって彼が目を覚ます。
それを何度か繰り返し、「悪いなぁ…」と思ってそぉっと手を離してみると、いつもならそれだけで目を覚ます竜樹さんはそのまま眠り続けてる。
静かな寝息を立てる竜樹さんの寝顔を見つめ続ける。
…いつまでも、こんな風に竜樹さんの寝顔を見つめていられたらいいな
…こんな風に幸せそうな眠りを、私から竜樹さんに送り届けてあげれたらいいな
そんな風に思って竜樹さんの寝顔を眺めていた。
悲しい気持ちはそこには微塵もなかったはずなのに。
愛しい気持ちだけがそこにあったはずなのに。
…何故だか、涙が出てきた
******************************************************
字数内で最後まで書けそうにありませんので、16日の日記に続きます。
慌てて飛び起きて、竜樹さんに電話をした。
出てきた竜樹さんはちょっとしんどそうだけれど、はっきりした口調で話し掛けてくれた。
よくよく話を聞いてると、なんか昨日は一日片付けものでばたばたしてたみたい。
言いたいことはあったけれど…
「じゃぁ、これから行くね」
「うん。出れる時間に出てきてくれたらいいからな」
そう言って、電話を切った。
外は相変わらず暑くて、倒れそう。
おまけに今日は竜樹さんの家に行くまでにいくつか用事を済ませないといけないことがあって、電車に乗る前にも奔走。電車を降りても奔走。
「ナス消化メニュー」に足りない食材の買出しに行く頃にはちょっと疲れてきてたみたいで。
食材を選ぶのにも迷ってしまって、いつもよりも時間がかかった。
バスに乗り、竜樹さんの家に着いたのは17時少し前だった。
竜樹さんはすでによれっとしていた(-_-;)
何でも片付けを始めたのは2階から1階に寝室を変えようと思ったからだそうで。
2階は、1階と違ってクーラーがあって確かに過ごしやすいけれど、背中が本当に痛くなって動けなくなると、すべてのものが1階にある今の状態では非常に不便だということになって、「荷物大移動大会」を繰り広げたのだとか(>_<)
「…何で、昨日言ってくれなかったんですか?ヽ(`⌒´)ノ」
そう言ってむくれる私に、
「昨日、やり始めたのが夕方やったから出てきてもらうのは悪かったし、来てもらってもすぐに帰らへんかったらまたおうちの人が『午前様、午前様』って言うやろ?」
と竜樹さん。
…そりゃ、そうなんだけどさヽ(`⌒´)ノ
事実は事実として受け入れはするけどさ、ちったあ頼りにしてくれたってええんちゃうのん?
出かかった言葉をまた一つ飲み込んだ。
家から持ってきたTシャツに着替えてご飯を作りを始める。
今日のメニューは麻婆茄子と豆腐サラダ。
麻婆茄子はニンジンとピーマンとナスを炒めて一度器に移し変え、ひき肉を炒めて色が変わったら炒めた野菜をフライパンに移し変え、あわせておいた調味料を回しかけてなじませて完成。
非常に簡単なメニュー。
ついでに、豆腐サラダもまた簡単だった。
あまりに手が凝ってないものだから、「手抜きでごめんね(>人<)」と謝り倒したんだけど(笑)
竜樹さんは既に出来上がりの匂いだけで、機嫌がよかった。
やっぱり熱気漂う(笑)1階で夕食を取るのはキツいということで、クーラーのある2階へ夕飯を持って移動。
二人とも熱気負けしたのか、暫く涼まないと夕飯が食べられない状態だった。
1階から敷布団を持って上がってきて、ぐでっと横になる竜樹さんと私。
そのうち竜樹さんはむくっと起き上がって食卓のある隣の部屋に移り、
「ご飯食べるわなぁ」とひと声かけて、ご飯を食べ始める。
私も何となく起き上がってご飯を食べ始めた。
随分、手抜き料理だったにもかかわらず、竜樹さんは「今日のも美味しい(*^_^*)」と言って、喜んで食べてくれた。
私はその笑顔を見て、ほっとする。
暫くすると、「ご飯が足りない」と言って、2膳目のご飯を食べ始める。
「今日のもよく食が進むねん(*^_^*)」と言って、2膳目のご飯を食べ終え、3度目のご飯をつぐかどうか迷ってる。
「これ以上食べたら動けなくなるの、わかってんねんけどなぁ…」
にこにこ迷い迷いそう言う竜樹さんに私の食べてる2膳目のお茶碗を差し出すと、ひと口分だけご飯を食べ、麻婆茄子も豆腐サラダもキレイに食べ終えた。
ついでに、箸休めのかつお梅とアサリのしぐれ煮もキレイに食べてあった(゜o゜)
…まぁ、こんだけ食べてくれたら、夏バテの進行は食い止められるだろう
本当にあんまり一度にたくさん食べられない竜樹さんの異様なる(笑)食べっぷりに唖然としながらも、ほっとした。
暫くすると、いつものように横になる竜樹さん。
傍で、ちょこなんと座ってる私。
いつものように触れる竜樹さん。
だけど、いつもと違うのは…
…竜樹さん、そのまま熟睡モードに入ってしまったのだ(^^ゞ
「…そう言えば、徹夜で片付けしたって言ってたもんなぁ」
暫く、竜樹さんの隣で私も横になっていた。
繋いでる手が時々痺れてきて身体を動かすと、私の身体が竜樹さんの身体に当たって彼が目を覚ます。
それを何度か繰り返し、「悪いなぁ…」と思ってそぉっと手を離してみると、いつもならそれだけで目を覚ます竜樹さんはそのまま眠り続けてる。
静かな寝息を立てる竜樹さんの寝顔を見つめ続ける。
…いつまでも、こんな風に竜樹さんの寝顔を見つめていられたらいいな
…こんな風に幸せそうな眠りを、私から竜樹さんに送り届けてあげれたらいいな
そんな風に思って竜樹さんの寝顔を眺めていた。
悲しい気持ちはそこには微塵もなかったはずなのに。
愛しい気持ちだけがそこにあったはずなのに。
…何故だか、涙が出てきた
******************************************************
字数内で最後まで書けそうにありませんので、16日の日記に続きます。
コメント