「あなた」に花束を…
2001年8月10日昨晩、カードH〃のテストがてら久しぶりにメッセにあがってみた。
大好きなお友達がいたので、何となく話し掛けてしまった。
友達も予定がおしててその準備で大変だったと思われるのに、つまらない私の話に付き合ってくれた。
電波状態が悪くてぶつぶつ切れまくってたから、お友達にはすんごい失礼なことをしたのかもしれないけれど。
話を聞いてもらって、アドバイス貰ってすっきりしたのか、日記を中途半端に書き散らしたまま眠ってしまっていた。
相変わらず、ねむねむの朝だったけれど…
こころもちすっきりした気持ちで家を飛び出した。
今日一日乗り越えたら、少し長めの休暇。
とりあえず一日頑張ろうって思った。
とても暖かな週末を過ごしたあとの1週間は、どうしようもなく沈みきった時間だった気がする。
私は基本的に沈んでも立ち直りが早いから、こんなに辛気臭い状態を引きずってること自体が異例のことで。
竜樹さんにひと月逢えなかった時のへこみ方とあわせて、何故これほど長い間落ち込みを引きずってるのか、その理由をずっと考えていた。
もしも、空いてる日の日記の穴埋めをしたら多分重複する表現が飛び出すのだろうと思うけれど…
いつの頃からか具体的には覚えていないけれど。
自分の中で起こったことについて、すべてが終わるまで人に話さないようにしてて。
何を話すのもすべて「結果」がでてから、その結果を話すついでに過程を話すようにしてた。
それは確か学生の時、あまりまわりに心配をかけるわけにいかない立場だったから、何気なく身に付けた癖のような気がする。
家でもくだらない愚痴は言うけれど、自分の中で深刻になればなるほど口を閉ざすみたいなところがあって。
竜樹さんの話題は人に聞かれない限り、自分から話すことはなかった。
大切な人に出逢って、この場所にやってきて。
時々(最近は殆ど更新してないという噂はあるけれど)、リアルタイムに思うことを書き散らして。
大人気ない表現で、人に散々心配かけて。
語ってみたからといって、重荷が取れるわけでない上に情けなさすら感じる有様で。
書けども書けどもすっきりしない自分がいてて、正直言ってその部分で捕まってしまった気がしてる。
「書いたって何が変わるわけでなし、もうこんなしょうもないことやめにしようぜ」
一番しんどい時期を支えてきた、「左側」はブーイングの嵐。
「…そんなん、わかっとうわ!!」
気長で忍耐強いはずの「右側」もひどくイラついてて、一日終わる頃にはすんごい疲れてる状態が続いた。
こんな精神状態で、体調がよくなるはずもなく、引きずられるように体調も優れなかった。
どっしょうもない1週間だった。
「結果が出るまで、もう何も話すのやめようか?」
正直、そう思っていた。
竜樹さんに対する気持ちが変わったわけじゃない。
どんな「結果」が待ち受けてても、最終的に竜樹さんの心の傍に私がいられるなら。
それはわたしにとっては、とてつもなく嬉しいことだから。
その安心感を得て、その立場が自分の中できちんと確立するまで。
もう心の部分の詳細を話すのは止めようと思っていた。
「今日は、会社で仕事が大変でした。けれど、先輩からトンベリのぬいぐるみを貰いました。嬉しかったです。
家に帰って来たら、ご飯を食べた後、1時間ばかりアンジェをやりました。
今日はクラヴィス様にコクったら受け入れてもらえました。嬉しかったです。
竜樹さんと少しもお話できなかったのは残念だけど、明日になったらきっと話せるでしょう。頑張るぞ」
小学生の絵日記並の文章を並べて、誤魔化してみることも考えた。
ここでまで、それをやるとオフの友達にやってることと同じやんか?と思わないわけではなかったけれど。
その方がいいのかなって思っていた。
…けれど。
「日記なんだから、書きたいように書けばいいよ。
気楽にやったらいいよ」
そう言ってもらえて、どことなくがちがちに固まった思考がすっと流れていくような感じがしたんだ。
昔のように、立場上「穴のない鉄壁な霄」でいる必要はないのかなって少しだけ思えたんだ。
そして久しぶりに日記に戻ってきてみて、友達の日記を眺めて。
まだ何処となくへこむ部分もあれば、自分の中で一種僻みっぽい部分も見え隠れして、また更新を見送ろうとする自分がいるけれど。
それ以上に、私の言葉に対していろんな言葉を返してくれる友達や、気持ちを返してくれる友達の言葉に癒される気がして。
本当にありがたい気がして。
続けることで「何か」を返せたらいいなって思ったんだ。
…そう思う部分の方が大きかったから、もう少しだけ続けてみるのもいいのかなって思ったんだ。
「As If…」 Words : Mari Hamada
憧れが遠くても 優しい日もある
そんなふうに毎日を過ごせたらいいね
見守るだけならば たやすい時代に
行くえ知れずの涙が 渇かぬうちに
夢が夢であるために 心を放ちたい
思いがけない場所に 真実はあるもの
未来を変えることを 恐れたりしない
新しいお互いで 愛し合えたらいいね
恋する人の心も いつか色褪せて
気の向くまま吹く風に ゆだねたくなる
人が人であるために 忘れないでいたい
あらゆるものに初めて 出会った瞬間のこと
幸せが哀しくて
明日が曇っていく
世界中の憂鬱を背負ったみたいに wow
もしも天使に逢えたなら 問いかけてみよう
約束された場所に 未来などないこと
まるで天使になったように 忘れないでいたい
幼い夢が初めて 叶った瞬間のこと
As If…
「一匹狼」でいれば、確かに怖いものはないけれど。
それでも、まだ完全に一人に戻らないでいたいと思うんだ。
そうして、大切な人たちと共にありながら、いつか何らかの「結果」に辿り着けたとき。
いろんな想いを持って、私に言葉をかけてくれた友達に。
ささやかでも花束を贈りたいなって思う。
私の心から、暖かな気持ちを持つすべての「あなた」の心に。
小さくても暖かな、そんな花束を贈れたらって思う。
…いつも見守っていてくれてありがとう。
どっしょうもない私の心の傍にいてくれてありがとう。
暖かな気持ちを持つ、すべての「あなた」に。
金岡 霄
大好きなお友達がいたので、何となく話し掛けてしまった。
友達も予定がおしててその準備で大変だったと思われるのに、つまらない私の話に付き合ってくれた。
電波状態が悪くてぶつぶつ切れまくってたから、お友達にはすんごい失礼なことをしたのかもしれないけれど。
話を聞いてもらって、アドバイス貰ってすっきりしたのか、日記を中途半端に書き散らしたまま眠ってしまっていた。
相変わらず、ねむねむの朝だったけれど…
こころもちすっきりした気持ちで家を飛び出した。
今日一日乗り越えたら、少し長めの休暇。
とりあえず一日頑張ろうって思った。
とても暖かな週末を過ごしたあとの1週間は、どうしようもなく沈みきった時間だった気がする。
私は基本的に沈んでも立ち直りが早いから、こんなに辛気臭い状態を引きずってること自体が異例のことで。
竜樹さんにひと月逢えなかった時のへこみ方とあわせて、何故これほど長い間落ち込みを引きずってるのか、その理由をずっと考えていた。
もしも、空いてる日の日記の穴埋めをしたら多分重複する表現が飛び出すのだろうと思うけれど…
いつの頃からか具体的には覚えていないけれど。
自分の中で起こったことについて、すべてが終わるまで人に話さないようにしてて。
何を話すのもすべて「結果」がでてから、その結果を話すついでに過程を話すようにしてた。
それは確か学生の時、あまりまわりに心配をかけるわけにいかない立場だったから、何気なく身に付けた癖のような気がする。
家でもくだらない愚痴は言うけれど、自分の中で深刻になればなるほど口を閉ざすみたいなところがあって。
竜樹さんの話題は人に聞かれない限り、自分から話すことはなかった。
大切な人に出逢って、この場所にやってきて。
時々(最近は殆ど更新してないという噂はあるけれど)、リアルタイムに思うことを書き散らして。
大人気ない表現で、人に散々心配かけて。
語ってみたからといって、重荷が取れるわけでない上に情けなさすら感じる有様で。
書けども書けどもすっきりしない自分がいてて、正直言ってその部分で捕まってしまった気がしてる。
「書いたって何が変わるわけでなし、もうこんなしょうもないことやめにしようぜ」
一番しんどい時期を支えてきた、「左側」はブーイングの嵐。
「…そんなん、わかっとうわ!!」
気長で忍耐強いはずの「右側」もひどくイラついてて、一日終わる頃にはすんごい疲れてる状態が続いた。
こんな精神状態で、体調がよくなるはずもなく、引きずられるように体調も優れなかった。
どっしょうもない1週間だった。
「結果が出るまで、もう何も話すのやめようか?」
正直、そう思っていた。
竜樹さんに対する気持ちが変わったわけじゃない。
どんな「結果」が待ち受けてても、最終的に竜樹さんの心の傍に私がいられるなら。
それはわたしにとっては、とてつもなく嬉しいことだから。
その安心感を得て、その立場が自分の中できちんと確立するまで。
もう心の部分の詳細を話すのは止めようと思っていた。
「今日は、会社で仕事が大変でした。けれど、先輩からトンベリのぬいぐるみを貰いました。嬉しかったです。
家に帰って来たら、ご飯を食べた後、1時間ばかりアンジェをやりました。
今日はクラヴィス様にコクったら受け入れてもらえました。嬉しかったです。
竜樹さんと少しもお話できなかったのは残念だけど、明日になったらきっと話せるでしょう。頑張るぞ」
小学生の絵日記並の文章を並べて、誤魔化してみることも考えた。
ここでまで、それをやるとオフの友達にやってることと同じやんか?と思わないわけではなかったけれど。
その方がいいのかなって思っていた。
…けれど。
「日記なんだから、書きたいように書けばいいよ。
気楽にやったらいいよ」
そう言ってもらえて、どことなくがちがちに固まった思考がすっと流れていくような感じがしたんだ。
昔のように、立場上「穴のない鉄壁な霄」でいる必要はないのかなって少しだけ思えたんだ。
そして久しぶりに日記に戻ってきてみて、友達の日記を眺めて。
まだ何処となくへこむ部分もあれば、自分の中で一種僻みっぽい部分も見え隠れして、また更新を見送ろうとする自分がいるけれど。
それ以上に、私の言葉に対していろんな言葉を返してくれる友達や、気持ちを返してくれる友達の言葉に癒される気がして。
本当にありがたい気がして。
続けることで「何か」を返せたらいいなって思ったんだ。
…そう思う部分の方が大きかったから、もう少しだけ続けてみるのもいいのかなって思ったんだ。
「As If…」 Words : Mari Hamada
憧れが遠くても 優しい日もある
そんなふうに毎日を過ごせたらいいね
見守るだけならば たやすい時代に
行くえ知れずの涙が 渇かぬうちに
夢が夢であるために 心を放ちたい
思いがけない場所に 真実はあるもの
未来を変えることを 恐れたりしない
新しいお互いで 愛し合えたらいいね
恋する人の心も いつか色褪せて
気の向くまま吹く風に ゆだねたくなる
人が人であるために 忘れないでいたい
あらゆるものに初めて 出会った瞬間のこと
幸せが哀しくて
明日が曇っていく
世界中の憂鬱を背負ったみたいに wow
もしも天使に逢えたなら 問いかけてみよう
約束された場所に 未来などないこと
まるで天使になったように 忘れないでいたい
幼い夢が初めて 叶った瞬間のこと
As If…
「一匹狼」でいれば、確かに怖いものはないけれど。
それでも、まだ完全に一人に戻らないでいたいと思うんだ。
そうして、大切な人たちと共にありながら、いつか何らかの「結果」に辿り着けたとき。
いろんな想いを持って、私に言葉をかけてくれた友達に。
ささやかでも花束を贈りたいなって思う。
私の心から、暖かな気持ちを持つすべての「あなた」の心に。
小さくても暖かな、そんな花束を贈れたらって思う。
…いつも見守っていてくれてありがとう。
どっしょうもない私の心の傍にいてくれてありがとう。
暖かな気持ちを持つ、すべての「あなた」に。
金岡 霄
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