ささやかなる力の源
2001年7月24日今日も朝から蒸し暑さで目が覚める。
いつも以上に身体は重い。
それは予定よりも早く来てしまった「お客さん」のせいかもしれないし、連休明けにいきなり食らった残業大会の余波かもしれない。
体調不良のときのような、立ちくらみも吐き気もしないだけマシだけれど、一日の初めから気を吐かないと動き出せない感じにうんざりする。
電車に乗り、友達とメールを数通交わして電車を降りる。
せめて、朝食くらい取っておきたくて駅ビルのパン屋で朝食用と半夜食用のパンを買って、会社に向かう。
…会社の中もまた、蒸し暑い空気がとぐろを巻いていた。
またひとつ気を吐いて、事務所に上がる。
なんだか身体のだるさはいつまでたっても抜けなくて。
コーヒーを飲んだり台所で朝食を取ったりと、何とか身体の状態を立て直そうと努力はするけれど、ちょっと何かをするたびに思いっきり消耗する感じが抜けなくて。
…こんなんでは、アカンのになぁ
思考回路までネガティブな方向にしか向かないから、本当にその場にいるのが苦痛でならなくて。
仕事なんだからちゃんとしないとって思うのに、身体は言うことを聞かない。
いうこと聞かない身体と気持ちと格闘しながら、仕事を続ける。
昼休みを迎えるころには物を食べる気力すらなくなっていた。
暫く机に突っ伏して昼寝をして、仕方なく昼食を取る。
台所で洗い物をし、社長やボスのお茶を入れなおして、また昼寝をする。
…竜樹さん、調子崩してないかな? ちゃんとテスト受けられてるかな?
冷房を跳ね返すような熱気の中で、竜樹さんのことが気にかかった。
確か、今日は難しい教科のテストが立て続けに2つあるって言ってたよなぁ…
きっと竜樹さんのことだから、夜遅くまで勉強して、しんどくてもちゃんとテスト受けに行ってるんだろう。
「…ひとまず、あと4時間半頑張ろうか?私も」
そう思って、昼からの仕事にかかった。
昼からは暇なような忙しいような微妙な仕事の流れ。
溜めるとヤバそうな仕事をたったか片付けていった。
運がよければ定時に帰れそうな感じだったけれど、夕方からどっと仕事が増えてしまって、結局昨日と同様残業を食らってしまった。
…朝、「半夜食用」のパンを買っておいてよかった(^^ゞ
台所で買ったパンを食べながら、そう思った。
やっと仕事が終わり、よろよろと纏わりつく熱気の中自転車を飛ばして駅に向かう。
「竜樹さんメール」を送るつもりでいたけれど、電車に乗った途端、異常なる眠気に襲われて送れずじまい。
家に辿り着くまでずっと、乗り物の中では眠っていた(爆)
家に帰って、寝とぼけながら夕食をとり、水泳の世界選手権を見て自室に戻り、「こんばんはツアー」と称して友達の宙にメッセージを書き散らし、そのまま転寝してしまった。
…ピピピ、ピピピ、ピピピ
メールの着信音で目が覚める。
見ると、竜樹さんからだった。
…私が寝飛ばしている間に、3通もメールをくれていたんだ(゜o゜)
しかも、そのうち一つは調べ物の依頼メールだったΣ( ̄ロ ̄|||)
慌ててメールを打ち返し、最後に「調べ物、すぐにするからね」と打って、送信。
調べ物をするために本を取りにリビングに降り、戻ってくると携帯に着信が。
再び慌てて、竜樹さんに電話を入れなおす。
「…調べ物、急がなくてもええからなって言っておこうと思ってん」
電話に出てくれた竜樹さんはしんどそうではあったけれど、どこか明るい感じでそう言ってくれた。
そうして、テストの話やソフトの話、互いの近況(笑)を話す。
明日もテストだというのに、竜樹さんはいろいろお話してくれるし、私の話も聞いてくれた。
それだけで十分嬉しかったのに。
OSやソフトの話をしてるとき、私の持ってるものや知識で対応できそうだったのがとても嬉しかった。
竜樹さんが私のことを気遣ってくれる以上に、竜樹さんのの役に立てそうだってことがただ嬉しかった。
メールに気がつくまで、意識がなくなるほど眠かったのに。
竜樹さんと話していると、眠気は飛ぶし気持ちは前向きになる。
ちょうどいい状態になった頃、明日に備えて休もうってことで電話を切ったけれど。
…暑くて寝苦しいことを除けば、とてもいい気持ちで休めそう
そう思えたんだ。
先週の土曜日にゆったりとした気持ちで竜樹さんと過ごせたからかな?
それとも、音信があるってだけで安心できてるのかな?
気持ちが上向きになったことについて、詳しくその理由が解析できてはいないけれど…
何気なく竜樹さんがどうしてるかって判ること。
竜樹さんが私に気持ちを割いてくれること。
互いに少しの時間でも共有できること。
それが今の私にはありがたいことなんだと思う。
それが気持ちを立て直して歩いていくためのエネルギー源になってるのかもしれない。
あと3日会社に行ったら、また2日休み。
今週末、竜樹さんに逢えても逢えなくても、こんな風に時々でも互いのことを思い遣って、少しの時間でも共有できるなら。
それは確実に私の気持ちを上向きにしてくれるから。
上向きになった私の気持ちから、竜樹さんに何かを送り届けられたなら。
それはとても嬉しいことだから。
あと3日間、身体が重くても気持ちが塞ぎそうになっても。
心の傍にいる竜樹さんと一緒に頑張ろう。
投げずに一緒に頑張ろう。
ささやかなる力の源は、やがて暖かな何かを生み出す大きなエネルギーになるのだと信じてる。
その気持ちが維持できるように、明日からもまた歩いていこう。
いつも以上に身体は重い。
それは予定よりも早く来てしまった「お客さん」のせいかもしれないし、連休明けにいきなり食らった残業大会の余波かもしれない。
体調不良のときのような、立ちくらみも吐き気もしないだけマシだけれど、一日の初めから気を吐かないと動き出せない感じにうんざりする。
電車に乗り、友達とメールを数通交わして電車を降りる。
せめて、朝食くらい取っておきたくて駅ビルのパン屋で朝食用と半夜食用のパンを買って、会社に向かう。
…会社の中もまた、蒸し暑い空気がとぐろを巻いていた。
またひとつ気を吐いて、事務所に上がる。
なんだか身体のだるさはいつまでたっても抜けなくて。
コーヒーを飲んだり台所で朝食を取ったりと、何とか身体の状態を立て直そうと努力はするけれど、ちょっと何かをするたびに思いっきり消耗する感じが抜けなくて。
…こんなんでは、アカンのになぁ
思考回路までネガティブな方向にしか向かないから、本当にその場にいるのが苦痛でならなくて。
仕事なんだからちゃんとしないとって思うのに、身体は言うことを聞かない。
いうこと聞かない身体と気持ちと格闘しながら、仕事を続ける。
昼休みを迎えるころには物を食べる気力すらなくなっていた。
暫く机に突っ伏して昼寝をして、仕方なく昼食を取る。
台所で洗い物をし、社長やボスのお茶を入れなおして、また昼寝をする。
…竜樹さん、調子崩してないかな? ちゃんとテスト受けられてるかな?
冷房を跳ね返すような熱気の中で、竜樹さんのことが気にかかった。
確か、今日は難しい教科のテストが立て続けに2つあるって言ってたよなぁ…
きっと竜樹さんのことだから、夜遅くまで勉強して、しんどくてもちゃんとテスト受けに行ってるんだろう。
「…ひとまず、あと4時間半頑張ろうか?私も」
そう思って、昼からの仕事にかかった。
昼からは暇なような忙しいような微妙な仕事の流れ。
溜めるとヤバそうな仕事をたったか片付けていった。
運がよければ定時に帰れそうな感じだったけれど、夕方からどっと仕事が増えてしまって、結局昨日と同様残業を食らってしまった。
…朝、「半夜食用」のパンを買っておいてよかった(^^ゞ
台所で買ったパンを食べながら、そう思った。
やっと仕事が終わり、よろよろと纏わりつく熱気の中自転車を飛ばして駅に向かう。
「竜樹さんメール」を送るつもりでいたけれど、電車に乗った途端、異常なる眠気に襲われて送れずじまい。
家に辿り着くまでずっと、乗り物の中では眠っていた(爆)
家に帰って、寝とぼけながら夕食をとり、水泳の世界選手権を見て自室に戻り、「こんばんはツアー」と称して友達の宙にメッセージを書き散らし、そのまま転寝してしまった。
…ピピピ、ピピピ、ピピピ
メールの着信音で目が覚める。
見ると、竜樹さんからだった。
…私が寝飛ばしている間に、3通もメールをくれていたんだ(゜o゜)
しかも、そのうち一つは調べ物の依頼メールだったΣ( ̄ロ ̄|||)
慌ててメールを打ち返し、最後に「調べ物、すぐにするからね」と打って、送信。
調べ物をするために本を取りにリビングに降り、戻ってくると携帯に着信が。
再び慌てて、竜樹さんに電話を入れなおす。
「…調べ物、急がなくてもええからなって言っておこうと思ってん」
電話に出てくれた竜樹さんはしんどそうではあったけれど、どこか明るい感じでそう言ってくれた。
そうして、テストの話やソフトの話、互いの近況(笑)を話す。
明日もテストだというのに、竜樹さんはいろいろお話してくれるし、私の話も聞いてくれた。
それだけで十分嬉しかったのに。
OSやソフトの話をしてるとき、私の持ってるものや知識で対応できそうだったのがとても嬉しかった。
竜樹さんが私のことを気遣ってくれる以上に、竜樹さんのの役に立てそうだってことがただ嬉しかった。
メールに気がつくまで、意識がなくなるほど眠かったのに。
竜樹さんと話していると、眠気は飛ぶし気持ちは前向きになる。
ちょうどいい状態になった頃、明日に備えて休もうってことで電話を切ったけれど。
…暑くて寝苦しいことを除けば、とてもいい気持ちで休めそう
そう思えたんだ。
先週の土曜日にゆったりとした気持ちで竜樹さんと過ごせたからかな?
それとも、音信があるってだけで安心できてるのかな?
気持ちが上向きになったことについて、詳しくその理由が解析できてはいないけれど…
何気なく竜樹さんがどうしてるかって判ること。
竜樹さんが私に気持ちを割いてくれること。
互いに少しの時間でも共有できること。
それが今の私にはありがたいことなんだと思う。
それが気持ちを立て直して歩いていくためのエネルギー源になってるのかもしれない。
あと3日会社に行ったら、また2日休み。
今週末、竜樹さんに逢えても逢えなくても、こんな風に時々でも互いのことを思い遣って、少しの時間でも共有できるなら。
それは確実に私の気持ちを上向きにしてくれるから。
上向きになった私の気持ちから、竜樹さんに何かを送り届けられたなら。
それはとても嬉しいことだから。
あと3日間、身体が重くても気持ちが塞ぎそうになっても。
心の傍にいる竜樹さんと一緒に頑張ろう。
投げずに一緒に頑張ろう。
ささやかなる力の源は、やがて暖かな何かを生み出す大きなエネルギーになるのだと信じてる。
その気持ちが維持できるように、明日からもまた歩いていこう。
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