ここで待ってる…
2001年7月9日今日も相変わらず寝起きが悪くて、ついでに体調も悪くて。
朝、何気に携帯を覗き込んで、双眸を見開いた。
…たまらない気持ちになったんだ
私は。
3cm角の携帯のディスプレイで出会った想いにここまで連れきてもらったんだ。
人の想いが切なくて、でも暖かなものなのだと教えてもらったんだ。
その頃。
一番欲しかった「何か」を手に入れられたのに、その日を境に「何か」が違ってきてて、
憧れと現実の間で首が絞まっていくような感じがしてたんだ。
ひんやりとした空気に包まれた、でもまだ木漏れ日から微かな暖かさを感じ取れるような午後に小さなネット散歩の途中で迷子になった。
そこで大切な想いに出会えたんだ。
それからは、ずっと3cm角のディスプレイからその想いを眺めてきて。
やがて、私もここで自分の想いを綴ることになった。
ここにきて、人の想いの深さと暖かさ、それに纏わる切なさを痛いほど知った。
やがて、その想いは私の想いに少しばかりの色を挿し、いろんな想いを抱える人たちとめぐり合わせてくれた。
私が指針にしたいと願った想いを持つ人。
そして家に帰ってきて、今度はA4サイズのディスプレイを見つめて双眸を見開くことになった。
私のことを見つけ出して、話し掛けてくれた暖かな想い。
一途で弱さも強さも孕んだその想いに、「こんな風に素直になりたいと」と憧れたんだ。
いろんな出来事の移ろいの中で、その想いを持つ人と言葉を交わすこともあったけれど。
経験則も何もない私が、自分の身体と気持ちの中からひねり出したなけなしの言葉を受け止めてくれた。
陽だまりのような想いを持つ人。
…湿気を含む重い空は切ない出来事ばかりを連れてくるのかな?
ディスプレイは人の想いにぐっと近づけてくれるけれど、
何かが起こっても結局は何も出来はしないのだと。
こんなとき身にしみて判る。
「人に入れ揚げたって傷つくのはお前なんだから、たいがいにしとけよ?」
いつかそう言われたことが胸に蘇ってくるようで、心は痛むけれど。
人それぞれに想うことも考えることもあって、生きていく道もまた違うものなのだということは十分判ってる。
だから、それを嘆かないで置こうと思うんだ。
けれど。
私に暖かな気持ちをくれた、暖かな想いを持つ人たちが、
やがて「なれるものの中の一番」を見つけてまた戻ってくる日が来るのを、
ここで変わらずに待っていたいと今は思う。
それが叶うかどうかは、HEAVEN KNOWSってところなのだろうけれど
なるべく「あなた」の目に留まりそうなところで、ちょろちょろしながらでも待っています。
私が憧れ、なりたいと希った想いにもう一度出逢えますようにと、そっと祈りながら…
今はただ静かに見つめていようと思っています。
私をここへ連れてきてくれてありがとう。
人を想うことの暖かさやしなやかさ、切なさや優しさを教えてくれてありがとう。
朝、何気に携帯を覗き込んで、双眸を見開いた。
…たまらない気持ちになったんだ
私は。
3cm角の携帯のディスプレイで出会った想いにここまで連れきてもらったんだ。
人の想いが切なくて、でも暖かなものなのだと教えてもらったんだ。
その頃。
一番欲しかった「何か」を手に入れられたのに、その日を境に「何か」が違ってきてて、
憧れと現実の間で首が絞まっていくような感じがしてたんだ。
ひんやりとした空気に包まれた、でもまだ木漏れ日から微かな暖かさを感じ取れるような午後に小さなネット散歩の途中で迷子になった。
そこで大切な想いに出会えたんだ。
それからは、ずっと3cm角のディスプレイからその想いを眺めてきて。
やがて、私もここで自分の想いを綴ることになった。
ここにきて、人の想いの深さと暖かさ、それに纏わる切なさを痛いほど知った。
やがて、その想いは私の想いに少しばかりの色を挿し、いろんな想いを抱える人たちとめぐり合わせてくれた。
私が指針にしたいと願った想いを持つ人。
そして家に帰ってきて、今度はA4サイズのディスプレイを見つめて双眸を見開くことになった。
私のことを見つけ出して、話し掛けてくれた暖かな想い。
一途で弱さも強さも孕んだその想いに、「こんな風に素直になりたいと」と憧れたんだ。
いろんな出来事の移ろいの中で、その想いを持つ人と言葉を交わすこともあったけれど。
経験則も何もない私が、自分の身体と気持ちの中からひねり出したなけなしの言葉を受け止めてくれた。
陽だまりのような想いを持つ人。
…湿気を含む重い空は切ない出来事ばかりを連れてくるのかな?
ディスプレイは人の想いにぐっと近づけてくれるけれど、
何かが起こっても結局は何も出来はしないのだと。
こんなとき身にしみて判る。
「人に入れ揚げたって傷つくのはお前なんだから、たいがいにしとけよ?」
いつかそう言われたことが胸に蘇ってくるようで、心は痛むけれど。
人それぞれに想うことも考えることもあって、生きていく道もまた違うものなのだということは十分判ってる。
だから、それを嘆かないで置こうと思うんだ。
けれど。
私に暖かな気持ちをくれた、暖かな想いを持つ人たちが、
やがて「なれるものの中の一番」を見つけてまた戻ってくる日が来るのを、
ここで変わらずに待っていたいと今は思う。
それが叶うかどうかは、HEAVEN KNOWSってところなのだろうけれど
なるべく「あなた」の目に留まりそうなところで、ちょろちょろしながらでも待っています。
私が憧れ、なりたいと希った想いにもう一度出逢えますようにと、そっと祈りながら…
今はただ静かに見つめていようと思っています。
私をここへ連れてきてくれてありがとう。
人を想うことの暖かさやしなやかさ、切なさや優しさを教えてくれてありがとう。
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