今日は竜樹さんのテストの日。
昨日、電話の後お弁当作らんなんって言ってたし、疲れすぎてないかな?
学科試験の出来はあんまり心配じゃないけど、体調損ねてないかが心配。

「おはようございます。今朝は無事晴れてくれましたね。
 吐く息が白くなるのは気になるけど、日中暖かくなるといいね。
 背中が痛くなりませんようにと、お祈りしています。
 では、気を付けていってらっしゃい(^○^)/」

電車の中から、メールを一つ。
その返事はすぐに返ってきた。

「OKです。ありがとう。」

…こちらも、とりあえず頑張りますかぁp(^-^)q

入れても仕方のない(?)気合一ついれて会社に入る。

「竜樹さんの体力と気力が今日一日持ちますように
 どうか雨が降ったり雪が降ったり寒くなりすぎたりしませんように」


試験開始時刻が来ても、昼休みが来ても気になるのは竜樹さんの試験のことばかり。
ボスが絡んでこようが先輩が絡んでこようが気持ちはそこにない。
「メール、一つくらい送ろうかな?」
そう思ったけれど、
「試験会場って何かにつけて係官がチェック入れてるしな…」
そう思ってやめた。

「とりあえず、『定時ダッシュ』出来るように頑張ろう。
 もしかしたら『打ち上げ』をすることになるかもしんないもんね」

そう思って、戦闘モード全開で仕事再開。


…無事、「定時ダッシュ」できた。
自転車かっとばし、駅から「竜樹さんメール」

「お元気ですか?
 齟仲が痛むことなく、無事に乗りきれました?
 私は定時退社できました。
 ではでは、またね。」

慌てて打ったから、「背中」が「齟仲」なんて言葉になってしまってたヾ(>▽<)ゞダハハハ

…待てど暮らせど、お返事はこない。
仕方がないので、一つ目の乗り換えの駅から携帯に電話。
でも、竜樹さんは出ない。

「きっと気力使い果たして、家で寝てるんだろう」
諦めて家に帰る。


夜になって、竜樹さんに電話すると、
「霄から電話貰った頃、喫茶店でケーキセット食べながら寝てしまっててん」

…どうも、試験の後お腹がすきすぎて喫茶店に飛び込み、ケーキセット頼んで食べたはいいけど、半分くらい食べたところで意識が切れて寝てしまったらしい(笑)

「お疲れさまでした、やっと一段落ついたね」
「そうやなぁ、学科も実技も何とかなったわ。面接もそんな意地悪な質問されなかったし」

そう聞いて安心した。
あとは、面接官がどう判断するかだけなんだね、きっと。
合格したらしたで精神的にやりにくそうな感じがする学校みたいだけど、とりあえず「通う権利」与えられたらいいね。
あとの判断は竜樹さんが下せばいいことだもの、ね。


「とりあえず、お疲れ様でした。竜樹さん。
 『打ち上げ』で何がしたいか、何を食べたいか考えといてくださいね。
 今日はゆっくり休んでいい夢見てください。
 そこに私がいてるなら、そりゃあもう御の字です
                     …おやすみなさい」

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