修行不足(..)?
2001年1月13日昨日は決して早くはなかったけど、適当な時間に眠った。
早く起きて用意して、竜樹さんに会いに行くつもりだったのに……
…起きたら、竜樹さんと待ち合わせしてた時間だった( ̄□ ̄;)!!
「やばい、また待たせてる」と思って、慌てて携帯に電話した。
…すると、竜樹さんは明るく「おはよう」って言う。
「ごめんなさい。寝過ごしましたm(__)m」
と言う私に、
「昨日、電話切る前に言ったやろ?『疲れてるんだから、ゆっくりしてええねんで』って」
と笑って答える竜樹さん。
…どうも私が寝過ごすことを予見したように、彼は家で用事をしていたらしい(*>_<*)
平謝りに謝って、慌てて用意をして飛び出す。
坂道を転がり落ちるように駆け下り、電車に乗り、待ち合わせの駅に向かう。
…彼の車は見当たらない。
気になって電話を入れると、「喫茶店で待ってて」と言われたので、行って待ってる。
…暫くすると、竜樹さんが現れた。
やたら髪が短くなってる。
「髪、切ったんやね。えらいさっぱりして」
と言うと、
「散髪屋に行って、疲れて寝てしまってるうちに切られすぎてん。これから寒くなるっていうのに、頭ばっかり冷えてかなんねん」
と困り顔。
コーヒー飲んで話してる間も、竜樹さんはずっと髪を気にしてる。
髪を短くして、心持ち若く見えたのもあったけど、気にする仕草が、とてもかわいい(*^_^*)
…「かわええのぉ」なんて言おうものなら、余計に気にしそうだから言わなかったけれど。
喫茶店を出て、2台持ってる携帯のうちの1台を利用休止しに行く。
「うおぉぉぉぉっ。頭が寒いっ!」
「背中が寒いなら『おんぶお化け』したげるけど、頭が寒いのはどうしようもあれへん。
帽子作ってあげるくらいしかできへんよぉ」
そんなことを言いながら、二人並んで歩く。
冷凍地獄からショップに入った途端、竜樹さんはやたら眠そうな顔をする。
「あ、もしかして、痛み止め飲んでるのかな?」
少し気にはなったけど、手続きを済ませる。
ただ、使ってた携帯は明日もう一度取りにこないといけないらしい。
「何だかめんどくさいね」
2人でそう言いながら、店を出る。
(よく考えたら、明日も会えるようになったんだから、ありがたく思わないといけないんだけどね)
それから、少し早い食事をする。
竜樹さんは非常に眠そう。食べる前から意識が落ちそう。
「疲れた?」
思わずそう聞いてしまった。
「今日結構冷え込んでるから、痛いねん。
眠そうなのは、痛み止め飲んでるからやねん」
…やっぱり(>_<)
「背中痛かったら無理しなくていいんだよ」
そう言えばよかったのかな?
でも今日電話した時、元気そうだったよ、竜樹さん。
…やっぱ無理してる?
「今日は、早く帰したげよう」
そう思いながら、あたふたご飯を食べる。
竜樹さんは竜樹さんで何とか話すことを探そうとしている。
「霄に何か話すことあったと思うねんけど、思い出されへん」
ねむ目で私の顔を見つめる竜樹さんは、困ったように言う。
「思い出した時で構へんよぉ」
そう答えながら、私は一生懸命ご飯を口に運ぶ。
ふと、今日のメインイベント「2人で勉強する」が落ちてることに気がつく。
「今日、ホンマは勉強せんとあかんかったんちゃうのん?」
そう話し掛けた私に、
「勉強以外に問題があるねん」
と竜樹さんは少し困ったように答えた。
…この件については、今詳細を書くのは控えるけれど、試験の成績云々が問題ではないらしい。
私も今の会社に入った時に同じような目に遭ったから、何となく彼の謂わんとすることは分かる気がする。
…何処に行っても、人間関係って煩わしいよな
そうは思ったけど、竜樹さんにそう言う訳にもいかず、さりとて力づけてあげられる訳でもなく、もどかしい時間を過ごす。
結局、食事の後、どこにも行かずに家に帰ることになった。
竜樹さんは頑張って、私の家まで車で送ってくれようとするのだけど、運転していても判断力が少し鈍ってて、何だか危ない。
「竜樹さんの家の近くの駅まででいいから」
そうお願いして、彼の家から一番近い駅まで送って貰うことにした。
…少なくとも、その駅までなら少々判断が鈍っても、彼の家まで複雑なルートを通らなくて済むから、彼も無事に帰りつけるだろうと思ったから。
駅まで送ってもらって、お別れ。
細い路地に車を止めたから、「お守り」のキスくらいできるかなと思ったけど、車の前方からおっさんが歩いてきたのでやめた。
「気をつけてね」
竜樹さんの車が見えなくなるまで見送り、電車に乗る。
個人の抱える問題のすべてを把握して、的確に対処なんて出来ないのは分かっているけど、力づけることすら出来ないのかと思うと、少し自分にがっかりしてしまった。
…そもそも「竜樹さんの役に立つ」ことって何なんだろう?
彼に会えて嬉しいはずなのに、楽しかったはずなのに、今後のことを見据えるといきなり気分が滅入ってくる。
…明日会うときには、明るく彼を力づけてあげられればいいな
他に出来そうなことは、今の私には思いつかないから。
早く起きて用意して、竜樹さんに会いに行くつもりだったのに……
…起きたら、竜樹さんと待ち合わせしてた時間だった( ̄□ ̄;)!!
「やばい、また待たせてる」と思って、慌てて携帯に電話した。
…すると、竜樹さんは明るく「おはよう」って言う。
「ごめんなさい。寝過ごしましたm(__)m」
と言う私に、
「昨日、電話切る前に言ったやろ?『疲れてるんだから、ゆっくりしてええねんで』って」
と笑って答える竜樹さん。
…どうも私が寝過ごすことを予見したように、彼は家で用事をしていたらしい(*>_<*)
平謝りに謝って、慌てて用意をして飛び出す。
坂道を転がり落ちるように駆け下り、電車に乗り、待ち合わせの駅に向かう。
…彼の車は見当たらない。
気になって電話を入れると、「喫茶店で待ってて」と言われたので、行って待ってる。
…暫くすると、竜樹さんが現れた。
やたら髪が短くなってる。
「髪、切ったんやね。えらいさっぱりして」
と言うと、
「散髪屋に行って、疲れて寝てしまってるうちに切られすぎてん。これから寒くなるっていうのに、頭ばっかり冷えてかなんねん」
と困り顔。
コーヒー飲んで話してる間も、竜樹さんはずっと髪を気にしてる。
髪を短くして、心持ち若く見えたのもあったけど、気にする仕草が、とてもかわいい(*^_^*)
…「かわええのぉ」なんて言おうものなら、余計に気にしそうだから言わなかったけれど。
喫茶店を出て、2台持ってる携帯のうちの1台を利用休止しに行く。
「うおぉぉぉぉっ。頭が寒いっ!」
「背中が寒いなら『おんぶお化け』したげるけど、頭が寒いのはどうしようもあれへん。
帽子作ってあげるくらいしかできへんよぉ」
そんなことを言いながら、二人並んで歩く。
冷凍地獄からショップに入った途端、竜樹さんはやたら眠そうな顔をする。
「あ、もしかして、痛み止め飲んでるのかな?」
少し気にはなったけど、手続きを済ませる。
ただ、使ってた携帯は明日もう一度取りにこないといけないらしい。
「何だかめんどくさいね」
2人でそう言いながら、店を出る。
(よく考えたら、明日も会えるようになったんだから、ありがたく思わないといけないんだけどね)
それから、少し早い食事をする。
竜樹さんは非常に眠そう。食べる前から意識が落ちそう。
「疲れた?」
思わずそう聞いてしまった。
「今日結構冷え込んでるから、痛いねん。
眠そうなのは、痛み止め飲んでるからやねん」
…やっぱり(>_<)
「背中痛かったら無理しなくていいんだよ」
そう言えばよかったのかな?
でも今日電話した時、元気そうだったよ、竜樹さん。
…やっぱ無理してる?
「今日は、早く帰したげよう」
そう思いながら、あたふたご飯を食べる。
竜樹さんは竜樹さんで何とか話すことを探そうとしている。
「霄に何か話すことあったと思うねんけど、思い出されへん」
ねむ目で私の顔を見つめる竜樹さんは、困ったように言う。
「思い出した時で構へんよぉ」
そう答えながら、私は一生懸命ご飯を口に運ぶ。
ふと、今日のメインイベント「2人で勉強する」が落ちてることに気がつく。
「今日、ホンマは勉強せんとあかんかったんちゃうのん?」
そう話し掛けた私に、
「勉強以外に問題があるねん」
と竜樹さんは少し困ったように答えた。
…この件については、今詳細を書くのは控えるけれど、試験の成績云々が問題ではないらしい。
私も今の会社に入った時に同じような目に遭ったから、何となく彼の謂わんとすることは分かる気がする。
…何処に行っても、人間関係って煩わしいよな
そうは思ったけど、竜樹さんにそう言う訳にもいかず、さりとて力づけてあげられる訳でもなく、もどかしい時間を過ごす。
結局、食事の後、どこにも行かずに家に帰ることになった。
竜樹さんは頑張って、私の家まで車で送ってくれようとするのだけど、運転していても判断力が少し鈍ってて、何だか危ない。
「竜樹さんの家の近くの駅まででいいから」
そうお願いして、彼の家から一番近い駅まで送って貰うことにした。
…少なくとも、その駅までなら少々判断が鈍っても、彼の家まで複雑なルートを通らなくて済むから、彼も無事に帰りつけるだろうと思ったから。
駅まで送ってもらって、お別れ。
細い路地に車を止めたから、「お守り」のキスくらいできるかなと思ったけど、車の前方からおっさんが歩いてきたのでやめた。
「気をつけてね」
竜樹さんの車が見えなくなるまで見送り、電車に乗る。
個人の抱える問題のすべてを把握して、的確に対処なんて出来ないのは分かっているけど、力づけることすら出来ないのかと思うと、少し自分にがっかりしてしまった。
…そもそも「竜樹さんの役に立つ」ことって何なんだろう?
彼に会えて嬉しいはずなのに、楽しかったはずなのに、今後のことを見据えるといきなり気分が滅入ってくる。
…明日会うときには、明るく彼を力づけてあげられればいいな
他に出来そうなことは、今の私には思いつかないから。
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