昨日は早く休み、珍しく張り切って起きてみた。
雨戸を開けると、白い雪がちらついている(゜o゜)
しかも、屋根はもう真っ白。
…道に積もらなければいいのになぁ。


ちょっと意識がはっきりしてきたので、竜樹さんに電話する。

「体調は?」

「すこぶるいいよ。でもこっち雪降ってて、屋根まで真っ白だよ」

「そしたら、降りてくるの大変だろうから車で迎えに行くわ。出る用意だけしといて」

……めっちゃ嬉しい(*^_^*)
わざわざ会いに来てくれるんだ。
それだけで十分だった。


…しかし、ほどなく二人の行く手を阻むものが現れる。
それは「雪」(>_<)
例年なら、「こんだけ降れば、信州の雪は最高。スキーに行くぞ♪」と小躍りするのだが、こんなところでがんがん降られてもどうしようもない。

「私は、竜樹さんに会いたいんだよう」

張り切って出かける用意もした。
靴さえ履けばいつでも外に出られる状態で、部屋の中をうろうろしていた。


しかし、私の気持ちとは裏腹に、雪はどんどん降ってくる。
…とうとう、家の前の道は雪に埋もれてしまった(-_-;)

私の家は、高台にある。
しかも道幅が狭く、坂も急。家に辿り着くまでにものすごい急カーブがある。

「竜樹さん、大丈夫だろうか?」

すごく心配になって、携帯に電話したけどつかまらない(゜o゜)

「家の前の道に雪が積もってきました
      残念だけど今日は見合わせましょう」

2回メールを送ったけど、連絡がない。

「もしかして、どっかで事故った?」

…不安がよぎる。
以前、竜樹さんは私を迎えに来る途中で玉突き事故に巻き込まれたことがある。
その時の記憶が頭を掠める。

「お願い。早く連絡ください」

これまでにない位、強く願った。


最初に連絡をしてから1時間くらいして、ようやく竜樹さんから連絡が入る。

「今、最後の坂の手前まで来てるけど、すごい雪が積もってて、みんな車バックさせて降りていってる。霄の家まで行けないから、このまま引き返すわ」

「ごめんね、大変な思いさせて。気をつけて帰ってね」

「明日は暖かくなるらしいから、明日会おうな」

…彼はそう言って帰っていった。


ぺたん、とフローリングの床に座り込んでしまった。
せっかく会えると思ったのに。
それまでのわだかまりが解けることがなくても、
笑顔で向き合えるように頑張れると思ったのに。
とても悲しかった。

「とりあえず、竜樹さんが怪我をせずに帰れますように」

…そう願うのだけは忘れなかったけど。


明日は会えるのかな?
お願いだから、今晩路面が凍結しませんようにm(__)m
たとえ明日出かけてから道が凍ってしまって、家に帰れなくなっても構いません。
明日こそ竜樹さんに会えますように。
暖かい気持ちで彼と向き合えますように。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索