Eden

2000年12月21日
今日は、待ちに待った神戸小旅行。
会社に行った振りして、途中下車して朝マック。
で、竜樹さんを迎えに行って2人で神戸に向かう。
…予定だった。
私、朝から胃痛が局地でとても体を起こせなかった(>_<)
仕方なく、昼前に荷物を持って家を出る。
朝早くに家を出て、きれいな空気の中を会社に行かずに別の場所へ向かうってのが自分的に大好きなのに。
朝からこけてまう(-_-)

昼前に竜樹さんに連絡して、駅まで迎えに来てもらう。
ポータブルのカーナビをセットして、さぁ出発。
さすが平日。道はすいてて、大きな渋滞に引っ掛かることなく三宮入。
…しかし、またも躓いた(-_-;)

三宮に入ったはいいけど、宿泊するホテルに辿り着けない(>_<)
もう今年で3回目だというのに、未だに道を覚えてない。竜樹氏はカーナビを見直して、指示通り進んでいくけど、ホテルはどんどん遠ざかってく(>_<)
何となく私が覚えてる道と違うので、「この通り左に入ったら、ホテルの前に出れる気がするんですが…」と恐る恐る(笑)進言してその通りしてもらったら、すぐ着いた。
「霄の記憶力ってすごいなぁ。細かいとこはナビに頼るより、人の目に頼った方がええねんなぁ」
そう誉められて、かんなり機嫌がよくなった。

部屋に着いて、窓から見える景色を眺めてはしゃぎ、夕食とルミナリエの散策の話をしてるうちに、どういう訳かじゃれあってしまう(^^ゞ

ひとしきりじゃれあって、食事に出かけることに。
ルミナリエ会場に近い、大丸周辺で食べようかという話だったけど、すごい混雑が予想されたので、モザイクに出かけることにする。
「去年、ここ突っ切って行ったよね」
「今よりもっと体調が悪かったのに、よぉ歩けたよなぁ」
去年のことを懐かしみながら、二人で歩く。

「最近、雑誌でよくとりあげられてる韓国鍋食べようか?鍋料理やったらお酒も飲めるし」
私の提案に竜樹さんも乗ったので、韓国鍋を食べる。
ところが、鍋が出来るまでお酒を飲むしかなかったのと、鍋が余りに辛かったせいか、竜樹さんが調子を悪くした。(私は全然平気だったのだけど)
急遽ホテルに戻り、楽なカッコにさせて、休んでもらった。
…自分が提案して、体調崩させてしまったらやっぱ責任感じる。


「霄、もう大丈夫だからルミナリエ見に行こう」

そう言って、竜樹さんに起こされる。
彼の様子を見てるうちに寝てしまってた(-_-;)
眠くてぐずぐずしてると、竜樹さんに怒られた。
体調損ねるのは仕方ないって思うから何も言わないけど、何で私ばっかり怒られるわけ?
そう思うとめちゃめちゃ頭に来て、ホテルの外に出てから、竜樹氏を無視してすたすた歩いてってしまった。

何気に振り返ると竜樹氏は来ない。
「あ〜、怒って帰ったな」
そう思って、一人で会場に向かおうとしたら後から竜樹氏がやってきた。
「何すたすた歩いてんねん?もう帰ったろかと思ったわ」
と言って、一緒に会場に向かおうとする。
「あなたにも思うとこがあるでしょうけど、私にも思うとこあるよ。言わへんけど」
そう言う私に、
「なんでもかんでも言えばええ訳やないやろ」
と答える竜樹氏。
「人間の頭はつながれへんねんから、言わなかったら一生判らへんわ」
そうは思ったけど、とりあえず黙って一緒に会場に向かった。


会場に着いて、フロントーネ(ルミナリエのスタート地点にあるゲートのこと)を見た途端、竜樹さんも私も綺麗さに感激して、それまでの険悪さがなくなる。
「今年も来てよかったなぁ」
「うん、よかったね」
そう言いながら、歩き始める。

竜樹さんは写真を撮るのが好きで、あっちこっちでシャッターを切ってる。
「霄、こっちに立って」
と指示しては、写真を撮ってくれる。
メイン会場に着くまで、ずっとその調子(-_-)
何かちょっと物足りない気がしてんけど…

メイン会場に着くと、今まで見たことがない形のズッパリエーラ(「光の壁掛け」という意味だそうです)。例年ここに来ると、「ガレリアは綺麗なのに、メイン会場はイマイチやなぁ」って言い合うんだけど、今年のはすごい。円形で円の中に入るとものすごい明るい。

「2人で一緒に写真が撮れたらいいな」

そう思ったけど、竜樹氏は勝手に写真を撮ってる。
ああなってしまうと何言っても無駄なので、「誰かに撮ってもらおうよ」とは言わなかった。
彼はそれに気づくことなく、私をあちらこちらに立たせては写真を撮ってる。

「もしかして、一緒にいることの証を残したくないのかな?」

何となくそう思うと、ちょっと悲しくもあったけど。
そのくせ、「『ルミナリエ記念プリクラ』撮りに行こう」って言ってみたり、「お揃いにしよう」って言って携帯ストラップ買って渡してくれたり。
…5年一緒にいるけど、未だにあなたの考えはよくわかりません、竜樹さん。

一緒に帰るとき、竜樹さんは「霄がホテルを押さえてくれて、いろいろ準備してくれたおかげで、すごく楽しかった。ありがとう」って言ってくれた。

それがとても嬉しかった。

≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
…実は、この後かなりへこむようなことがあったのです。
その話は日付変わって3時過ぎまで続いたので、翌日の日記の方に回します。


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