ルミナリエ開幕
2000年12月12日今夕、今世紀最後のルミナリエが始まったらしい。
尤も私の職場ではそんなロマンチックな話より「平成12年12月12日は平成最後のフィーバーの日。切符を買いに行けぇ」という話題がメイン。とどめは「12時12分の切符を買って来い」という指令まで下る有様(爆)
ホント、おじさんばっかの会社って、ねぇ(笑)
(そう言いつつ平成10年10月10日の切符を未だに持ってるよ、私(^^ゞ)
今年のルミナリエも竜樹さんと行く予定。3年前から2人のイベントの一つに加わった。
別に毎年素晴らしいからという訳ではなく(年によって当たり外れはあります)、2人にとってプレクリスマス的なイベントの意味合いが強い。
彼がまだ元気だった頃、この時期滅茶苦茶忙しかった。なぜならクリスマスイブは冬期講習初日。
こんな日に「彼女とイブ過ごさんなんので、仕事休みまっさ♪」なんて言ったらマジでクビ食らうか軟禁されるかのどちらか(爆)
…一緒にい始めた頃はとても悲しかった。
いくら私が甘えたでも、仕事の邪魔するわけにはいかない。しゃぁない、我慢せんならんなぁと思ってた。
ところが、彼は12月の初めにプレゼントとディナーを用意してくれた(゜o゜)
「イブの日は講習会初日で外せないし、外せても他のカップルに囲まれてたら冷めてまう。どうせなら二人だけのイベントにした方がいいと思って」
そう言ってレストランの人に相談して、かなり早めのクリスマスディナーを作ってもらうように手配してくれてた。マジでびっくり。
体調悪くしてからは、あんまり遠出が出来ないので、「近場で情緒的なもの」を探した結果、ルミナリエに落ち着いた。
車で行っても電車で行っても日帰りはしんどいし、おまけに外はめっちゃ寒い。病気抱えた竜樹さんには厳しいイベントだったので、翌年から宿泊先押さえて小さな旅行仕立てにしてみたら、ゆっくり2人だけの時間が作れてよかった。
それ以来、毎年ルミナリエ小旅行をすることになっている。
…そういやルミナリエって、地震のあった年の終わりに始まったんだよね。
あの地震のあった年の春から、私たちは一緒にいるようになった。
あの地震がなかったら、私は当時付き合ってた別の人と何となく結婚してただろう。竜樹さんは別れようとしてた彼女を完全に切り捨てられずに、一緒にいつづけてたのかもしれない。
多くの人の命が消え、いろんなものが壊れた時に二人の関係は始まった。
それからいろんなものを捨てたり拾ったりしながら、未だに一緒にいる。
今年もまた、2人であの灯りの下をくぐる。
毎年、いろいろなことに思いを馳せながら、手を繋いで歩く。
私たちが捨ててきたもの(少なくとも「私が捨ててきたもの」)に対して心が痛まずにいられることは少ないけど、そんな痛さも抱えたままで構わないから、あの人を抱えていられますように。あの人に抱えてもらえますように。
そして、最近突出してきた私の我侭で彼のことを傷つけませんように。
そう願いながら、今年はあの光の中を歩こう。
…新しい世紀も彼と2人で歩けますように…
尤も私の職場ではそんなロマンチックな話より「平成12年12月12日は平成最後のフィーバーの日。切符を買いに行けぇ」という話題がメイン。とどめは「12時12分の切符を買って来い」という指令まで下る有様(爆)
ホント、おじさんばっかの会社って、ねぇ(笑)
(そう言いつつ平成10年10月10日の切符を未だに持ってるよ、私(^^ゞ)
今年のルミナリエも竜樹さんと行く予定。3年前から2人のイベントの一つに加わった。
別に毎年素晴らしいからという訳ではなく(年によって当たり外れはあります)、2人にとってプレクリスマス的なイベントの意味合いが強い。
彼がまだ元気だった頃、この時期滅茶苦茶忙しかった。なぜならクリスマスイブは冬期講習初日。
こんな日に「彼女とイブ過ごさんなんので、仕事休みまっさ♪」なんて言ったらマジでクビ食らうか軟禁されるかのどちらか(爆)
…一緒にい始めた頃はとても悲しかった。
いくら私が甘えたでも、仕事の邪魔するわけにはいかない。しゃぁない、我慢せんならんなぁと思ってた。
ところが、彼は12月の初めにプレゼントとディナーを用意してくれた(゜o゜)
「イブの日は講習会初日で外せないし、外せても他のカップルに囲まれてたら冷めてまう。どうせなら二人だけのイベントにした方がいいと思って」
そう言ってレストランの人に相談して、かなり早めのクリスマスディナーを作ってもらうように手配してくれてた。マジでびっくり。
体調悪くしてからは、あんまり遠出が出来ないので、「近場で情緒的なもの」を探した結果、ルミナリエに落ち着いた。
車で行っても電車で行っても日帰りはしんどいし、おまけに外はめっちゃ寒い。病気抱えた竜樹さんには厳しいイベントだったので、翌年から宿泊先押さえて小さな旅行仕立てにしてみたら、ゆっくり2人だけの時間が作れてよかった。
それ以来、毎年ルミナリエ小旅行をすることになっている。
…そういやルミナリエって、地震のあった年の終わりに始まったんだよね。
あの地震のあった年の春から、私たちは一緒にいるようになった。
あの地震がなかったら、私は当時付き合ってた別の人と何となく結婚してただろう。竜樹さんは別れようとしてた彼女を完全に切り捨てられずに、一緒にいつづけてたのかもしれない。
多くの人の命が消え、いろんなものが壊れた時に二人の関係は始まった。
それからいろんなものを捨てたり拾ったりしながら、未だに一緒にいる。
今年もまた、2人であの灯りの下をくぐる。
毎年、いろいろなことに思いを馳せながら、手を繋いで歩く。
私たちが捨ててきたもの(少なくとも「私が捨ててきたもの」)に対して心が痛まずにいられることは少ないけど、そんな痛さも抱えたままで構わないから、あの人を抱えていられますように。あの人に抱えてもらえますように。
そして、最近突出してきた私の我侭で彼のことを傷つけませんように。
そう願いながら、今年はあの光の中を歩こう。
…新しい世紀も彼と2人で歩けますように…
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