ティファの気持ち
2000年12月11日あれからもうすぐ2年経つんだね。
ティファが私たちの前から突然いなくなったのは、こんな寒い日。
最後に見た朝、少ししんどそうにしてたけど、いつものように「帰ってきたら遊んでね♪」って顔して出かける私たちを見送った。
…結局、二度と遊んであげることは出来なくなってしまったけど。
あの時、「もうダメ、しんどいよう」ってそぶりを見せてくれてたなら、私も父もみんな会社になんか行かずにティファのために必死になって何とかしようとすることが出来たのに。ずっとそう思ってた。
いつも我侭だったティファ。
みんなに構ってもらいたがったくせに、構われたくない時はまったく人を寄せ付けなかった。好きなものは好き、嫌いなものは嫌い、ホント徹底してた。
なのに、あの日ティファは誰にも助けを求めなかった。
大嫌いなお医者さんに連れて行くときも抵抗せず、お医者さんの前ではいかにも元気そうに見せたというティファ。
何でそんな無理をしたのか、わからないまま時間だけが過ぎた。
でも、今なら少しわかるよ。
ティファはみんなに心配かけたくなかったんだよね。
何処までも不器用だったんだと、今になってよくわかる。
それほど私たちを大切に想ってくれてたんだね。
どんなに心が痛くても、辛くても竜樹さんの前では平気そうな顔をする私。
「あなたのためにしてるんじゃないよ。自分がしたいからやってるんだよ」
その言葉が口癖になったと気づいた時、ティファの気持ちがわかったんだよ。
誰かの「負担」になりたくなかったんだよね。
「負担」とか「負い目」とかそんなもののないところで愛して欲しかったんだよね。きっと。
本当はね、今でも私たちにしんどいってこと教えて欲しかったって思ってる。
でもね、ティファの気持ちわかるから、それを思い返して泣くのはもうやめるね。
もしこの先、竜樹さんの前で「自分がやりたくてやってるんだよ」って口にして心が少し痛むことがあったら、そばに来て私の手をそっと舐めてね。
私が家でたった一人で泣いてた時、そっとそうしてくれたみたいに。
あなたがそうしてくれた時、ひとりでに涙が引いてったみたいに心の痛みすら引いてくような気がするから。
おやすみ、ティファ。
これからもずっと愛してるよ。
竜樹さんと同じくらい愛してるよ。
ティファが私たちの前から突然いなくなったのは、こんな寒い日。
最後に見た朝、少ししんどそうにしてたけど、いつものように「帰ってきたら遊んでね♪」って顔して出かける私たちを見送った。
…結局、二度と遊んであげることは出来なくなってしまったけど。
あの時、「もうダメ、しんどいよう」ってそぶりを見せてくれてたなら、私も父もみんな会社になんか行かずにティファのために必死になって何とかしようとすることが出来たのに。ずっとそう思ってた。
いつも我侭だったティファ。
みんなに構ってもらいたがったくせに、構われたくない時はまったく人を寄せ付けなかった。好きなものは好き、嫌いなものは嫌い、ホント徹底してた。
なのに、あの日ティファは誰にも助けを求めなかった。
大嫌いなお医者さんに連れて行くときも抵抗せず、お医者さんの前ではいかにも元気そうに見せたというティファ。
何でそんな無理をしたのか、わからないまま時間だけが過ぎた。
でも、今なら少しわかるよ。
ティファはみんなに心配かけたくなかったんだよね。
何処までも不器用だったんだと、今になってよくわかる。
それほど私たちを大切に想ってくれてたんだね。
どんなに心が痛くても、辛くても竜樹さんの前では平気そうな顔をする私。
「あなたのためにしてるんじゃないよ。自分がしたいからやってるんだよ」
その言葉が口癖になったと気づいた時、ティファの気持ちがわかったんだよ。
誰かの「負担」になりたくなかったんだよね。
「負担」とか「負い目」とかそんなもののないところで愛して欲しかったんだよね。きっと。
本当はね、今でも私たちにしんどいってこと教えて欲しかったって思ってる。
でもね、ティファの気持ちわかるから、それを思い返して泣くのはもうやめるね。
もしこの先、竜樹さんの前で「自分がやりたくてやってるんだよ」って口にして心が少し痛むことがあったら、そばに来て私の手をそっと舐めてね。
私が家でたった一人で泣いてた時、そっとそうしてくれたみたいに。
あなたがそうしてくれた時、ひとりでに涙が引いてったみたいに心の痛みすら引いてくような気がするから。
おやすみ、ティファ。
これからもずっと愛してるよ。
竜樹さんと同じくらい愛してるよ。
コメント