これからも自分の意志で…

昨日、自宅に羽根布団が届いたので包まって寝たら、嫌な夢一つ見ることなく気分よく起きれた。
最近、竜樹さんとゆっくりくっついていないから、寒さでまいってたのね（爆）
平日の朝恒例の胃痛もなかったので、竜樹さんから貰った（彼が着たおした）セーターを着て会社に行く。（彼の着てたもの着て、だっこしてもらってる気分になるのは、気休めでしかないんだけどね）

会社には昔友達だった人が居る。入社してからお互いの彼のこととかいろいろ話してたけど、去年の今頃からパタッと話をしなくなり、それっきり口も聞かなくなった。
その人は同居してる彼にもよく尽くす人で、私みたいにあまり気のつかないものにとってはちょっとした憧れの人だったのだけど、たった一つだけひっかかりを感じることがあった。
それは、彼女が同居してる彼と喧嘩した次の日、決まって「家事とかヤツの世話とかしてやってんのに…」という冠付きで話し出すことだった。

「え、自分がしたくて彼の世話焼いてんちゃん?」

そう言いそうになるのを抑えながら1年半が過ぎた。

私は基本的に「自分の意志」で何でもしたい人。
例えば、自分がずっと暖めてきた夢と竜樹さんとどちらか一つしか取れないとする。困った末に竜樹さんに話して「俺と一緒にいろ」と言われて一緒にいることの方を選んでも、それは自分の意志。絶対「あの時、竜樹さんがやめろって言ったからやん！」って言わない、言いたくない。
彼が病に倒れ、周りがこぞって「そんなヤツとは別れろ」と言った時も、竜樹さん自身が「こんなんでは幸せにしてやれないから別れよう」と言った時も、自分が竜樹さんのそばにいたいから離れずにいた。（もしかしたら、それはめっちゃはた迷惑な話だったのかもしれないけど…）
自分で決めて失敗してもそれは自分のせい。他人のせいにして言い訳するよりよっぽどいい。

…ふと我に返った。
「竜樹さんのせいにして、投げようとしてないか?」って。

竜樹さんの反応恐れて、中途半端にしか気持ちを伝えられないのも自分。彼に対して思いやりが足りないと力不足嘆くのも自分。苦しいと思っても、まだ一緒にいたいと思ってそうしてるのも自分。すべて自分の出した判断じゃない？
そう思うと、めげてた自分が少しバカらしくなった。「すべて放り出すのは、手を尽くしてからでも遅くないやん」って。


いつも気分的にへこむ時、大好きな竜樹さんの声を聞くと、それだけでへこんでることを忘れられる。
でも、竜樹さんの声を聞く前にある程度解決できたことを思うと、迷いの答えですら実は自分の中にあるんだなとヘンに感心してしまった。

今しがた、竜樹さんと電話で話したけど、今日も会話がかみ合わない。私に貸してた物をしばし返してもらいたいからという理由で明日会うことになったんだけど、明日竜樹さんが元気そうなら話してみようかな?
「今大変なのはわかるけど、一段落したら情緒的な話もしませんか?」って。

…何処までいっても、我侭だなぁ、私。
でも、向き合って関係がよくなっても悪くなってもそれは自分の出した結果。
機嫌よく結果を受け留めよう。